きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

タグ:飛行機

昨年の松山遠征では、成田からLCCを利用したことについては、昨日の記事で触れました。
成田に路線を持つ国内LCCは、ジェットスター・ジャパンのほかに、Peach Aviation、バニラ・エア、春秋航空日本の4社。
(※いずれも正式名称で、Peach Aviationとバニラ・エアは、今年度末までに統合予定夏ダイヤをもって統合完了。10/31追記)

このうち、松山への路線を持つのは、ジェットスター・ジャパン(GK/JJP)のみです。
インターネットなどで予約し、空港でチェックインする場合、厚めの紙に印刷された搭乗券が発行されますが、今回は「モバイル搭乗券」を利用しました。

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今回は「ジェットスターアプリ」内で、予約・決済を行いました。
搭乗前に「ウェブチェックイン」を行うと、座席が指定され、この画面が表示されます。
これが「モバイル搭乗券」で、保安検査場でもこの画面を見せて通ります。

搭乗口では、この画面を提示し、地上係員が二次元バーコードを読み込みます。

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すると、レシートのようなものが発行されます。
ANAでいう「ご搭乗案内」券のようなもので、機内でモバイル機器から通信が行えない状況を想定して、座席確認のために発行されているのだと思われます。
しかし、券種が「Boarding Pass」ですから、これも搭乗券の一部ということなのでしょう。
(「紙の搭乗券」と案内していた気もしますが、記憶が曖昧です)

最近は飛行機に乗る用事・旅行が少なくなってしまったので、この「ジェットスターアプリ」もアンインストールしてしまいましたが、公式サイトよりも予約などの操作が簡単だったように感じました。

さて。(←いきなりww)
最近のきっぷ・チケット収集活動の報告が一通り終わりましたので、昨年以前の旅の記録をぼちぼちと。

まずは、当ブログで初となる、飛行機の搭乗券関連。

今回紹介しますのは、全日本空輸の「保安検査証」と「ご搭乗案内」。
昨年3月上旬、福岡へ行った際の帰りに、羽田ではなく、中部国際空港から帰った時のものです。

「ちょっと待って? 搭乗券は?」

って思われた方も、いるかと思います。
現在、ANA国内線では、「搭乗券」という名称のチケットはないようで、旅行会社などで購入した場合などでも、「eチケットお客様控え」という券を受け取ることになるようです。
また、パソコンなどからインターネット予約をした場合も、「eチケットお客様控え」を自分で印刷して持参するか、スマホアプリなどで取得することになります。
その「eチケットお客様控え」の二次元バーコード(QRコード)を、自動チェックイン機や搭乗手続きカウンターの端末にかざすことで、搭乗手続きが完了となる仕組みです。

ちなみに私は今回、「eチケットお客様控え」はありません。

JALは全く乗らないので分かりませんが、ANAの場合、「予約・購入・座席指定」の全てが完了している場合は、搭乗手続きをせずに保安検査場へ向かうことができる、「Skipサービス」が利用できます。
もっと言ってしまうと、今回はANAアプリ(おさいふケータイと紐付け済み)内で「予約・購入・座席指定」の全てを済ませたので、チケットレスで空港へ向かいました。

さらに突っ込むと…。
ANAカードで貯めたマイルを使って搭乗したので、今回は無賃搭乗です(笑)。

さ、前置きが長くなったので、本題に入りましょ。

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飛行機に乗る前には、まず保安検査を受けますね。
手荷物検査とか、金属探知ゲートを通ったりするわけですが、この検査場を通る前に、入口の端末にQRコードやICカードをかざして発行されるのが、この「保安検査証」です。

券面には、搭乗者氏名や予約に関する情報が書き込まれ、搭乗区間・搭乗口・座席番号まで記載があります。
座席番号のところに「窓側」と表示されているのが、なかなか親切だと思います。

区間名のうち、到着地が「名古屋/中部」と表示されています。
これは、旧名古屋空港(現在の県営名古屋空港、「名古屋/小牧」と表示)と区別するためですが、搭乗当時から現在に至るまで、ANAの名古屋/小牧便は設定されていません。

(余談ですが、中部国際空港も県営名古屋空港も、名古屋市にはありません。中部国際空港は常滑市、県営名古屋空港は豊山町〈イチロー氏の出身地〉です。後者、小牧市でもない。笑)
(さらに余談ですが、旧名古屋空港は一度だけ利用したことがあり、大学生の時に宮崎発名古屋ゆきで降りました。当時は中部国際空港がなかったので、到着地表記も「名古屋」でした)

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保安検査場を通過したら、出発ロビーでの時間待ちを経て、いよいよ搭乗です。

搭乗口の改札機には、QRコード・ICカードの兼用リーダーがあり、それにかざすとこの「ご搭乗案内」が発行され、搭乗口係員から手渡されます。
記載内容としては、「保安検査証」とほぼ同じですが、搭乗口通過後ですのでその記載はなく、座席番号が目立つように配慮されています。

今回搭乗した「ANA432便」は、一昨年~昨年の冬ダイヤまで、ボーイング737-500型機で運航されていました。
B737型機の中でも、ひときわ小さな機体でしたが、今回の搭乗は「この機種に乗りたくて!」というのもありました。

▽B737-500型機(JA305K、中部国際空港にて)
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エンジンにイルカの絵が描かれているように、「スーパードルフィン」の愛称で親しまれています。
沖縄の離島路線(宮古島・石垣島)をメインに使われたことから、この愛称がついたのだと思います。

そんなB737-500型機も、今年度だか来年度には退役するようです。

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