きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 伊豆箱根鉄道

天皇即位・改元記念券シリーズ、第2弾。
昨日に引き続き、伊豆箱根鉄道で発売された乗車券です。

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台紙の表面。
えんじ色の紙に、金色の装飾。何だか豪勢なイメージ。
(ちなみに、駿豆線のものは青+金で、完売済み)

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台紙の中面には、左側に開業からの沿線風景など、右側には主に乗車券をセット。

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セットされていた乗車券は、上から順にこの3種類。

大きさは記念券では最もポピュラーなD型硬券で、「PJRてつどう」の水色の地紋を印刷。
日付は左端に、ダッチングマシン風で印刷され、日付は“改元”に合わせて5/1でした。
各乗車券に印刷されている写真は、台紙中面の左側に登場しているものの中から3種類。

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乗車券の裏面は、券番号と注意事項、発行駅名などを印刷。

このタイプの往復乗車券って、初めて手にしましたが、往路券・復路券とも、ちゃんとそれぞれに注意事項が印刷されるんですね。
「券面表記にかかわらず」っていう言い回しも、初めて見たような気がします。

なお、既に発売を終えた「天皇陛下御即位記念2日間フリー乗車券」を含め、大雄山線小田原駅では、駿豆線のものも発売していました。
事前にその旨を知っていれば、ちゃんと予算を用意して買ったのですが…。
(まぁ、私自身が勝手に、「各路線分のみ発売」と思いこんでいた(決めつけていた、疑う余地もなかった)のもあったのですがね^^;)

改元から早くも7日が経過しました。
そろそろ「令和」という元号も、馴染んできた頃でしょうか。

今回の改元は、202年ぶりに天皇が生前退位されたことによるもので、国を挙げてお祝いムードが高まりました。
国民としてだけではなく、いろいろな企業でも「令和商戦」が繰り広げられました。

鉄道会社もその例に漏れず、各社で「天皇陛下御即位記念」「改元記念」のきっぷが発売されました。

というわけで今回は、4/30に購入した伊豆箱根鉄道の記念乗車券です。

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こちらの台紙に、D型硬券を1枚セットしたものが、540円で発売されました。

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日付は、ダッチングマシン風の印刷で、左端に「平成31年4月30日」、右端に「令和元(1)年5月1日」と表示。
細かいことですが、個人的には5/1の印刷は、ダッチングマシンを通したかのように、逆向きがよかったですね。

ところで、企画券名称にも入っている「金太郎きっぷ」ですが、通常は当日限り有効な大雄山線の1日乗車券です。
今回の天皇ご即位に際して、値段は据え置いて、特別に2日間有効として発売したようです。

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裏面は、券番号と注意事項を印刷。

表面の記載事項と、一部重複していますね。
項目④は、項目①とまとめて書いてもよさそうな気がしますが…。

三島駅で入場券を購入する際、記念目的であることを付け加えて申し出た私。
「そういえば…」と思い出し、補充券の発券可否について尋ねてみると、あっさりとOKが出ました。

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いろいろな方のブログなどを拝見しますと、三島駅については、わりと臨機応変にやって頂けるのかな…という印象。
他の駅はなかなか…ながらも、駅によっては補充片道券・補充往復券もあるようですね。

今回は、せっかく手間をかけて下さるので、あえて初乗りではなく、運賃としては2区目になる大場までで購入しました。
先月入手した、相鉄の出補と比べてみると…

(1) 縦の長さがやや短い
(2) よって、各欄の高さも低め
(3) 領収額が5桁表示(相鉄は6桁まで)
(4) 収受又は変更区間に英語表記がある
(5) 入鋏・途中下車印欄に往路・復路の区別がない
(6) 発行日に元号の記載がない

というのが、主な相違点でしょうか。

この券を受け取って、やや違和感があったのが、領収額と人員の欄。
数字で記入するところは、空欄に横罫線などを引くのが通例かと思いますが、どうなんでしょう。
(各社で決まりは違うでしょうから、何とも言えないところですけれども…)

あと、やっぱり面白いと思うのは、元号なし(西暦表記)の点ですね。
デジタルの世界(券売機・窓口端末)は和暦、アナログの世界(補充券)が西暦というのも、何だか興味深い点です。

冊番号も小さいので、今回の改元が決まった頃から、既に使い始めているのかもしれません。
特別補充券は1冊が50枚綴りのことが多いようですから、それをそのまま当てはめれば、この版になって192枚目の発券ということになります。
(全部が全部、三島駅で使っているとも限らないので、一概には言えませんね)

