きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 東葉高速鉄道

“フラッと船橋”最終回。
東葉高速鉄道 東海神駅にて、補充券の発券可否を問うたところ、ごくごく普通にOKを頂けました。

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地紋は「PJRてつどう」の水色。列車・座席指定欄がないタイプです。
新京成のように「入 鋏」とはなっていないですし、相鉄のように「○往」が中心にきていることもありません。

発行駅は前述の通り、東海神駅。
実際に乗車する区間である、西船橋までで発券をお願いしました。

ちなみに、実際に乗ったわりに「無効印がない」のは…。

押してもらうのを忘れました(笑)。
というか、西船橋から「小田急東京メトロパス」を使ったうえに、東葉高速線から大手町まで直通で乗り通してしまったので、押してもらうタイミングが、、、ね。

「小田急線の下車駅で押してもらえば?」と思われそうですが、メトロパスに無効印を押してもらっていたので、そのタイミングで出しそびれた、ってことです。

東葉高速鉄道の連絡運輸範囲的には、片道乗車券であれば、「下車前途無効」率は限りなく100%に近いと思われます。
ゴム印で「下車前途無効」と押してありますが、印刷でもよさそうですね。

日付については、「平成」を二重線で抹消し、訂正印として駅名小印を押してあります。
発行日は平成31年4月26日、元号が令和となるまでは、和暦で発券してほしかったですね。
(※現在は相鉄でも、この日付表示方法が採用されているものと思われます)

発券をお願いした際に、「日付が西暦ですけどよろしいですか?」と駅員氏。
やはり、和暦を求めて買いに来るコレクターさんが、一定数いるのでしょうね。

まぁ、斯くいう私も、和暦なら万々歳でしたが、今回は「東葉高速の補充券」(※コレクション第1号として)がほしかったまでなので。

明日からはいよいよ、改元・天皇即位記念券や、平成最後の日・令和最初の日のシリーズに入ります。
順調にいきますと、5/24までのネタがあります(笑)。

“フラッと船橋”のラストは、東葉高速鉄道の東海神駅へ。
東葉高速鉄道では、券売機で往復乗車券を発売していないので、片道乗車券を購入しました。

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雰囲気は京成電鉄の片道乗車券に似ていますが、小児券の表示が白黒反転しています。

ちなみに、東葉高速鉄道の券売機では、入場券は発売していません。
入場券は全て、改札窓口での発売(硬券、日付は西暦表示)です。

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乗車券の領収書。
対応する券番号を表示する点も、京成と同じです。
大人・小児の枚数内訳を表示するのは、私が知る限りでは、東葉高速だけかと思います。

※今回紹介する入場券は、現在は取り扱われていません。入場券は約5年前から全て、改札窓口で発売する硬券入場券に切り替わりました。

東葉高速鉄道では、5年前の消費税増税(H26.4.1、5%→8%)まで、改札窓口にて軟券の入場券を発売していました。
逆の言い方をしますと、増税による運賃・料金改定を機に、硬券入場券の発売が開始されたということです。

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券の大きさは、A型硬券と同じく、縦30mm×横57.5mmでした。
紙は無地白色で、やや厚めの上質紙と思われるものを使っていました。

面白い点としては、駅名が補充式である点でしょうか。
発売数が少なければ、全社で「1デザイン」の入場券を作成すればよいわけで、かなりのコスト削減につながると思います。

また、小児断線があるように、当時はまだ、小児専用券の設備はありませんでした。
硬券だとここに駅名が入っていますが、まぁ、小児券の需要も少ないでしょうし、自駅の集計だけできればいいわけですからね。
(っていう話を、弘南鉄道の入場券の時にもしたような…)

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裏側は、発行駅名と券番号だけを表示。
発行駅名も補充式ですから、この番号がそのまま、自駅の発売数とも限らないかもしれません。

千葉県のベッドタウンを走る東葉高速鉄道では、西船橋を除く各駅で、硬券の入場券を発売しています。
(※西船橋駅は東京メトロ管轄のため、東葉高速線関連では、自動券売機による乗車券発売のみを行っています)

