きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: JR西日本

ちょっと古いネタですが、平成23年に関西・名古屋へ出掛けた時に使った乗車券です。

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JR西日本 天王寺駅から、京阪電鉄 藤森駅への連絡乗車券を、マルスで発行してもらいました。
乗車の前日、発駅の天王寺駅で購入しましたが、窓口係員さんはごく普通の対応。
一応、連絡運輸の規定を確認して、マルスに入力して…普通に発券して頂けました。
(※クレジット払い希望などと申し出る方が、受け入れてくれそうな気もします)

経由は、大阪環状線・京橋駅・京阪線。
私自身、JRから京阪への連絡乗車券をマルスで発券してもらったのは、これが初めてです。

JRの青い大きな乗車券に、「京阪線」の文字…。
何だかいいなぁ(笑)。←隠れ京阪ファンw

下車駅の藤森では、記念の持ち帰り希望を申し出たところ、こんな無効印を押してくれました。
関東地区だと、このような縦長の無効印って、ほぼ目にしないから新鮮ですね。
今回はマルス券だからよかったけど、エドモンソン券だと、券の半分くらいを無効印が占めそうですね。

ちなみに、京阪電鉄 藤森駅は、高速バス本線バス停の「京都深草」の最寄り駅のひとつです。
近鉄・京都市営地下鉄の竹田駅からも歩いて行けますが、こちらのほうが近いです。
実際、この時も藤森~京都深草を歩き、名古屋ゆきの高速バスへ乗りました。

「じゃあ、大阪から高速バス乗りゃあよかったじゃん!」

と突っ込まれそうですが、そこはご愛敬で(^^;
(※もしかしたら当時、京都発新名神経由の便が、昼にもあったのかもしれません。現在は夕方以降の4便がある)

金沢での観光などを終え、旅行4日目の行程は、あと2つ。
まずは北陸新幹線〔はくたか〕に乗り、大宮へ向かいます。

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券面の内容に関しては、同じことの繰り返しになるので、詳しくは書きません。
ただひとつ、大宮駅着時刻の「乗継」という文字が、【新幹線の前後に同時購入した在来線特急券】が存在することを示しています。

夕方の〔はくたか576号〕は、途中の軽井沢までは各駅に停車。
途中の上越妙高で、JR西日本区間からJR東日本区間へ入りますが、長野で乗務員が交代します。
金沢で買った駅弁を食べてたり、ちょっとゆっくりしていたら、あっという間の2時間44分でした。

大宮駅では、もちろん特急券の持ち帰り希望の旨を、改札係員に伝えます。
すると、以前のようなテキストのみの無効印ではなく、イラスト入りの乗車記念印を押してもらえました。
題材は、武蔵一ノ宮氷川神社の鳥居と、新幹線〔こまち〕のE6系(だと思います)でした。

ちなみに…

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車両は、残念ながら(?)、JR東日本所属のE7系でした。
西日本のW7系に乗りたかったなぁ…。(E7と大差ないけどw)

日本“約”半周の旅は、早くも前半戦の最終日・4日目。
この日は福知山を出て、若狭湾沿岸を東進、金沢で観光と北陸鉄道の乗りつぶしのあと、新幹線で福島へ向かいます。

山陰本線から、舞鶴線・小浜線を経て、お昼前に敦賀駅に到着。
気比の松原などの観光名所もある街ですが、今回は乗り換えのみでした。

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乗車したのは、名古屋始発の特急〔しらさぎ5号〕です。

敦賀から金沢まで、営業距離では130.7km。所要時間は1時間22分。
表定速度を計算すると、時速約95kmという俊足っぷりです。

列車は敦賀を出発すると、次の南今庄駅までの間で、北陸トンネルを通過します。
北陸トンネルは全長13.9km(※青函トンネルの約1/4)ほどあり、特急列車での通過所要時間は約7分。
その間、通信機器が使えなくなる旨を伝える案内放送は、(個人的には)北陸線特急名物だと思っています(笑)。

そこはさておき、特急券のお話へ。

特急券の種別に関しては、これまで何度も触れてきているので、詳細は略します。
今回は「A特急料金」適用区間なので、券種名は「特急券」です。

次に、「□乗継」について。
東海道・山陽新幹線の大半の駅や、九州新幹線を除く特定の新幹線停車駅では、在来線特急との「乗り継ぎ割引」が適用になるケースがあります。
詳細なルールについては略しますが、今回は乗り継ぎ割引が適用となる金沢駅で、当日中に在来線特急から新幹線へ乗り継ぐ特急券を、予め購入していました。
新幹線の特急料金は割引になりませんが、在来線側の特急料金が乗り継ぎ割引により、半額になるというものです(乗換駅での改札出場は可)。
この〔しらさぎ〕の特急料金も、通常料金は2,350円ですが、夕方の〔はくたか〕の特急券を同時購入したので、半額(端数切り捨て)の1,170円になりました。

