きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2021年01月

215系の〔湘南ライナー3号〕は、次の停車駅である大船で下車。
横須賀線佐倉ゆきで折り返し、さらに相鉄からの直通列車で新宿に向かいます。

行ったり来たりのしすぎで、読者の皆さん、混乱されることでしょう…f(^^;

最後の目当ての列車は、こちらでした。

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新宿を21:30に発車する、〔ホームライナー小田原23号〕です。

〔湘南ライナー〕の系統は3つの列車名で運行しており…

 ●東京~小田原(上り・下り) 〔湘南ライナー〕
 ●小田原→新宿(朝方上り) 〔おはようライナー新宿〕
 ●新宿→小田原(夜間下り) 〔ホームライナー小田原〕

と使い分けられています。
今春のダイヤ改正後は、全てが特急〔湘南〕へと変わります。

さて、新宿駅では、この列車へ乗るための折り返し時間が、40分以上ありました。
〔ホームライナー〕車内での夕食用に、ニューデイズでおにぎりを2つ買い…

この日、駅そば以外には、しっかりとした「食事」、しなかったな…(>_<)

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ライナー券は、南口のみどりの窓口で購入しました。
このフォーマットのライナー券を手にするのは2度目だったので、驚きはありませんでしたが、乗車券や特急券のようなタイプではなく、「イベント券」を流用したものです。
(※その時のライナー券は、旅行前に首都圏某駅で購入しましたが、当日の上越新幹線が大幅に遅れ、東京で接続できなくなり、払い戻しになりました…)

まず、ライナー券は「座席指定制」ではなく、「定員制」の列車です。
なので、「指定席券」は発売できないですし、快速に準じた列車ですから、「自由席特急券」「急行券」でもダメです。
特急列車であれば、《列車名指定》《空席利用》という条件下では「立席特急券」も使えそうですが、やっぱり特急じゃないし、発売数が座席数を超えるかもしれないし…。

それじゃあ、「指定席券(座席未指定)」とかにしちゃえばいいじゃん! と考えられそうですが、「指定とは?」という問題も…。

まぁ、いろんな問題をクリアするために、このような発券方法に落ち着いたのでしょう。
個人的には、みどりの窓口発売分と券売機での発売分が、どのように連動しているのかが気になるところではあります。

しかし、まぁ、いろいろツッコめそうなきっぷですよね。
「利用施設」が列車名と乗車駅、「利用日時」が乗車月日と発車時刻。
号車の指定に至っては、ややこしい数字が近くにあり、少し分かりにくい印字方法で記されます。

慣れない人だと、「どーなってんの?」って思う人もいるかもしれませんね。

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購入には、毎度のように、VIEWカードを使いました。

ライナー券に「□東C」の印字がなく、ゴム印での対応。
ライナー券とカード利用控えの券番号は2つ離れていたので、イベント券自体が直接的にカード決済に対応していないのかもしれません。

ということは、このカード利用控えについては、単独で発券されたのでしょうか?
マルスに運賃収容がない連絡乗車券では、「金額入力」によって発券するケースがありますが、これも似たような操作をして発券しているのかもしれません。

+++++

〔ホームライナー小田原〕で、藤沢まで48分。
東海道貨物線にもようやく乗れて、この旅のフィニッシュとなりました。

年末の「休日おでかけパス」小旅行。
北陸新幹線(上越新幹線)を堪能したあとは、我孫子の「唐揚そば」を食し、海浜幕張・舞浜での“音録り”。
さらに、“東京の新潟”こと(?)、表参道・新潟館「ネスパス」で年末年始の買い出し。

時間ギリギリで、品川からの〔湘南ライナー〕に間に合いました

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今年春のダイヤ改正で、特急〔湘南〕への発展的解消により、その名がなくなる〔湘南ライナー〕とその仲間たち。
今まで、2度乗る“機会はあった”んですが、いずれも諸事情で乗れなくなってしまって…。

