きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 京浜急行電鉄(京急)

昨日、神奈川県三浦市にある水族館「油壺マリンパーク」へ行って来ました。
通常の入園料は大人1800円ですが、施設側の諸事情により一部ショーが中止となっている関係で、明日(2020/12/10)までは2割引となっているようです。

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1800×0.8=1080

…じゃないですね。
今回は通常の入園料ではなく、京浜急行電鉄で発売している「三浦半島1DAYきっぷ」の優待特典を利用しました。
館の名称のとおり、京急グループの一員でもあるため、観光のための鉄道利用者を優遇してくれているみたいですね。

券種名に「1DAY・2DAY 大人」とあるように、これがその優待特典の利用を示します。
優待価格は1080円となり、通常入園料の4割引という太っ腹さです。

また、入園券の購入には、各種クレジットカードのほか、交通系ICカードやWAONなどの電子マネーでの支払いが可能です。

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割引は有効期間内(2DAYきっぷの場合は利用開始翌日まで)で1回までなのでしょうか。
フリー区間+復路の「B券」片には、優待特典利用済みであるスタンプが押されました。
この画像だと分かりづらいですが、マリンパークのロゴマークが描かれています。

入園券の用紙はどうやら、いろいろな生き物の写真がランダムに出てくるロール紙のようです。
この券の枠はピンクなのに、券の下部が黄色になっている点が、それを物語っているように思えます。

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この子たちが目的の半分超でしたから、入園券の画像でコツメカワウソが出てくるあたり、引きが良すぎです(笑)。

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入園券の裏面には、注意事項が記載されていました。

≪補足情報≫
2月にも利用した「三浦半島1DAYきっぷ」ですが、今年10月から、路線バスのフリー区間が拡大しました。
西側は鎌倉駅・長谷大仏までの利用でしたが、大船駅・江の島まで利用できるようになりました。

逗子・葉山駅シリーズ、第3弾。
今回は、ICカード関連のものを2つ紹介して、最終回とします。

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まずは、Suicaへのチャージ代金領収書。
前回の乗車券領収書、以前のチャージ代金領収書と、変化はありません。
(※チャージ代金の領収書には、下のほうにカード番号が印字されます)
駅名についても、乗車券の領収書と同様に、「逗子・葉山」とフル駅名が全角文字相当サイズで印字されます。

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ICカードの利用履歴(ICカード残額ご利用明細)です。
ここ最近の私の行動が、丸裸になりました(笑)。

こちらの発行駅名も領収書と同じく、「逗子・葉山駅(券売機番号)発行」と全角文字サイズ相当で印字されました。
履歴の駅名は全角4文字が限度ですので、中点を除いた「逗子葉山」と印字されるようになっています。

逗子・葉山駅シリーズ、第2弾。
今回は、往復乗車券と入場券です。

いずれの券種も、過去の記事で詳細を書いていますので、今回はその点を略します。

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まずは往復乗車券。
区間(駅名)の表示スペースは、全角相当4文字分くらいあるようで、そこに均等に文字を並べているみたいです。
神武寺駅の文字サイズと比べると、やや幅が狭いのがよく分かります。

発行駅名の部分についても、概ね同じようなことが言えそうです。

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続いて入場券。
こちらもやはり、「駅 入場券」の文字に比べると、駅名の文字がやや狭めです。
どうやら入場券でも、基準サイズの文字で4文字分くらいのスペースが確保されているようです。

今月8日、横須賀スタジアムでの野球観戦の折に、京急の「逗子・葉山」駅へ行って来ました。
同駅は今年3/14のダイヤ改正に合わせて、「新逗子」駅から改称したものです。
同日には「仲木戸」駅を「京急東神奈川」駅に、「花月園前」駅を「花月総持寺」駅に変更するなど、全6駅の名前が変わりました。

新逗子駅については今年2月、金沢文庫駅以南の各駅乗り降り(ICカードチャージ)の際に訪れていましたが、駅名が変わったため、再度訪れることにしたところです。
ICカード関連の記事は、今後、日を改めて記事にする予定です。

