きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 北条鉄道

8年前に訪れた、北条鉄道・北条町駅。
単純折り返しではつまらないので、ちゃんと入場券を買って帰りました。

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昨日紹介した乗車券と同じく硬券ですが、サイズは一回り小さいB型硬券でした。
券紙は無地白色で、中段に赤帯が入るタイプです。

2年ほど前から発売している箱根登山鉄道の入場券と、券紙の色違いタイプですね。

この入場券の特徴はやはり、一部の文字で「旧字体」が使われていることでしょう。
「北」「150」「発売日1回…」と、4つの文字が旧字体です。
全体のフォーマットがシンプルですから、オリジナリティを出したかったのでしょうか?

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裏側の印刷内容は、券番号・社名・発行駅名の3つ。
こちらでもやはり、表面と同様に旧字体が登場しています。

現在、北条鉄道のWebサイトには、このような「普通入場券」の記述がありません。
情報を探ってみましたが、なかなか新しい情報が見つからず、この入場券の発売が続いているかどうかは、ちょっと分かりませんでした。

発売が継続していたとすると、当時の初乗り運賃150円と同料金だったことから、10月以降は160円に値上げとなるでしょう。
記念入場券などは年に何回か発売しているようですが、そちらに関しても、1枚単価が160円に変わる可能性が高いと思われます。

兵庫県小野市と加西市を結ぶ、全長13.6kmの第三セクター、北条鉄道北条線。
2011年11月、姫路市で開催された「B-1グランプリ」に参加した際に、乗ってきました。

…が(笑)。

「B-1グランプリ」で夕方前まで、たっぷりとご当地グルメを堪能していたので、北条鉄道に乗ったのは夜。。。
沿線風景とか、全く覚えてません(見えなかったけど…)。。。

というわけで、姫路から加古川経由で、北条鉄道の始発駅・粟生へ。
北条町まで乗り通し、すぐに折り返し。

北条鉄道の全8駅のうち、有人駅は終点の北条町だけなので、帰りの列車は乗車券を購入して乗りました。

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窓口発売の乗車券は、硬券でした。

券紙は硬券標準サイズのA型硬券に、自社の社紋を薄い青緑色で印刷。
券の大きさに余裕がある関係か、乗車区間(特に着駅)はやや大きめの文字でした。

全線の片道運賃は400円。
当時はまだ、消費税が5%の時代でしたから、現在(消費税8%)は410円に変更されています。
来週に迫った消費税増税(10%、10/1~)以降は、420円に改定されるようです。

そして、北条鉄道で唯一の改札鋏は、この「トンネル型(逆U字)」。
日付の印字は、この少し前までは普通の事務用スタンプだったようですが、この時までにダッチングマシン風日付印に変更されていました。

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裏面は、ワンマン運転に対応するため、乗車区間と券番号が印刷されていました。

この乗車から、早くも8年が経過。
北条鉄道の乗車券の現状を知ろうと、いろいろ検索してみたのですが…。
記念乗車券・入場券の情報が多く、硬券乗車券の現状を知ることができませんでした。

一番新しいもので、この乗車の3年後(つまり5年前)の硬券乗車券の情報は見つけましたが…。
今現在、どうなっているのかが気になるところです。

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