きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年12月

11月末に開業した羽沢横浜国大駅は、相鉄の管理駅ですが、JR東日本との境界駅でもあるため、JRの近距離乗車券を自動券売機のみで発売しています。

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券売機は相鉄のものですから、当然ながら、券紙も相鉄と同じものです。
しかし、乗車券メニューで「JR線」を選ぶことになるので、乗車券のフォーマットはJRのものになります。
これと同じ現象(?)は、小田急線・JR線の厚木駅などでもみられます。

駅名欄は、全角文字で2文字が入る四角い枠なので、6文字の駅名は、それぞれの高さが約1/3になります。
特に「横」の文字は、横線が多い関係で、文字がかなり潰れています。
半角文字を用いて、「(右側縦書き)羽沢/(左側縦書き)横浜国大」ではダメだったのでしょうか。

駅名のローマ字も然りで、通常は「□東」よりやや背丈の低い半角文字ですが、その高さが半分で、全角文字の約1/4相当。
さすがにこちらは、南町田グランベリーパーク駅と同様、2行に分けた印字です。

右下の「○社」は他会社線へ委託発売を行っていること、「■IC」はICカードのSFを使用して購入したことを示します。

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この乗車券の領収書です。

発行社名は、管理を担当する相鉄が記載されています。
これを見ただけでは、相鉄・JRのどちらの乗車券を買ったのか、判別することはできません。

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本年1年間、ご覧いただき、ありがとうございました。

「Yahoo!ブログ」で元日に開設したものの、サービス終了に伴って当ブログへ移転。
一時期よりも来訪者様は減りましたが、少しでも参考になればと、様々な観点で「きっぷ」全般を見てきました。

今後も、「へぇ~」と思っていただけるような記事を、少しずつ蓄積していこうと思います。
2020年・オリンピックイヤーも、どうぞよろしくお願いします。

なお、来年の当ブログの営業は、1月1日午後からの更新を予定しています。
初売りセールは行いません(笑)。

11/30に開業した、相鉄 羽沢横浜国大駅。
開業当日に到着したのは、8:20すぎでした。

駅に着くと、、、コンコースがグチャグチャ(笑)。
黒山の人だかりとは、まさにこのことか…。

どうやら、「おかいもの」の列は3本あるようで、一番長いのが出札補充券、やや短いのが自動券売機、そこそこ長めなのが硬券入場券、一番短いのが記念入場券セットといった具合。
相鉄の予想を超える来駅者数だったかは分かりませんが、「もうちょっと上手くやれば…」と思わずにはいられない状況でした。

ということで、まずは自動券売機の列へ。

券売機は相鉄のもののみ2台設置され、別に相鉄のICカードチャージ機が設置されていました。
JRの乗車券も相鉄の券売機で購入可能で、券売機の初期画面で「相鉄線」「JR線」を選択する方式です。

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というわけで、まずは相鉄線の乗車券を購入。
相鉄の初乗り運賃は150円ですが、西谷~羽沢横浜国大を乗車する場合は、新線建設に伴う加算運賃(30円)が設定されています。

駅名の読みが長い分、ローマ字の表記もキツキツですね。
駅名の漢字表記も、通常は3~4文字が入る欄なので、少し細めの文字が使われています。

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領収書は、まぁ、、、特記事項なし(笑)。
駅名は6文字ですから、正式な表記を全角文字で印字しています。

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相鉄の券売機入場券は、これまでに紹介していませんでしたが…。
うん、、、関東大手私鉄の標準的なスタイルです。

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入場券の領収書です。
取引内容に詳細が書かれているのが、相鉄スタイルですね。

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(注:JRの乗車券は、普通片道乗車券のみの発売で、企画乗車券・長距離乗車券・割引乗車券・料金券などは、武蔵小杉・新川崎などで購入するように案内がされていました。「係員へおたずね下さい」との掲示があったので、私鉄ではよくあるような、定期券購入に準じた扱いがあるかもしれません。)

先月30日、相鉄・JR東日本の新駅である、羽沢横浜国大駅が開業しました。
相鉄としては、ゆめが丘・湘南台駅以来、約20年ぶりとなる新駅の開業でした。

相鉄では、これを記念した入場券セットを発売。
謎に全駅セットで仕立てて、発売額は極めて強気の4,450円でした。

発売開始は、開業当日11/30の各駅営業開始時刻から。
羽沢横浜国大以外の発売駅は、海老名・大和・二俣川・星川・横浜・いずみ野・湘南台と、全部で8駅。
ここ最近の記念きっぷの集約発売駅から、西谷を羽沢横浜国大に変更したパターンでした。

私の当日はというと、例によって夜勤明けでした。

最速で入手可能だった海老名駅では、午前7時半の時点で売り切れ。
「大和ならまだ余裕があるらしい」との情報を得て、午前8時前に大和駅で購入しました。

海老名駅はどうやら、直通の始発列車へ乗る人が押し寄せ、一気に完売になった模様です。

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体裁としては、縦長のハードカバータイプのケースで、各種入場券が納まるようになっていました。
背景のレンガ模様は、羽沢横浜国大駅の各所で用いられるレンガをイメージしたもののようです。
この色に合わせて、セット名称の文字にも、こげ茶色が用いられています。