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裏側のご案内は、非常にシンプルに、見やすく書かれています。
そして、内容としても、現在の伊豆箱根鉄道の実態に即したもののみが書かれています。

※ネット上では、三島での発券について(比較的)多くの情報を見掛けますが、常時購入可能なのかという点は確かではありませんので、その点はご承知おき下さい。
※また、今回の発券駅公表に関しては、当ブログをしばらく読んで頂くと、三島以外の駅での発券という可能性が皆無となるため、あえて公表した次第ですので、ご了承下さい。

先日の静岡東部ぶらり旅、三島駅で時間があったので、伊豆箱根鉄道の切符収集活動をしてきました。
昨日は、券売機で購入した乗車券を紹介しましたが、お次は出札窓口に向かいます。

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窓口端末でも乗車券は発券できるようですが、今回の端末券は入場券のみを購入。
券の用紙は何ら変わりありませんが、何とも独特なフォーマットの入場券です。

まず、駅名の表示が、結構大きいですね。
JR西日本のPOS端末発行の入場券くらい、サイズがありそうです。

その駅名ですが、「三_島」「島_駅」の間隔が、何となくアンバランスです。
アンダーラインを引くとわかりやすそうですが、駅名の表示部分に、一定の幅を設けているからだと思われます。

そして、その割には、「入場券」の文字の主張が弱いです(笑)。
まぁ、券売機で入場券を発売せず、窓口で客が頼んで発券するのだから、誤使用とかはないでしょうけど。

券の下の方に目をやると、(伊- )という部分が目を引きます。
JRのマルス券の知識が多少ある方なら、何の記号かはお分かりかと思います。
発行会社(ここでは伊豆箱根鉄道)を表す「伊」と、他社線に絡む是非(同じく空欄部分)を示しています。

し・か・し。
JRの場合、この記号が表示されるのは、乗車券や特急券などの場合だけで、入場券では表示されません。
(※絶対に自社駅、もっと言うと自駅のものだから)

伊豆箱根鉄道の端末発行乗車券について、画像を検索してみると、JR連絡の場合には、ここに「JR」と入るようですね。
入場券の基本仕様に関して、乗車券のものを流用しているせいか、こんな要らない(?)表示が付いてくるのも、特徴のひとつでしょう。

あと、有効時間が1時間というのも、珍しいかと思います。
JRの場合、北海道と本州3社各駅、JR九州の小倉・博多駅では、2時間の制限を設けています。
関東の大手私鉄でも、券面の表記はされなくとも、一定の時間制限(自動改札の入出場による制限)を設けているところも多いようです。

列車本数もそれほど多いところではないので、見送りなどで使う場合には、1時間でも支障はないでしょうけどね。
ただ、ラッピング列車を走らせている同社ですから、撮影などの目的のため、2時間でもいいんじゃ…と、鉄ヲタさんの呟き(笑)。

静岡東部ぶらり旅、バスで三島駅へ戻り、さらにバスへ乗り継ぎです。
ここで30分ほど時間があったので、食事の買い出しと伊豆箱根鉄道の切符収集活動。

まずは券売機で、ポチリ…と。

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何のことはない、普通乗車券です。
近年普及しているタッチパネル式の券売機での発売ですが、よく見ると小さな個性がいくつか…。

まず、最近は発行日が西暦表示に切り替わっている会社が多いなかで、今なお和暦を使っています。
新元号施行まで3ヶ月を切りましたが、それまでに西暦に切り替わるのか、それとも「1年」表記になるのか、気になるところです。
(もちろん、他社についてですけれども…)

2つ目に、駅名と金額を繋ぐ記号。
横向きの「▲」が主流ですが、太めの黒矢印で表記されています。
関東大手私鉄ですと、京急が矢印表記ですが、もう少し細めの矢印です。

3つ目に注目したのが、金額の文字。字体というよりは、文字間が広いように感じます。
分かりやすく言うと、他社での4文字分に3文字の金額が表記されているような感じ。

最後に、券売機番号。
2~3桁の数字で表記しているケースが多いですが、まさかのアルファベット。
三島駅には2台の券売機があり、そのうちの向かって左で購入し、「○B」の表記でした。
ということは、もう一方の券売機で買うと、「○A」という表記なのでしょうか。
ともかく、アルファベットは珍しいケースだと思います。

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乗車券の購入と同時に、領収書を発券しておきました。
ここでも乗車券と同様に、券売機番号「○B」が入っています。
また、よく見てみると、「伝票番号(※関東大手私鉄では5桁で表記が多い)」の表記がなく、これも伊豆箱根鉄道の特徴かもしれません。

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