今回が初めての乗車でした。

乗車したのは、東京駅を2番目に発車する〔湘南ライナー3号〕。
東京19:00発に間に合わなかったので、10分後に発車する品川から乗車することに。
また、山手線からの乗り継ぎも数分しかなかったので、ホームのライナー券売機でライナー券を購入しました。

品川駅での〔湘南ライナー〕発車ホームは、全列車が11番線。
ホームのやや前寄りに、ライナー券売機が設置されています。
直近の列車の分のみを発売するため、また、全区間均一料金のため、現金を投入すると、自動的に発券される仕組みでした。
(…だった気がします。違ったかも…w)

発券されたのは、改札外にある近距離きっぷと同じく、エドモンソン券のライナー券。
券面の上から順に、列車名(号数)・乗車駅・出発時刻・乗車号車が印字されています。
JR東海の〔ホームライナー〕乗車整理券と異なり、券種名の印字はなく、座席指定ではなく乗車号車のみが指定されます。

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〔湘南ライナー3号〕は、オール2階建て215系の10両編成。
前方の1~3号車は品川からの乗客用、中ほど4,5号車はグリーン車自由席、後方の6~10号車は東京からの乗客用車両です。
グリーン車については、他の普通・快速列車と同様、普通列車用グリーン券で利用することが出来ます。
また、品川の次に停車する大船からは、ライナー券不要の快速列車として乗ることが出来ます。

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この窮屈な座席…ね
リクライニングは出来ないし、固定の向かい合わせ席だし、天井は低いし、荷物棚は小さいし…。
おまけに2ドアの車両だから、ラッシュ時間帯の普通列車になんか、使えるはずがありません(>_<)

ダイヤ改正で定期運用から外れる215系、今後はどのように生きていくのか、気になるところです。

前回の記事の通り、本庄早稲田駅には多機能券売機(黒の券売機)が設置されています。
乗車券単独での購入は出来ないようですが、入場券の購入は可能です。

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自由席特急券が縦型の大型券でしたから、「入場券もそちらのタイプかな?」と思いきや、ごく普通のエドモンソン券でした。
新幹線単独駅でこのタイプの入場券って、個人的には、何だか違和感があります。

関東近郊の新幹線単独駅は、ここのほかに上毛高原・安中榛名などがありますが、多機能券売機は設置されているんですかね?
機会があるならば、観察してみたいと思います。
(…と思ったけど、多分そうそう機会がないだろうから調べてみると、緑または黒の券売機があるみたいですね)

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領収書もごく普通です。
取引内容は切符の種別を問わずに、「きっぷ購入」と印字されるようです。

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指定席券売機での入場券購入は出来ないようなので、みどりの窓口でマルス入場券も購入しました。
こちらもやはり特記事項はないですが、この2種類の入場券が買えるというのが、やっぱり個人的に違和感がありすぎます(^^;

年末の「休日おでかけパス」小旅行。
大宮から東京まで新幹線で移動したあとも、さらに2回の新幹線移動です。

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最初は、上越新幹線の本庄早稲田まで。
路線名は上越新幹線ですが、北陸新幹線〔あさま611号〕に乗りました。

もちろん、W7系です。

座席指定はせずに、当然のように自由席利用。
新幹線利用のため、特急券の券種名としては「新幹線自由席特急券」です。
東京駅の在来線エリア、新幹線乗り換え改札口に設置されている、指定席券売機で購入しました。

JRの特急券関係については、これまでに何度も触れているので、今回は詳細を略します。
「途中出場できません」とあるのは、

改札(乗り換え改札を含む)を出なければ、有効期間内(当日中)は、後続列車に乗り換えてもいいですよ

という意味です。

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クレジットカードの控えには、商品名は「自由席券」を表示されました。

さて、本庄早稲田駅での折り返し時間は、僅かに32分です。
昼間の時間帯は、毎時1便の〔あさま〕が止まるのみの駅なので、次の列車を逃せば、さらに1時間待つことになります。