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見開きの1ページ目には、相鉄の新たな路線図と、直通運転に関する簡単な紹介を印刷。
「相鉄本線」「相鉄いずみ野線」は書いてありますが、決まったはずの「相鉄新横浜線」という路線名は、書かれていません。
もしかしたら、約3年後に控えた東急との直通開始まで、使われることがないかもしれませんね。

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中面には、各種入場券がセットされています。

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一番左の面には、羽沢横浜国大駅のD型硬券が、カラー印刷で4枚。
地下ホームに停車する12000系車両と、駅の北側・西側にある駅名標がデザインされています。

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有効期限は来年3月いっぱいと、最近の相鉄の記念入場券としては、短めに設定されています。

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中央面と一番右の面には、「全駅セット」のB型硬券入場券。
通常の硬券入場券と異なるのは、

●社名・券種名の下に記念名称が入っている
●大人専用券である
●有効期間を裏面に記載

などです。

なお、ご覧のように、羽沢横浜国大駅の入場料金は、相鉄で唯一、140円に設定されています。
同駅がJRとの共同使用駅であることから、JRの「電車特定区間内」入場料金に合わせたのでしょう。
(※同じ理由で、江ノ電 鎌倉駅の入場券も、140円に設定されている)

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D型硬券を外すと、様々な角度から見た駅内外の画像が出てきました。
3枚目はおそらく、JR線側から西谷方向へカメラを向けたものと思われます。

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B型硬券を外すと、今度は駅名標を模したデザインが出てきました。
羽沢横浜国大駅からJR線方向は、隣の駅の記載(武蔵小杉)がありませんでした…(^^;

名鉄では、豊橋を除く有人駅で、硬券の入場券を発売しています。
硬券でなくとも、出札窓口の端末では、磁気券の入場券が購入できます。

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犬山線の岩倉・上小田井の両駅で購入してみました。
硬券入場券はこれまでに何度か購入していましたが、窓口端末券は初めてです。

乗車券特別車両券のフォーマットも独特な名鉄ですが、入場券も個性的ですね。

券種名「入場券」にアンダーラインがあるのは、まるでJRのマルス乗車券みたい。
駅名の大きな印字は、ちょっと京急に似ている気もしますが、料金と横並びになっている点も独特です。

券面に記載された注意事項は2項目で、「当日1回限り有効」は硬券と同じ表記方。
乗車不可の旨は、硬券とは若干言い回しが異なります。

日付・発行駅・端末番号・券番号・発売時刻は、乗車券と同じ印字方法でした。

また、駅名の文字サイズですが、上段の岩倉駅のものを見ると、基本サイズの文字で3~3.5文字分くらいのスペースがあるようです。
上小田井駅のものを見れば、4文字分のスペースがないことは明らかで、こちらは少し幅が狭い文字になっています。
「名鉄(1/4サイズ文字の縦書き?)/名古屋(基本サイズ文字の横書き?)」に合わせた構造かもしれませんね。

なお、豊橋駅の入場券についてですが…。
同駅は名鉄線ホームを含め、駅全体をJR東海で管理しています。
名鉄の窓口は設置されていますが、ホームへの入場は、JRの入場券(150円)で通用するようです。
このため、豊橋駅での名鉄の入場券(券売機・出札端末・硬券とも)発売は、行っていません。

先月末、用事があったため、名古屋近郊の親戚宅近くへ。
当日の家族の予定がバラバラだったため、私だけ小田原から東海道新幹線へ乗りました。

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乗車券はタイトルの通り、藤沢から枇杷島まで。
名古屋までしか使う予定がありませんが、確実に記念に持ち帰りたかったので(笑)、同運賃区間の最遠駅である枇杷島までとしました。
関西線方面にすると、枇杷島と同じ距離でも「名古屋市内」となるため、着駅は選択肢は枇杷島のみです。

藤沢駅では自動改札機を通過し、左上に改札済みの穴が開きました。
その後、途中下車印は小田原・名古屋の2駅で、このうち小田原については、時間調整のために喫茶店へ入ったためでした。

左側の赤い印字は、新幹線改札機に通した証で、小田原での入場のみが記録。
名古屋では、新幹線特急券も記念に残したかったので、有人改札口から途中下車したため、赤い印字はありません。

藤沢から名古屋までが、約310kmあるため、有効期間は3日間(201~400km)です。

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乗車した新幹線は、小田原駅停車の〔ひかり〕号です。
〔ひかり〕は毎時2本運転され、

●静岡・浜松に停車し、熱海または三島にも停車する便
●新横浜~名古屋間で、小田原または豊橋のみに停車する便

…が、基本的に交互に運転されています。
そのうち、「熱海または三島」「小田原または豊橋」の停車も、交互になっているケースが多いです。

小田原から名古屋まで、ノンストップで69分ですから、新横浜から〔のぞみ〕に乗るのがバカバカしくなりそうです(笑)。

ちなみに、今回乗った11号車には、「多目的室」という部屋が東京方の富士山側にあります。
体調不良時の一時休憩や、授乳などのために利用されるケースが多いのですが、今回は着替えのために使わせて頂きました。
車掌に「○時ごろに使いたい」と申し出たところ、その時刻ちょっと前に巡回して声を掛けてくれました。
(※鎖錠してある部屋なので、利用時には車掌に申し出る必要があります)

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