きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年04月

明日(2019.5.1)からの硬券・補充券の日付表示について、各社へ聞き取り調査を行ってきました。

【箱根登山】
 硬券入場券/明日以降も引き続き、和暦の表示。(明日は「-1.-5.-1」)

【相鉄】
 硬券入場券(多分、ゆめきぼ切符を含む?→下記参照略西暦・和暦の選択が可能。(明日は「-1.-5.-1」「'19.-5.-1」のいずれか)

 ●追加情報 5/1●
 日付ゴム印の種類としては、「略西暦+和暦用(従来から使用していると思われるもの)」「4桁西暦(新規導入)」の2タイプがあるようです。
 今後、詳細な顛末は記事にしていきますが、二俣川駅だけは、後者のみの使用(会社指示による)という対応でした。
 他の駅では基本的に、「どちらにしますか?」と訊いてくれます(または試し押しの紙を提示)が、いずみ野線方面は特に、西暦をデフォルトとした対応がされていた傾向がありました。
 なお、希望ヶ丘・ゆめが丘の両駅は、(こちらが西暦申告をしなかったのもありますが)従来通りのダッチングマシン(和暦表示)を使用した日付印字でした。
 また、横浜駅では、1階・2階の改札ともに、5/1 12:50時点で欠品中です。(再入荷はあるとのこと)
 
 特別補充券/「平成」を二重線で抹消して駅名小印を押印、西暦にて記入。(明日は「2019年5月1日」)
  →小児券での発行は不可とのこと。5/1 18:40、海老名駅定期券うりばにて確認。

【江ノ電】
 硬券入場券/本日まで和暦、明日以降は略西暦の表示。(明日は「'19.-5.-1」)
 →自社サイト参照

【湘南モノレール】
 硬券入場券(大船駅)/明日以降も引き続き、和暦の表示。(明日は「-1.-5.-1」)
 →窓口氏曰く、「券売機が西暦、窓口売りが和暦」とのこと。窓口発売可能券種のどこまでが…かは不明。

乗車券コレクターさんのお手助けになれば、幸いです。

それでは皆さま、新しい時代「令和」でお会いしましょう(笑)。

今日は少し時間が遅くなりましたが、平成最後の投稿になります。
今日は今日で多くの収穫があり、明日も収穫が見込まれますので、それは追って紹介していきます。

ということで、関東私鉄の往復乗車券シリーズ第7弾、我が地元の小田急です。

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まずこちらは、先日25日、南林間駅1号券売機で購入した往復乗車券。
ゆき券・かえり券とも、右下に「■IC」の記号があるように、Suicaの残高を使って購入しました。

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こちらは、翌26日に同じ券売機で購入したもの。
区間・小児券を合致させて、クレジットカード(■C)で購入しました。

さて、購入方法を変えた以外で、何が違うでしょうか?

はい、そうです。
26日にクレジット購入したものには、特急券と同じような識別コード(?)のような数列がありますが、前者にはありません。
購入方法を変えるだけで、こんな違いがあるとは、実は初めて知りました。
(現金は…わからん。笑)

さて、見ての通り、小田急の往復券の最大の特徴は、券の大きさ。
これまでの各社とも、いわゆるエドモンソン券のサイズ(30mm×57.5mm)でしたが、小田急は定期券サイズ(57.5mm×85mm)です。
JRを多く使う人には、特急券のサイズとして馴染みがある、あのサイズです。

有効期間は、このフォーマットが導入されて以来、略西暦(下2桁)で表示されます。
また、券番号はゆき券・かえり券とも、同じ番号が振られています。「2つで1つ」という認識なのでしょう。
運賃の表示は、JRと同様の方式で、ゆき券が0円(アスタリスク)、かえり券が合計額です。

とりあえずこれで、往復乗車券シリーズは一旦終わりです。
今日は、湘南モノレールの往復券が捕獲できましたが、別枠で紹介していきます。

【参考データ】
 関東の私鉄で「往復乗車券」が券売機で売られていない社局(※京王など、未確認多数w)
  ↓ ↓ ↓
 京成・相鉄・箱根登山・新京成・東京メトロ・都営地下鉄・横浜市営・伊豆箱根・東葉高速

