きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 三陸鉄道

三陸鉄道では入場券以外にも、窓口で普通乗車券を購入しました。
一部の主要駅では自動券売機もありますが、有人駅での乗車券購入は、硬券による発売が多いみたいです。

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乗車区間は、全て駅名表示式で印刷されています。
「から」「ゆき」の文字が、ちょっと古めかしい感じがして、ローカル線感が出ていますねぇ。

運賃と目的地の駅名がゴシック系、その他は明朝系のフォントを使用。
入場券では裏側への印刷だった、社名・発行駅名は表側に印刷されていました。

入場券が無地白色の紙だったのに対して、乗車券は水色の地紋があります。
「さんりく てつどう」の真ん中にあるマークは、社紋でしょうか?

盛から隣の陸前赤崎まで、1区間で260円。
運賃率が高いうえに、駅間が長いので、1区間の運賃も高くなります。

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裏側は、券番号のみの印刷。
表側に社名・発行駅名とあるので、これは当然かもしれません。

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他にも入場券同様、釜石・島越・久慈でも、乗車券を購入しました。

これら全て、初乗り区間です。
島越駅の場合は、逆方向(宮古方面)で隣の駅(小本、現:岩泉小本)までは310円区間となるので、同じ田野畑村の田野畑駅までで購入しました。

また、久慈駅から陸中宇部駅までの乗車券に、「料金変更」のゴム印が押されています。
この券の印刷時に300円だった運賃が、現在(~2019/9/30)は310円ですから、2014年の消費税率改定(5%→8%)の関係があるのでしょう。

ところで、この旅行に際して、当時の南リアス線・北リアス線の企画乗車券を購入したのですが…。
行方不明のため、画像がアップできません。

まぁ、見つかった時には、追って紹介しようと思います。

北日本旅行3日目、気仙沼線・大船渡線のBRTに乗車したあとは、三陸鉄道 南リアス線です。
今回は日程の都合上、南リアス線の途中下車はせず、釜石まで乗り通します。

BRTからの乗り継ぎの際に、窓口で入場券を購入しました。

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券種名「普通入場券」から、駅名・料金・注意事項2行の全5行構成で、硬券入場券としては一番よく目にするタイプですね。
表側はクリーム色の板目紙ではなく、白色のものでした。

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発行社名・駅名は、裏側に券番号とともに印字されていました。
券番号が0068と若いですが、盛駅における運行再開は前年4月なので、再開を機に刷りなおしたというわけではなさそうです。

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盛駅では、このような名刺・定期券サイズの台紙を付けてくれました。
こういうのって、手作り感があっていいですね。

この日は釜石駅でも入場券を購入し、花巻経由で盛岡泊まり。
翌朝、山田線で宮古へ向かい、北リアス線にも乗車しました。

北リアス線では、島越・田老で途中下車しましたが、田老駅は無人駅なので、入場券はありません。

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宮古駅の入場券がありません…。
元々、乗り継ぎに10分ちょっとしかなかったところ、山田線乗車中に緊急地震速報を受信しまして…(汗)。

緊急停止・安全確認と徐行運転の関係で、8分くらい遅れたんだったかな?
宮古駅での乗り継ぎが5分弱しかなく、それだけで精一杯でした。

てなわけで、宮古駅のJR入場券も、買えずじまいになってしまったんですよね。。。

ところで、久慈駅の入場券を見てみると、他の駅とごく小さな違いが見られます。
最下行の「旅客車内に立入ることはできません」の文字が、他の駅とフォントが違います。
印刷時期が違うのか、たまたま違う書体を使ってしまったのか、ミスなのか、ハッキリしたことは不明です。

また、盛駅・久慈駅はダッチングマシンで日付を印字しましたが、釜石駅・島越駅では事務用の日付ゴム印。
宮古駅での入場券が入手できていれば、もっと正確なことが言えたのでしょうけど、印字方法と駅の大小は無関係みたいですね。

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釜石駅でもらった台紙です。
この年の4月、東日本大震災から3年を経ての南リアス線運行再開を記念したものです。

画像だとサイズ感が分かりづらいですが、プレイガイドで発券するチケットくらいのサイズです。
紙質はもっと良くて、右下に記載の通り、水に強い紙のようです。

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