きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: JR四国

2013年の四国旅行、4日間の旅程もいよいよ終了です。
高松駅到着後は、バスで高松空港へ向かい、空路で羽田へ向かうのみです。

高松駅でバスへ乗る前に、みどりの窓口へ立ち寄ってみたら、こんな入場券が売っていました。

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2012年7月11日に発売された、「さぬき高松うどん駅 記念入場券」です。
讃岐うどんの代表的なメニューをイラスト化し、入場券として発売したものです。

全部で5種類あり、各々の発売額は、当時の入場料金である160円。
旅のゴール駅のいい記念になるかと思い、全種類購入しました。

まぁ、、、発売日が入らない点は、ご愛敬ですね。

こちら、1枚目の画像のメニューは…

左上/ぶっかけうどん(おろしぶっかけ?)
右上/ざるうどん
下/釜玉うどん

です。

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2枚目は…

左/釜揚げうどん
右/かけうどん

です。

全ての券面に、「このうどんは食べられません。」と記しているあたり、センスがありすぎです(笑)。

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裏側は、高松駅の駅舎の画像と、駅の紹介。
いずれも同じ画像・同じ文章です。

券番号を見ると、種類によって売れ行きがかなり違ったようですね。
ざるうどんの人気がイマイチですが、ぶっかけうどんはやはり人気が高かったです。

これで、7年前の四国旅行の紹介を終わり!

…と思ったんですが(笑)!
画像を取り込み済みなのに、何故かすっ飛ばしたものが3種類あったので、来週にでも紹介します。
あと、観光地の入場券などが出てきましたら、その都度紹介していこうと思います。

2013年の四国旅行は、JR四国でアンパンマン列車に因んだスタンプラリーの開催期間中でした。
このイベントの詳細は、後々追記する予定です。

このスタンプラリー期間中は、一部の主要駅において、アンパンマンキャラクターのイラストが描かれた、改札印を使用していました。

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この旅行中、イラスト入り改札印の使用駅を8駅訪れる予定でしたので、各駅の入場券に押してもらうことにしました。
通常の改札印と同じサイズで、駅名・日付の欄に相当する部分にイラストを描き、社名欄を駅名欄として、白抜き文字でデザインされています。

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こんな感じで、各駅で異なるデザインのものを使用していました。
松山駅の印影が分かりやすいですが、駅名の部分には、線路のイラストやコピーライトのクレジットが入っています。

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ただ、このイラスト入り改札印は、(主に子供の旅行に向けた)補助的なものであり、通常の改札印と併用するのが、正式な使い方です。
…と、某駅の改札係員さんに教えてもらったのですが、正当な取り扱いが為されていない駅、多そうですね(^^;

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最終下車駅の高松まで、3日間で8駅を収集。

高松駅の駅名として、あらゆる乗車券類には「(讃)」の文字が印字されます。(※予線の駅であることを示す)
これは、JR西日本 七尾線の高松駅(石川県かほく市)と区別するために印字されるものです。
正式な改札印にも同じ文字がありますが、イラスト入りは四国だけのものという認識からか、そちらは「高松駅」という表示です。

四国旅行3日目は、昨日記事にした特急〔宇和海〕で八幡浜へ向かったあと、さらに宇和島・窪川・高知と移動し、高松で宿泊。
翌日4日目は、栗林駅で特急〔うずしお〕のラス1指定席を確保し、徳島経由で阿波池田・琴平へ。
徳島線の特急〔剣山〕乗車中、阿波池田に着く間際、通過した佃駅でJR四国の完乗を果たしました。

夕方が近付きました。
瀬戸大橋を渡って、岡山県内へ入ります。

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高松へ戻るために、快速〔マリンライナー45号〕へ乗りました。
〔マリンライナー〕は基本的に、JR四国5000系(3両)とJR西日本223系5000番台(2両)を1編成ずつ繋いだ5両編成。
このうち、高松方の先頭車両(1号車・5000系)は2階建てで、1階が普通車指定席、2階がグリーン車指定席です。

当初、2階のグリーン席へ乗るつもりでしましたが、この指定券を発券した松山駅の窓口担当さんが…

「ん~、パノラマ席も空いているみたいですよ? 如何ですか?」

と、1列車4席限定の「パノラマグリーン席」を薦めて下さり、ついうっかり(笑)。

乗車1日半前だったのに、よく空いていたな~と思ったのですが、その理由はおそらく席番号。

2階建て列車ながら、運転席の真後ろに設けられた、出入口階のグリーン席。
1列しか配置できないから、4席だけなのですが…。

1番A席は「いちばんえぇえき」ではなく、運転士の真後ろなんですよね。
正直なところ、パノラマグリーン席では、ハズレ席です(^^;

