きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 全日本空輸(ANA・全日空)

2010年夏現在、「手荷物を預けた場合」に発券される4種類の紙片(チケット)のうち、最後に発券されるのが「搭乗券」でした。

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感熱紙で発行されるもののため、10年の時を経て、経年劣化で大半が判別不能になりました(笑)。
そして、左から搭乗順に並べるつもりが、手違いで逆になりました…(;_;)

保安検査場で提示した「搭乗案内書」にあるQRコードを、今度は搭乗口にある改札機のバーコードリーダーへタッチすると、このような「搭乗券」が印刷されて出てきます。
2018年春現在では、概ね同様の方法で登場すると、これまた概ね同様のフォーマットで、「ご搭乗案内」という券が発券されるようになっています。

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こちらは、復路の那覇発羽田ゆきの搭乗券。

座席番号の右には、白抜き文字で「2階席/UPPER DECK」と印字されています。
現在、日本の国内線を運航する旅客機には、2階席がある機材はありません。
B747-400型機による運航だったようで、この時のほか、羽田発新千歳ゆきで1度搭乗したことがありました。

2010年9月の沖縄旅行の続きです。
搭乗手続き後に手荷物を預け、次は保安検査場へ向かいます。

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保安検査場のゲート手前では、「搭乗案内書」のQRコードをリーダーへ読み込ませると、このような「搭乗口案内」が発行されました。
2018年3月時点では、これは黄色い感熱紙に印刷された、「保安検査証」と名を変えました。

今回は、搭乗便が事前に予定されていた搭乗口から変更になったので、「搭乗口変更」という名の券で発券されました。
保安検査場から搭乗口までのみでしか用途がないこの券ですが、乗り継ぎ便の情報も提供されています。

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那覇から石垣へ向かう便(ANA1763便)の「搭乗口案内」。

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那覇から羽田へ戻る便(ANA132便)の「搭乗口案内」。
いずれも搭乗口は、予定通りのゲートでした。

各券片には注意事項として、「ご搭乗前に座席が変更になる場合があります。」とあるのですが、これ、私は一度だけ経験がありました。
急遽の機材変更などがあると、座席数が変わるなどの関係で、指定済みの座席番号が存在しないことがあり得ます。

暫くの間、新しいネタの入荷予定もないので、今日からまた、過去の旅の振り返りをしようと思います。

というわけで、今回は10年前の9月、友人(残念ながらですがw)と行った沖縄旅行編です。
友人氏にとっては(確か)2回目の、私にとっては初の沖縄県上陸でした。

まず、本編へ入っていく前に、この旅の概要です。
(※時刻のうちピンク色の到着時刻は、記録を残していないため、推定時刻です)

●1日目

 羽田6:35(ANA993)→那覇9:10 / 9:55(ANA1763)→石垣11:00

 バスで石垣港へ向かい、高速船で西表島へ。
 レンタカーで半日観光後、現地宿泊。

●2日目

 レンタカーで半日観光後、高速船で竹富島へ。
 2~3時間滞在後、高速船で石垣島へ。

 石垣17:35(JTA624)→那覇18:40

 那覇市中心部泊。

●3日目

 レンタカーで南城市・うるま市などを経て、本部町「沖縄美ら海水族館」へ。
 那覇市中心部連泊。

●4日目

 「ゆいレール」沿線の観光(国際通り・首里城正殿)など。

 那覇16:45(ANA132)→羽田19:20

石垣島と本島で3泊4日、正直、全然足りませんでした(笑)。

…っちゅーことで、まずは、ANA便のチケット関連、その1です。

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当時のANA便搭乗時には、やたらといろんなチケット(?)が発券されました。

今回、私自身の「羽田~那覇 往復」は、ANAのマイルで飛びました。
友人氏に関しては、マイル利用者の同行者割引である「いっしょにマイル割」で予約しました。
当時の「旅割」なんかよりも安く、12000円程度で飛べたような記憶があります。

まずは出発前、自動チェックイン機で搭乗手続きを済ませると、この「eチケット控」が発行されました。
往復の予約状況が、すべて確認できるような内容です。

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続いて、手荷物を預けたとき(?)に、こちらが発券されました。
もしかしたら、搭乗手続きの際に、手荷物があった関係で、同時に発券されたものだったかもしれません。
(※発行所の番号が違うので、おそらく前者のパターンだと思われる)
手荷物を預けた時点で、最初の「eチケット控」にあるQRコードでは、搭乗ができなくなるみたいです。

では、早朝出発の羽田空港、飛行機に乗りましょう!
…と、この先の出発空港で発券されたチケット類は、次回以降のお楽しみです。

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那覇空港で乗り継いだ、ANA1763便の「eチケット控」「搭乗案内書」。
右下の発行所の印字が示すように、いずれも羽田で搭乗手続きをした際に発行されたものです。

