きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年09月

管理者の体調不良につき、3日間お休みをさせて頂きました。
まぁ、定期購読されている方は皆無でしょうけど…、形だけ。スミマセン。

さて、今日は、ちょっと懐かしい列車の切符です。

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平成18年3月のダイヤ改正まで、名古屋~奈良を関西本線経由で結んでいた、急行〔かすが〕号の急行券・指定席券です。

この時乗車したのが平成18年3月1日ですから、列車の廃止直前のことですね。
当時はまだ、「○○鉄」という言葉はあまり使われませんでしたが、今でいう“葬式鉄”みたいな感じの乗車でしょうか。

購入したのは、乗車の1ヶ月前、2/1でした。
八王子駅の指定席券売機で購入(発券)し、「東e」の文字が印字されていますから、おそらく、何らかのインターネット予約を使ったのだと思います。

券種は3つ併記され、「乗車券・急行券・指定席券」です。
今月中旬に投稿した、急行〔はまなす〕の指定席に乗った時のものと、同じ表記ですね。
定期急行列車が消滅した現在、あまりお目にかかれない表記方ではないでしょうか。

列車は、キハ75の2両編成で、奈良方の車両が1号車の指定席、名古屋方の車両が2号車の自由席でした。
D席なので窓側でしたが、この日は天候が悪く、あまり風景とかを覚えていないんですよね…。
(にもかかわらず、奈良市内をレンタサイクルで走ったバカw)

入鋏は名古屋駅、検札は亀山運輸区でした。
名古屋駅、当時から自動改札があったはずだけど、何で有人通路を通っていたのかも、全くの謎です(笑)。

でも、こうしてみると、当時からあまり物価水準は変わっていないものですねぇ。
当時の消費税率は5%でしたが、(今日時点で)1度の値上げを経てきているだけですからね。

ただ、切符に関して言うと、この切符のように熱転写式の印刷をするものは、今ではなかなか目にしなくなりましたね。

ちょっと古いネタですが、平成23年に関西・名古屋へ出掛けた時に使った乗車券です。

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JR西日本 天王寺駅から、京阪電鉄 藤森駅への連絡乗車券を、マルスで発行してもらいました。
乗車の前日、発駅の天王寺駅で購入しましたが、窓口係員さんはごく普通の対応。
一応、連絡運輸の規定を確認して、マルスに入力して…普通に発券して頂けました。
(※クレジット払い希望などと申し出る方が、受け入れてくれそうな気もします)

経由は、大阪環状線・京橋駅・京阪線。
私自身、JRから京阪への連絡乗車券をマルスで発券してもらったのは、これが初めてです。

JRの青い大きな乗車券に、「京阪線」の文字…。
何だかいいなぁ(笑)。←隠れ京阪ファンw

下車駅の藤森では、記念の持ち帰り希望を申し出たところ、こんな無効印を押してくれました。
関東地区だと、このような縦長の無効印って、ほぼ目にしないから新鮮ですね。
今回はマルス券だからよかったけど、エドモンソン券だと、券の半分くらいを無効印が占めそうですね。

ちなみに、京阪電鉄 藤森駅は、高速バス本線バス停の「京都深草」の最寄り駅のひとつです。
近鉄・京都市営地下鉄の竹田駅からも歩いて行けますが、こちらのほうが近いです。
実際、この時も藤森~京都深草を歩き、名古屋ゆきの高速バスへ乗りました。

「じゃあ、大阪から高速バス乗りゃあよかったじゃん!」

と突っ込まれそうですが、そこはご愛敬で(^^;
(※もしかしたら当時、京都発新名神経由の便が、昼にもあったのかもしれません。現在は夕方以降の4便がある)

8年前に訪れた、北条鉄道・北条町駅。
単純折り返しではつまらないので、ちゃんと入場券を買って帰りました。

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昨日紹介した乗車券と同じく硬券ですが、サイズは一回り小さいB型硬券でした。
券紙は無地白色で、中段に赤帯が入るタイプです。

2年ほど前から発売している箱根登山鉄道の入場券と、券紙の色違いタイプですね。

この入場券の特徴はやはり、一部の文字で「旧字体」が使われていることでしょう。
「北」「150」「発売日1回…」と、4つの文字が旧字体です。
全体のフォーマットがシンプルですから、オリジナリティを出したかったのでしょうか?