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今度は、常磐線・我孫子駅を目指すため、上野まで新幹線に乗ります。
〔あさま616号〕は、JR東日本のE7系(北陸新幹線仕様)でした。

今回の特急券は、指定席券売機・みどりの窓口でのクレジット決済ではなく、黒の多機能券売機で購入しました。
新幹線単独の駅でも、この種類の券売機が導入されているとは、全く知りませんでした。

よって、この特急券は、近距離きっぷ(エドモンソン券)と同じ券紙で発行されます。
ただし、通常の乗車券より情報量が必要であるため、マルス券と同じサイズの縦型券で発行されます。

このタイプの新幹線特急券は、もしかしたら、初めて手にしたかもしれません。

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この特急券の支払いには、VIEW Suicaのチャージと現金を組み合わせました。
以前、高輪ゲートウェイ駅で記念チャージをした際、VIEW CARD機能が使えた券売機だったので、クレジットカード使えるのかと思ったら、やっぱりダメでした(^^;

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さて、この2枚の特急券には、イラスト入りの「使用済印」「無効印」を押して頂くことができました。

上の画像は、その2つのスタンプを拡大したものです。

左側、本庄早稲田駅では「使用済」のスタンプ。
イラストはどうやら、早大をイメージする角帽を被った学生みたいです。
下のキャラクター(?)は、、、何でしょうね???

右側、上野駅では「無効」のスタンプ。
以前にも押してもらったことがあるものの、何となくデザインが変わったような、そうでないような…。
パンダが絵の具のパレットを持って、芸術家になっているようなイラストでした。

年末の「休日おでかけパス」ツアーは、音録りと美味しいもの巡りがメインでした。
相鉄線から大宮まで直通列車で移動し、栃木県の小山駅へ。

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詳細は略しますが、栃木の名産品を載せた、期間限定の駅そばを頂きました。
この画像のもので660円と、立ち食いとしては少しお高めですが、それなりに価値ある品でした。

その後、大宮駅へ折り返し。

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30分の時間調整後、金沢からやって来た北陸新幹線〔はくたか556号〕へ乗りました。
この列車の前後を走る北陸新幹線は、比較的W7系に当たりやすい運用みたいです。

この556Eも、見込み通りにW7系でした(∩´∀`)∩

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556Eは、東京まで乗ります。
某騒動下とはいえ、年末ですから、下り列車はそれなりに帰省の需要があるはず…。
そんなわけでまずは、クリアな音を録れたらいいな…とて、上り列車で2回のチャンスをものにする計画です。

作戦通り、上野到着前の放送で流れた「北陸ロマン」は、非常によく録れていました。
(なお、現在のところ、私の日常的な目覚ましになっています。笑)

さて、この大宮から東京の間は、自由席利用に限って、通常の自由席料金よりも割安な、「特定特急料金」が適用されます。
このブログでも以前、郡山→新白河の新幹線特定特急券(乗車券付き)を紹介しています。

▽乗車券・新幹線特定特急券/(北)郡山→新白河
http://k-3rd.blogstation.jp/archives/1311500.html

再度、この料金制度について触れますと…

●新幹線1~2駅間に適用
●通常の自由席特急料金よりも割安

という特徴があります。
市販の時刻表において、新幹線の料金表では、特急料金が斜体で表現されている区間にあたります。

同区間の距離は約30kmと短いですが、制限速度が110km/hであるため、所要時間は25分程度。
東海道新幹線の静岡~浜松などと同様、特定特急券としては、比較的乗車時間が長い区間になるかと思います。

東京駅の下車時には、大きな乗車記念印を押して頂けました。
デザインされているのは、新幹線のホームがある八重洲口と逆側、丸の内側の駅舎です。
訪日客にも分かりやすいように、英語の表記もしっかり入れているあたり、日本の中心駅らしさがあると思います。

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