前回に引き続き、弘南鉄道のきっぷをもう1題。
大鰐線 中央弘前駅へ立ち寄った際、自動券売機で片道乗車券を購入しました。
片道乗車券の画像は、このブログでは紹介しませんが、券売機の横に気になる掲示があったのです。
「往復乗車券は窓口でお買い求めください」という趣旨のもの。
硬券入場券を買い求める際、どのようなものなのかを尋ねてみると…。

駅名補充の金額式片道乗車券(軟券)が出てきました。
問い合わせたところで、コレクターだと気付かれたのでしょうか、「1枚(片道分)でも発売しますよ?」と窓口係員さんに言われましたが、せっかくなので往復で発券してもらいました。
駅名・日付・社名は、ひとまとめになった事務用スタンプ(?)を使用。
「発売当日限り有効」という券面記載事項を打ち消すため、「往復/2日間有効」というゴム印が用意されていました。
それにしても、往路券・復路券とも、全く同一の券面というのは、何とも面白いですね。
これに近いところだと、近江鉄道が「ゆき/米原→160円区間」「かえり/米原←160円区間」というような様式の往復乗車券ですが、往路券・復路券は区別していますからね。
地紋は青色で、「BJR てつどう じどうしゃ」の文字が。
「PJR てつどう」はよく見かけますが、このパターンには初めて遭遇したと思います。

乗車券の裏側です。
上のほうでまとめて止めているため、下の券からちぎって発券していくようです。
窓口を覗いた感じでは、縦に10枚くらいの回数券状になっているようでした。