きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 西武鉄道

先日、西武多摩川線の乗り降りをしてきました。
ICカードへの「10円チャージ」もしまして、これで西武鉄道の全駅乗降が完了です。

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多摩川線は、全部で6駅のみの短い路線。
他の西武線と接続駅を持たない路線です。

以前、池袋線系統の乗り降りした際は、東急が発売する企画乗車券を利用しましたが、今回はふつうにSuicaで乗車。
駅数もこれだけですし、新宿か国分寺から武蔵境までは、必ずJRに乗らねばならない行程だったからです。

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利用履歴の下のほうが、西武多摩川線の各駅。
発行駅が小田急の登戸駅なのは、ご愛敬で(笑)。

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是政駅では、全駅乗降達成記念ということで、入場券を買いました。
詳しいことは掲載済みなので、省略します。

西武鉄道の券売機でも、一部を除く駅で往復乗車券を購入することが出来ます。

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発行日が2011年度末と、ちょっと古い券で申し訳ないです。
ただ、昨日の東急の記事と見比べて分かるように、全く同じフォーマットが採用されています。

この時は、多摩川線の武蔵境駅で、競艇場前駅までの往復券を購入。
現在の同路線については分かりかねますが、当時は往復券を含めた乗車券には、「入鋏省略」の文字が印字されていました。
現在は、武蔵境駅に自動改札を導入済み、他駅は未導入とのことなので、武蔵境駅発行の片道券は、この表示をしていない可能性もあるかと思います。

なお、先日池袋線系統の各駅下車をしてきたところですが、同系統及び新宿線系統の各駅では、西武球場前駅までの往復乗車券のみの発売。
本川越や西武秩父なども、往復の需要は十分にありそうな気もしますが、そこは自社色強めですね。
(ちなみに、西武球場前駅では往復券の発売なし)

【追記 6/15 10:25】
この乗車券の画像は、約7年半前のものです。
先日、西武多摩川線の各駅で券売機を確認したところ、現在は同線内での往復乗車券の発売は、行っていないようでした。

一連の西武線シリーズは、いったん今回で終了です。
その今回は、大手私鉄では券売機で購入できるのが珍しい、「定期券購入乗車券」です。

この切符、私はてっきり「定期券購入乗車」だと思っていたのですが、西武鉄道のWebサイトを確認してみると、タイトルの通り、「定期券購入乗車」が正式な名称のようです。
(※会社によって、名称が異なることも考えられます。ご了承下さい)

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おおまかなフォーマットとしては、自社線内の普通乗車券のうち、ローマ字部分を削って「定期券購入」の文字が印字されます。
その他は…、特に書くことはなさそうですね。

この定期券購入乗車券の利用用途ですが、かつては「定期券の発売を行わない駅から、発売駅へ向かうための乗車券(※往路用)」として位置付けられていたはずです。
多くの鉄道会社では、このような専用乗車券を発売せず、普通乗車券を購入して乗車し、定期券発売駅の改札口で申告し、証明印をもらうケースがあったかと思います。

しかし現在では、特に大手私鉄では多機能券売機の導入が進み、通勤定期券はどの駅でも購入可能なようになってきました。
さらに、通学定期券(※年度初め または 4/30を跨ぐ期間の発売)は通学証明が必要だった関係で、長らく定期券窓口がある駅へ行かねばなりませんでしたが、鉄道会社によっては窓口がない駅でも、改札係員などが証明を確認し、一時的に通学定期を発売可能なように券売機を設定してくれる(西武鉄道を含む)ところもあります。

こういった時代背景から、定期券購入乗車券も出番が激減していると思われますが、そうもいかないケースがあります。

Webサイトの定期券関連のページををさらに読んでみると、西武鉄道では、東吾野・正丸・遊園地西・西武園の4駅では、一部時間帯で定期券の購入が出来ないようです。
当該駅・時間帯に定期券を購入する場合には、定期券購入乗車券を購入したうえで、定期券発売駅で定期券を購入するように案内があります。

であれば、当該4駅だけが定期券購入乗車券を発売すればいいかと考える方もおられるでしょうが、もう1つのケースとして、「定期券の経路」が挙げられると思います。

定期券に限らず、JR東日本などの指定席券売機で、長距離の乗車券を買ったことがある方であれば分かるでしょう。
券売機で表示される「選択可能な経路」には、限りがありますから、その中に希望の経路がない場合は、やはり窓口で購入する必要が生じます。

こうしたことから、西武鉄道の定期券購入乗車券は、ある程度は(?)存在意義があるのかな、とも思います。

しかし、どうしても拭い去れない疑問がありまして…。

現在、西武鉄道の定期券発売窓口がある駅は、池袋・大泉学園・西武新宿・高田馬場・田無・所沢の6駅だけ。
前述の状況をまとめると、この6駅だけが着駅として選べればいい、もっと言えば、最寄りの2駅くらいでもいい(例えば練馬発なら、池袋と大泉学園など)かと思うのですが、何故か全区間が選択できるんですよね。

どなたか、疑問を解消して下さい(笑)。
西武鉄道のWebサイト記載事項だけでは、私には解決できません(^^;

昨日に続き、昨年、西武新宿線系統を乗り降りした際に買った、西武立川駅での収穫です。
今日は、入場券です。

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日付は左側に西暦表記、券番号と発売時刻を右側に配置。
券の中央に右に90度回転した▲は矢印の代わりで、その左に駅名と、右には「入場券」の文字。

…と、関東の私鉄では、最もよく目にするタイプの入場券ではないでしょうか。
少なくとも、小田急・東急・相鉄・京王・横浜高速あたりは、このフォーマットかと思います。
こういう比較って、1社ごとに画像を提示するよりは、縦に並べてみた方が、細かい違いに気付きそうですね。

昨日の記事で、「昨年以前の旅でも振り返って…」などと書きましたが、さっそく約束を破ります(笑)。
…と言うよりは、昨年行った西武新宿線系統の乗り降り旅で、買ってきた切符の紹介でもしようかと。

今回は、当日(2018年2月27日)の旅程の後半で降りた、拝島線の西武立川駅で購入したものです。

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まずは、自社線内の普通乗車券。

えぇ、特記事項なんて…、ありませんね(笑)。
関東の大手私鉄では、一番よく見かけるタイプの乗車券です。
日本語表記での駅名上にあるローマ字の駅名は、会社によって「大文字のみ」「先頭のみ大文字」と分かれますが、西武は後者のタイプです。

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こちらは連絡乗車券。
これも、特別に書くことはないですね。

西武立川駅を出発地として、拝島駅を経由し、JRの初乗り運賃区間まで。
別々に買うよりも、きっぷ運賃としては大人20円・小児10円安くなります。

西武と他社線の接続駅では、ほとんどの駅で乗り継ぎ割引が設定されていますが、東飯能駅だけは設定がありません。
相互の列車本数とか、駅間距離、他の交通機関の運行などが影響しているのでしょう。

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