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こちらは、最終旅程である那覇から羽田便へ乗る前に発行された、「eチケット控」です。
往路と同様、こちらも全旅程が確認できるようになっており、終了した旅程には「使用済」と印字されていました。

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「eチケット控」「搭乗案内書」の裏面です。
左上に印刷されているように、それぞれ専用の用紙を用いていることが分かります。

各案内事項についても、パッと見るとほとんど同じですが、それぞれの用途にあった内容で書かれています。
「搭乗案内書」のほうには、便変更をした場合の裏書き欄も設けられています。

そういえば最近は、チケット実券を買って、飛行機に乗るということが、ほとんどありません。
私の場合、ANAアプリ・Webサイトで予約して、IC機能付きのANAカードでチケットレス搭乗するケースばかり。
この場合、2018年春現在、手荷物検査場で発行される「保安検査証」と、搭乗口で発券される「ご搭乗案内」の2枚がチケット代わりになります。

ここのところ、LCCを多用したり、そもそも飛行機に乗る機会がまるでないので、来年は空の旅を少しでも楽しみたいものです。

さて。(←いきなりww)
最近のきっぷ・チケット収集活動の報告が一通り終わりましたので、昨年以前の旅の記録をぼちぼちと。

まずは、当ブログで初となる、飛行機の搭乗券関連。

今回紹介しますのは、全日本空輸の「保安検査証」と「ご搭乗案内」。
昨年3月上旬、福岡へ行った際の帰りに、羽田ではなく、中部国際空港から帰った時のものです。

「ちょっと待って? 搭乗券は?」

って思われた方も、いるかと思います。
現在、ANA国内線では、「搭乗券」という名称のチケットはないようで、旅行会社などで購入した場合などでも、「eチケットお客様控え」という券を受け取ることになるようです。
また、パソコンなどからインターネット予約をした場合も、「eチケットお客様控え」を自分で印刷して持参するか、スマホアプリなどで取得することになります。
その「eチケットお客様控え」の二次元バーコード(QRコード)を、自動チェックイン機や搭乗手続きカウンターの端末にかざすことで、搭乗手続きが完了となる仕組みです。

ちなみに私は今回、「eチケットお客様控え」はありません。

JALは全く乗らないので分かりませんが、ANAの場合、「予約・購入・座席指定」の全てが完了している場合は、搭乗手続きをせずに保安検査場へ向かうことができる、「Skipサービス」が利用できます。
もっと言ってしまうと、今回はANAアプリ(おさいふケータイと紐付け済み)内で「予約・購入・座席指定」の全てを済ませたので、チケットレスで空港へ向かいました。

さらに突っ込むと…。
ANAカードで貯めたマイルを使って搭乗したので、今回は無賃搭乗です(笑)。

さ、前置きが長くなったので、本題に入りましょ。

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飛行機に乗る前には、まず保安検査を受けますね。
手荷物検査とか、金属探知ゲートを通ったりするわけですが、この検査場を通る前に、入口の端末にQRコードやICカードをかざして発行されるのが、この「保安検査証」です。

券面には、搭乗者氏名や予約に関する情報が書き込まれ、搭乗区間・搭乗口・座席番号まで記載があります。
座席番号のところに「窓側」と表示されているのが、なかなか親切だと思います。

区間名のうち、到着地が「名古屋/中部」と表示されています。
これは、旧名古屋空港(現在の県営名古屋空港、「名古屋/小牧」と表示)と区別するためですが、搭乗当時から現在に至るまで、ANAの名古屋/小牧便は設定されていません。

(余談ですが、中部国際空港も県営名古屋空港も、名古屋市にはありません。中部国際空港は常滑市、県営名古屋空港は豊山町〈イチロー氏の出身地〉です。後者、小牧市でもない。笑)
(さらに余談ですが、旧名古屋空港は一度だけ利用したことがあり、大学生の時に宮崎発名古屋ゆきで降りました。当時は中部国際空港がなかったので、到着地表記も「名古屋」でした)

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保安検査場を通過したら、出発ロビーでの時間待ちを経て、いよいよ搭乗です。

搭乗口の改札機には、QRコード・ICカードの兼用リーダーがあり、それにかざすとこの「ご搭乗案内」が発行され、搭乗口係員から手渡されます。
記載内容としては、「保安検査証」とほぼ同じですが、搭乗口通過後ですのでその記載はなく、座席番号が目立つように配慮されています。

今回搭乗した「ANA432便」は、一昨年~昨年の冬ダイヤまで、ボーイング737-500型機で運航されていました。
B737型機の中でも、ひときわ小さな機体でしたが、今回の搭乗は「この機種に乗りたくて!」というのもありました。

▽B737-500型機(JA305K、中部国際空港にて)
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エンジンにイルカの絵が描かれているように、「スーパードルフィン」の愛称で親しまれています。
沖縄の離島路線(宮古島・石垣島)をメインに使われたことから、この愛称がついたのだと思います。

そんなB737-500型機も、今年度だか来年度には退役するようです。

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