そして、「□乗変」について。
これは「乗車変更」といって、当初発券していた指定列車から、乗車列車を変更したことを示します。
指定席関係の乗車変更は原則として1回のみ、無手数料で受け付けてくれるので、「この次変更するときは、手数料を払っていったん払い戻しになりますよ」という意味で、この印が印字されます。
(※余談ですが、当初は〔しらさぎ5号〕の数分後に続行している、〔サンダーバード15号〕へ乗る予定でした)

これに関連して、上段右端に「2日以内に変更」と印字されました。
これは、当初の指定列車発車日の3日前以前と2日前以降では、手数料率が変わってくるためです。
この印字があることで、発売中のどの指定券に変更しても、以降の変更は2日前以降の手数料で扱われるということです(※たぶんw)。
また、当初の発券情報や、変更に伴う差額の有無などが、下段に赤で印字されました。

で、ビックリしたのは、「JR西日本」の券紙(地紋が「JR W」)に、JR東日本グループ会社発行のクレジットカード利用の証跡である「□東C」が印字されています。
これもどうやら、当初の発券情報をもとに印字されるもののようで、実際、最初に購入したのは渋谷駅のみどりの窓口で、ビューカードによる決済を行っていました。

切符の世界、奥が深いですね。
いろんなところで、いろんなことをしてみると、いろんなことが起きるものです(笑)。

特急〔スーパーまつかぜ〕は、山陰本線の益田・米子~鳥取を結ぶ列車です。
〔スーパーおき〕が山口線新山口駅発着である点が、この列車と異なる点です。

〔スーパーまつかぜ〕は、全列車が鳥取駅へ乗り入れますが、西側の始発・終着駅は特徴的。
基本的には益田駅発着ですが、一部の便は鳥取県内のみを横断する米子発着の短距離便。

今回乗車したのは、米子発鳥取ゆきの〔スーパーまつかぜ8号〕でした。

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鳥取県西部の米子を出発すると、県中部の倉吉に停まったあと、県東部の鳥取大学前・鳥取に停まります。

米子から鳥取まで、営業距離は92.7km。
この列車の所要時間が70分ですから、表定速度は80km/h弱です。
気動車特急としては、だいぶ速いほうではないでしょうか。
(※所要時間は、これより早かったり遅かったりする列車があります)

特急券のことについては、先日の〔スーパーおき〕のものと基本的に内容が同じなので、省略します。
米子駅の改札印、鳥取鉄道部の検札印、(鳥取駅の)乗車記念・使用済み印と、3つのスタンプが券面に残りました。

ところで、この〔スーパーまつかぜ8号〕ですが…。

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前日、〔スーパーおき6号〕で乗ったのと同じ、「いわみキャラクタートレイン」での運行でした。
車両運用は毎日変わりますが、〔スーパーおき〕で鳥取に到着後、翌朝(この日)〔スーパーまつかぜ〕で米子まで運転し、その折り返しの鳥取ゆきとなったようでした。

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車内では、米子駅で買った駅弁を昼食にしました。
「鳥取牛めし弁当」、食べて終えてちょっと景色を見ていたら、あっという間に鳥取に到着しました。
こんな短距離区間の特急ですが、わりと乗車率は高かったです。

旅の3日目、ようやくJRの行程が始動です。

この日は主に、鳥取県内で2つの目的を設定していました。

まず最初は、午前中に米子市内の郵便局めぐり。
境線の乗りつぶしで、境港に行く計画もありましたが、時間の都合で断念しました。

次に、鳥取砂丘での観光です。
これは、まぁ、、、きっぷブログですので割愛します(笑)。

というわけで、米子・鳥取を経由し、宿泊地の福知山まで、乗り継ぎの旅です。

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〔スーパーおき〕の特急券の時も書きましたが、浜坂以西の山陰本線はA特急料金が適用になるので、券種名は「自由席特急券」です。
もちろん、列車・座席指定がありませんから、「1日間有効」「1回限り有効」となっています。

さて、最初の目的地は米子でしたが、特急券は松江まで。
〔やくも〕は米子(伯耆大山)で山陰本線から分岐し、岡山へ向かうので、当然米子には停まります。

今回は特急料金をケチって、松江までにしました。
出雲市発の場合、松江までが50kmまでの料金、安来からが100kmまでの料金になります。(※値段差は430円)
また、松江で普通 新見ゆきに接続することと、米子市内で時間が余りすぎないようにするためでもありました。

また、列車指定がありませんから、〔スーパーおき〕〔スーパーまつかぜ〕の自由席にも乗車できます。

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出雲市9:34発、特急〔やくも12号〕。
原則として〔やくも〕の全列車は、381系の4両編成で運転されます。
原型の381系車両ではなく、リニューアルした車両だそうですが、個人的には乗り心地が好みではありませんでした(>_<)

ちなみにこの日、岡山駅で架線トラブルがあったようで…

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約1時間後の〔やくも14号〕が、全区間運休になっていました。
タイミングがずれていたら、米子市内での計画が破たんするところでした(^^;

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