まぁ、レア席に追加料金なしで乗れたので、良しとします。

このグリーン席も、マルスでは〔マリンライナー〕と別列車扱いで、券面には「マリン・パノラマ」と印字されます。
システム上では、「マリンライナー(パノラマグリーン)」という列車名で収容されているみたいですね。

2013年四国旅行も、中盤から終盤へと進んでいきます。
3日目、午前中は松山市内をめぐり、昼前の特急で八幡浜へ向かいます。

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アンパンマン列車で運行される、特急〔宇和海11号〕に乗車。
現在のダイヤでは連結されていない、グリーン車に乗りました。
券種名の表示は、普通車指定席と区別するため、「指定券(グリーン)」となります。

この指定券には、「□バースデーきっぷ」というゴム印が押されています。
みどりの窓口で指定券を発券した際に、窓口係員が押したものです。
「何の企画券を対象にしたものか?」を区別するためのスタンプだと思いますが、これまでに乗った列車の指定券は、何だったのでしょう?

先週紹介した、須崎→中村で乗った〔あしずり〕の指定券。
改札・検札・集札の関連印が押されたものでしたが、このゴム印が押してあれば、「出札」の要素も加わって、古ラインナップだったのですがね。

そして…

ゴム印 バースデきっぷ
企画券名 バースデきっぷ

と、差異が出ちゃうのは何ででしょう??(^^;

なお、前述のとおりこの列車はアンパンマン列車で運行されていた(←記憶がないw)ため、松山運転所のアンパンマンイラスト入り検札印が押されています。
高知のものとは、陰影の配置・デザインが違いました。

「バースデイきっぷ」最初の利用区間は、前の記事の通り伊野から須崎でした。
須崎では2時間ほどの滞在時間を設けて、郵便局を2局回り、昼食タイム。

須崎市といえば…、鍋焼きラーメン!
駅の目の前にある「すさき駅前食堂」で、「ちりめん丼」とのセットを食べました(^^)

きっぷブログですので、食べ物の詳細は略します(笑)。
(あ、須崎といえば、二ホンカワウソをモチーフにしたゆるキャラ、「しんじょう君」も有名ですね!)

お腹を満たして、次の列車は土佐くろしお鉄道へ直通する特急列車。

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特急〔あしずり5号〕へ乗り、終着駅である土佐くろしお鉄道の中村まで乗車します。

この指定券には、「改札印」「検札印」「無効印」と、3種類のスタンプが押されました。

首都圏に住んでいると、改札印にお世話になることは、なかなかありません。
もっとも、「特急に乗れる企画乗車券」の場合、自動改札がない駅でも、乗車券の提示で済む場合も多いです。
その際、0円指定券を一緒に提示しても、乗車券のみのチェックで終わることも多いです。
そうした観点から、0円指定券への入鋏というのは、微妙にレアケースではないでしょうか。
(※ちなみに、JR四国で「きっぷを通せる自動改札機」があるのは、高松・高知の2駅のみだそうです)

改札印は、須崎駅のもの。
青いスタンパーなので、この旅のものとして紹介したなかでは、鳴門・徳島の両駅と同じです。
同じ高知県の後免駅は緑のインクでしたので、支社別とか県別とか、そういう意図はないみたいです。

検札印は、高知運転所のもの。
昨日のアンパンマンイラスト入り検札印も同所のものですが、こちらがJR四国スタンダードです。

最後の無効印は、土佐くろしお鉄道 中村駅のもの。
…なのですが、この旅で中村駅では下車しておらず、宿毛ゆき普通列車に乗り換えたのみ。
しかもこの中村駅は、改札・集札業務を行っていないようなのですが…。

これ、実は、列車内で押してもらったものです。
記憶が確かならば、会社の境界である窪川で乗務員が交代したのち、中村までの間で特急券の回収があったと思います。
その際に記念持ち帰りを申し出たところ、この「○無効/中村」のスタンプが押されました。

いやいや、ワンマン列車で「無効」を手書きしてもらったことはありますが、こんなものが出てくるとは…。
しかし、特急車掌がみんな携行しているとしたら、それなりの需要があるものなのかもしれません。

ちなみに、数年前に確認したケースですが…。
愛知県を走る東海交通事業 城北線湘南モノレールでも、乗務員が携行する無効印があります。

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