ということで、まずは横浜駅から逗子・葉山駅へ向かいました。
羽田から来たエアポート急行へ乗って、約30分で着きます。

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横浜駅からのきっぷ運賃は320円、ICカード利用ならば314円です。
(JRで逗子まで行くと、それぞれ350円/346円)

京急の乗車券に関する詳細は、これまでに記事にしていますので、そちらを参照して下さい。
南口の改札口では、「無効/逗子・葉山」とフル駅名入りの無効印を使用していました。
確認していませんンが、北口の改札口でも、同じものを使っているかと思われます。

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こちらは、逗子・葉山駅発の片道乗車券。
これも勿論、駅名は「逗子・葉山」の1行表記で、ローマ字表記の2つの地名は、ハイフンで繋がれています。

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乗車券の領収書です。
羽田空港の(旧駅名における)2駅では、駅名の長さから、発行駅名が短縮されていましたが、こちらはたかだか5文字ですので、そのままの表示になっています。

日数が空いてしまいましたが、19日・20日の記事の続編です。
京急各駅乗り降りの旅で使った2つ目の切符は、今回の「三浦半島1DAYきっぷ」です。
この乗車券を使うと、京急全70駅のうち、32駅の乗り降りがカバーできるので、今回の企画ではマストな商品です。

▼「三浦半島1DAY/2DAYきっぷ」とは?
京急線の金沢文庫以南と、京急バスの三浦半島エリア主要路線が乗り降り自由となる企画乗車券。
有効期間に1日用・2日用の2タイプがあり、2日用は上大岡駅以南でのみ発売している。
(※1日用はフリー区間内でも購入可。泉岳寺駅では、1日用・2日用とも、発売を行っていません)
また、三浦半島内の京急系列の観光施設などで、割引・特典を受けられる施設がある。

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今回の「三浦半島1DAYきっぷ」は、「横浜1DAYきっぷ」の続き旅程のため、上大岡駅で購入しました。
フリー区間の入り口である金沢文庫駅までは5駅、快特だと1駅7分で着きます。

フリー区間外からの乗車なので、乗車券は2枚組で発行。
1枚目の「A券」は、フリー区間内で最初に降りる駅までに有効なもの。
2枚目の「B券」は、フリー区間内の乗降と帰りの乗車券がセットになったものです。

券面のフォーマットは、「横浜1DAYきっぷ」とよく似ています。
券種名の表記方法は同じで、「B券」の“フリー区間1日乗車”という言い回しも同じです。
右下1/4ほどのスペースに注意事項を記しているのも、「横浜1DAYきっぷ」と同じです。

ただし、前述のようにフリー区間外からの乗車ですから、その有効区間を付け加えた点が、いちばん大きな違いです。
JRでかつて発売していた「周遊きっぷ」のように、「A券」の着駅が入口駅となっていない点に、京急の個性が見られます。

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「横浜1DAYきっぷ」と同様、「三浦半島1DAY/2DAYきっぷ」に対しても、「ご案内」券が発券されます。
「詳細はチラシを…」という旨の記述がありますが、「横浜1DAYきっぷ」と違って、専用のチラシが各駅で用意されています。

余談ですが今回は…。
観光施設には一切お世話にならず、乗ってばかりの旅でした(^^;

近場だし、またゆっくりと行きたいエリアですね。

◆今回の利用明細(IC運賃との比較)

 【京急】上大岡→金沢文庫 199円
 【京急】金沢文庫→(4駅間)→新逗子 136円×4=544円
 【京急】新逗子→追浜 199円
 【京急】追浜→(10駅間)→浦賀 136円×10=1,360円
 【京急】浦賀→新大津 157円
 【京急】新大津→(7駅間)→三崎口 136円×7=952円
 【バス】三崎口駅→長井 242円
 【バス】横須賀市民病院→逗子駅 462円
 【バス】逗子駅→鎌倉駅 231円
 【バス】鎌倉駅→金沢八景駅 294円
 【京急】金沢八景→上大岡 242円

IC運賃合計 4,882円
企画乗車券発売額 1,320円   差額 ▲3,562円

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