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裏側の印刷内容は、券番号・社名・発行駅名の3つ。
こちらでもやはり、表面と同様に旧字体が登場しています。

現在、北条鉄道のWebサイトには、このような「普通入場券」の記述がありません。
情報を探ってみましたが、なかなか新しい情報が見つからず、この入場券の発売が続いているかどうかは、ちょっと分かりませんでした。

発売が継続していたとすると、当時の初乗り運賃150円と同料金だったことから、10月以降は160円に値上げとなるでしょう。
記念入場券などは年に何回か発売しているようですが、そちらに関しても、1枚単価が160円に変わる可能性が高いと思われます。

兵庫県小野市と加西市を結ぶ、全長13.6kmの第三セクター、北条鉄道北条線。
2011年11月、姫路市で開催された「B-1グランプリ」に参加した際に、乗ってきました。

…が(笑)。

「B-1グランプリ」で夕方前まで、たっぷりとご当地グルメを堪能していたので、北条鉄道に乗ったのは夜。。。
沿線風景とか、全く覚えてません(見えなかったけど…)。。。

というわけで、姫路から加古川経由で、北条鉄道の始発駅・粟生へ。
北条町まで乗り通し、すぐに折り返し。

北条鉄道の全8駅のうち、有人駅は終点の北条町だけなので、帰りの列車は乗車券を購入して乗りました。

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窓口発売の乗車券は、硬券でした。

券紙は硬券標準サイズのA型硬券に、自社の社紋を薄い青緑色で印刷。
券の大きさに余裕がある関係か、乗車区間(特に着駅)はやや大きめの文字でした。

全線の片道運賃は400円。
当時はまだ、消費税が5%の時代でしたから、現在(消費税8%)は410円に変更されています。
来週に迫った消費税増税(10%、10/1~)以降は、420円に改定されるようです。

そして、北条鉄道で唯一の改札鋏は、この「トンネル型(逆U字)」。
日付の印字は、この少し前までは普通の事務用スタンプだったようですが、この時までにダッチングマシン風日付印に変更されていました。

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裏面は、ワンマン運転に対応するため、乗車区間と券番号が印刷されていました。

この乗車から、早くも8年が経過。
北条鉄道の乗車券の現状を知ろうと、いろいろ検索してみたのですが…。
記念乗車券・入場券の情報が多く、硬券乗車券の現状を知ることができませんでした。

一番新しいもので、この乗車の3年後(つまり5年前)の硬券乗車券の情報は見つけましたが…。
今現在、どうなっているのかが気になるところです。

前回の硬券入場券の購入時期よりも、さらに1年前にも、千葉へ行っていました。
その際は、千葉都市モノレール 県庁前駅へ立ち寄り、何故か乗車券を購入しています。
(※モノレールには乗っていませんw)

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まぁ、、、よく見かける、ごく普通の券売機発行の乗車券ですね。
文字の雰囲気などを見ると、京成のものに似ているような気がします。

地紋は、オレンジ色の「PJR てつどう」。
小田急などと同様に、縦方向に地紋が走っています。

近隣他社と違う点を挙げると、

●駅名のローマ字表記がない
●割引種別の表示が「小児」「障害者割引」の兼用で「□小・割」

といったところでしょうか。

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乗車券の領収書です。
京成や長野電鉄などと同様、対応する券番号が印字されるタイプでした。

千葉都市モノレールに関しては、来月また訪れる予定でいるので、収穫の報告ができればと思います。

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