新潟交通は、新潟県下越地域で路線バス事業を主体として行っている会社です。
バス事業だけでなく、子会社では様々な事業も手掛けています。

新潟駅や万代シテイを中心とした路線バスがメインですが、県内・県外の高速バスも、多く運行しています。

そんな新潟交通の路線バスでは、2011年春から、ICカード乗車券「りゅーと」を発行しています。
また、2013年春からは、Suicaなどの交通系ICカードも利用できるなど、日本海側唯一の政令指定都市にふさわしく(?)、路線バスのICカード利用率も高いそうです。
(ちなみに今年1月、「りゅーと」の流通枚数が20万枚に到達したそうです)

首都圏同様、ICカードの普及率が高まっている新潟交通の営業区域ですが、紙の回数券もまだまだ現役です。

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今回は(ほぼ)コレクション目的で、10円券を2冊購入してみました。
割引率はちょうど10%ですから、かつての関東地区の回数券・バスカードよりも、若干割引率が高めです。

以前、神奈川県内の神奈川中央交通・相鉄バスの回数券を紹介していますが、いずれも縦5枚綴りに表紙が付く形でした。
新潟交通の回数券は、ご覧のように、縦5枚×横2枚が1枚の紙で印刷され、その上に表紙が付くタイプ。
表紙の裏側には、自社グループの広告が入っているのも、なかなか珍しいポイントかと思います。

なお、この10円券以外にも、100円券・200円券(枚数・割引率は10円券と同じ)もあり、新潟駅前・万代シテイバスセンターの案内所や、各営業所で発売されています。