※おことわり
現在、東京臨海高速鉄道のWebサイトには、「往復券」「往復乗車券」の記述が一切ありません。同社での往復乗車券は、現在は発売を行っていない可能性があります。詳細は、現地でご確認下さい。

…というわけで、往復乗車券シリーズ第6弾はりんかい線。

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平成24年2月に購入したものなので、もう7年ちょっと前の券です。
発売日が和暦の日付、発売時刻がないなど、現在の主流のきっぷとは、異なる点もあります。

この往復乗車券のフォーマットですが、これに近い(同じ?)タイプのものが、(現存しているかは不明ですが)かつてはJRの近距離券売機でも購入できました。
かえり券の発着駅名が逆転せず、左が発売駅、右が往路の着駅で固定されています。

▼追記(2020/07/02)

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2020年1月現在の往復乗車券です。
使用しているフォントやサイズ、西暦表示などの違いはありますが、基本フォーマットを変えずに、発売が継続されていました。
強いて言えば、右下端の発行駅名の印字がなくなっています。

001b_round2-ryoshu

この往復乗車券の領収書です。

やはり、JR東日本のものに似ていますね。
支払方法の内訳が印字される点が、関東大手私鉄各社と一番異なる点でしょうか。

【参考】
JR東海の往復乗車券 http://k-3rd.blogstation.jp/archives/4281530.html
JR東日本の領収書 http://k-3rd.blogstation.jp/archives/3787935.html

往復乗車券シリーズ第5弾は、都心と羽田・三浦半島などを結ぶ、京浜急行。
この券も古い券で、現況が確認できていないので、近いうちに横浜あたりで確認しようと思います。

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京急の往復乗車券は、かなり個性的ですね。
もっとも、片道乗車券や券売機発行の領収書なども、京急独自のフォーマットなのですが…。

まず、他社と異なる点としては…

●「往復乗車券」の文字が入る
●「ゆき」「かえり」券の区別がない(=どちらを往路用・復路用にしても構わない)

それ故に…

●券番号(ここでは右下の「1102」下段中央の「1332」)が2枚とも同じ
●運賃表示がそれぞれ片道分の表示

になっています。
あと、日付が「月日のみ」の表示で、これだけでは何年に購入したものなのか分かりません。
(利用可能なのは2日間だけですし、自動改札で磁気情報の判断がなされるので、不要な情報といえばそれまでですが…)

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この往復乗車券の領収書。

オリジナリティのあるフォーマットで、ご丁寧に宛名欄が印字されます。
但し書きも「往復券代金」となるなど、いろいろと細かいなぁ…と思うのであります。

●補足 4/30●
往復乗車券の区間は、発駅=発行駅として、自社線内各駅を着駅として指定可能。
往復券初期画面では、日ノ出町など数駅(※横浜駅にて調査)だが、「他の駅」選択画面がある。

【追記 6/12】
5/1に現況を確認しましたので、画像を掲載します。

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基本フォーマットは変わっていませんが、券売機の機種の違いか、字体・文字の大きさなどが、若干変わっていました。
右下の番号は、券番号ではなく、券売機番号の可能性もありますねです。
片道乗車券を同時に買えば、ハッキリしたことが判りそうです。

※グレー文字・抹消線の部分は、12/12 8:58に訂正。

【追記 12/12 8:58】

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羽田空港国内線ターミナル駅でも、往復乗車券を買ってみました。
隣の国際線駅までの1駅間ですが、国内線・国際線間には無料の連絡バスが多数運行されています。
需要はゼロではないかもしれませんが、限りなくゼロに近いのではないかと思われます。

今日も古い券の画像で、申し訳ない限りです。
しばらくはこんな感じで、ちょっと古いものの紹介が続きます。

往復乗車券シリーズ第4弾は、つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)です。

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全体的なフォーマットとしては、昨日の西武、一昨日の東急のものと、ほぼ同じです。
ただし、「ゆき」「かえり」の文字は、これまでの2社よりも大きめで、輪郭の楕円形も六角形に近く表現されています。

この間、つくばエクスプレスに乗ったときに、現況を確認するために、往復乗車券は買っておくべきでした。
今夏にはまた、三郷方面へ行く予定がありますので、そのときにでも現況確認をしようと思います。

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