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A型硬券で、地紋は「JPRてつどう」のオレンジ色。
活版印刷特有(?)の、微妙な線の曲がりとか、文字のかすれ具合や詰まり具合、いろいろな要素が見て取れます。

日付は残念ながら、ダッチングマシンでもなく、ダッチング風日付印でもなく、普通の事務用ゴム印。
入場料金は、初乗り運賃と同じく210円です。

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小児専用券もありまして、こちらの地紋は緑色。
「小」の文字だけでも判別できそうですが、オレンジと同系統の色のためか、より認識しやすい色を選んだと思われます。

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裏側には、券番号と自動改札利用不可の旨だけが、記載されています。

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村上~八千代緑が丘の大人券。
日付ゴム印の種類(大きさ)は、各駅で異なるようです。

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船橋日大前~東海神の大人券。
ダッチングマシンの日付の大きさだと、東葉勝田台・村上・東海神の日付くらいかと思いますが、やはりそのくらいの大きさのほうが、券面がスッキリした感じになるかな、と思いますね。

東葉高速線の硬券入場券は、各駅の改札窓口で発売しています。
日中は毎時4本の列車が運転されているので、全駅集めようとしても、3時間弱あれば十分に足ります。
西船橋から通しの切符を持っていれば、改札の外に出る必要もないですから、収集には向いているかなと思います。

参考までに。

【東葉高速】西船橋→東葉勝田台  IC運賃 627円  きっぷ運賃 630円
【京成】京成西船→勝田台  IC運賃 319円  きっぷ運賃 320円

※!!緊急のお知らせ!!※
現在も東葉高速鉄道では、硬券入場券の発売を行っていますが、日付が西暦表示に変わっているそうです。改元記念の購入の際は、ご注意下さい。2019/4/26 16:40、東海神駅改札係員に確認。4/29追記。

今日は、ちょっと古い切符を。
3年前の夏に、東葉高速鉄道が開業20周年を迎えた際に発売された、「東葉高速線 3日間きっぷ」です。

東葉高速鉄道東葉高速線は、千葉県内の西船橋駅~東葉勝田台駅を結ぶ、16.2kmの路線。
大半が東京メトロ東西線の直通列車として運行され、運賃が高いため、「東葉高額鉄道」などと揶揄されることも。

開業したのは平成8年4月ですが、夏休みに合わせて、記念の3日間きっぷが発売されました。

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このフォルム、まるでかつて発売していた、「青春18きっぷ」の常備券みたいですね。
調べてみると、東葉高速鉄道では、この手の記念乗車券はたまにあるようです。

発売額は2,000円。
全線通しの運賃が630円、初乗り運賃が210円なので、全線1往復半と1乗車で元が取れます。

利用期間は平成28年の8/11~17の6日間で、うち3日間を選んで乗ることができました。

この時は、東葉高速線の全駅下車&硬券入場券収集&郵便局めぐりを行いました。

「小田急東京メトロパス」を使い、九段下から東葉勝田台ゆきへ乗ったので、終点に着いたところで、こちらの切符を購入。
八千代緑が丘までの各駅で郵便局を回り、そのあとは硬券収集をして、1日目を終了。

2日目は小田急+東京メトロの回数券を使って、東葉高速線へ。
前日、時間切れで回り切れなかった郵便局を、北習志野から飯山満の各駅で回りました。

実は2日目、神宮球場で野球を観戦する予定でしたが、台風の接近(だったと思う)で中止に…。

3日目は、、、もう用事がないので、放棄しました。
だいいち、西船橋まで行くのが、軽く小旅行ですからね、私の場合。

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裏面には、注意事項と路線図、20周年ロゴマークなど。
「青春18きっぷ」と違って、複数名利用はできなかったのですね。

◆今回の利用明細(IC運賃との比較)

 西船橋→東葉勝田台 627円
 東葉勝田台→西船橋(8駅間) 1,730円
 西船橋→北習志野 432円
 北習志野→飯山満 206円
 飯山満→西船橋 288円

通常運賃合計 3,283円
乗車券発売額 2,000円   差額 ▲1,283円

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