きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

タグ:鉄道、列車

京都丹後鉄道では、福知山~久美浜の間で、特急列車を運行しています。
特急列車には、自由席・指定席・グリーン車と、JRと同等の設備が整っています。
(※グリーン車は、一部列車のみ連結)

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自由席へ乗車する際に必要な「自由席特急券」は、券売機だけではなく、窓口で購入可能です。
ちなみに窓口の場合は、乗車券・入場券と同様、硬券で取り扱っています。

今回は…。買い忘れました(笑)。

現在、JRの近距離用券売機で購入する自由席特急券は、定期券サイズで発券されることが多いかと思います。
かつては、この画像の様式に似た特急券はよくあったようですが、現在ではどうなんでしょう?
JR利用の場合、私はいつも指定席券売機か窓口で買ってしまうので、近距離用券売機のことがサッパリです(^^;

ともかくこれで、京都丹後鉄道の券売機で発行される乗車券類は、JRのものに準じたフォーマットだということが、よく分かりました。

昨日? 一昨日?
…忘れましたが、切符コレクターが喜びそうな切符揃いの京都丹後鉄道。
個人的には、網野・峰山あたりへ行ってみたい(※野村克也氏の出身地周辺)ので、その折には券活も頑張ろうと思います(笑)。

京都丹後鉄道の有人駅では、出札補充券が設備されています。
他の鉄道会社ではあまりないケースですが、他社線(JR線)連絡用の「第一種」と、自社線内用の「第二種」の2種類があります。

Webサイトにもこの旨が記載されており、「常備されていない乗車券類を発行する際に用いる」とあるのですが…

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自社線内初乗り区間(大人普通運賃)で、発券して頂けました。
画像を検索しても、明らかに「硬券乗車券で買えますよね?」な区間の補充券が、たくさん見つかります。
この点については、会社側でかなり寛容に見ているのかもしれません。
(というか、補充券をWebサイト上に画像付きで紹介している時点で、コレクターへ「買って下さいね~♪」と言っているような気がしてなりませんww)

券面の構成としては、一般的な出札補充券と、他社でいう車内補充券の、ちょうど中間といった感じ。
地紋は、硬券と同じく、ウィラーピンクでロゴなどを印刷したものです。

「常備されていない乗車券類」という時点で、障害者手帳を提示した際の割引適用なんかに対応していているのだろうと思いきや、そのような項目はありません。
(まぁ、京都丹後鉄道内では、割引適用になる101kmを超えないので、当然かもしれませんが…)
そして、グリーン券の種別もJRのA特急料金・B特急料金に対応していますが、京都丹後鉄道と接続する区間は全てB特急料金区間。

ザックリ言うと…

何とも不思議な乗車券

でした(笑)。
とは言え、コレクターの求めに応じて、出札補充券も発券してくれるのですから、ありがたいものです。

京都丹後鉄道 福知山駅では、入場券を買いましたので、勿論ついでに(?)乗車券も買いました。

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まずは、券売機の乗車券。
昨日の入場券同様、JRタイプと食券タイプの中間のようなフォーマットです。
入場券と同じ券売機で買いましたが、別の券売機で買ってみて、「違いが出るかどうか?」を見るのもよかったかもしれません。
(券売機の仕様とか機種とか、全然詳しくないので、券売機を見ただけで「どーだ、こーだ…」とか、サッパリ分からんのです^^;)

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続いて、窓口で発売される硬券の乗車券。
京都丹後鉄道の前身は、第三セクターの北近畿タンゴ鉄道でした。
平成27年4月から運行を開始した、国内でも特に新しい交通事業者ですが、そんな平成末期生まれの会社ながらも、硬券を発売していること自体が素晴らしすぎます。

さて、この乗車券ですが、昨日紹介した入場券と似たフォーマットです。
むしろ、乗車券をベースに、入場券を作成したのではないかと思いますが…。

区間の表示は非常に斬新で、駅名のアンダーラインと矢印を兼ねている点や、金額を丸で囲む点など、他の事業者では見ることのできないフォーマットです。

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裏面の様子です。
ワンマン運転の列車では、運転室後ろの運賃箱に乗車券・整理券を投入しますが、表裏が反転しても運転士が判別できるように、裏側には発駅・発売額が印刷されています。

福知山駅訪問時点で、京都丹後鉄道として運行を開始してから、約1年2ヶ月。
日付の印字は、この当時でダッチングマシンを使用していました。
「平成30年問題」の期間中から現在まで、どのように対応していた、或いは対応しているのでしょうか…?

…と、いろいろ調べてみましたが…。

まず、ダッチングマシンを使用している駅と、そうでない駅が、いろいろあるようです。
使用していない駅では、必然的に日付ゴム印での印字になりますが、その種類もまちまち。
そして、改元から2ヶ月しか経過していないこともあり、「1年」または「2019年」発売と分かる硬券の画像が見つかりませんでした。。。

まぁ、硬券あり、補充券ありetc...と、乗車券コレクター的には、なかなかお金を使い(え)そうな会社ではありますね(笑)。

旅の3日目、最終目的地は福知山です。
19:30ごろに到着して、駅前のホテルへ向かい…

…ませんでした(笑)。
翌朝も余裕がある日程でしたが、この日のうちにもう一仕事。

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京都丹後鉄道の駅へ行って、切符収集活動です。
そこそこの収穫があったので、今日を含めて3回で紹介していきます。

まずは、券売機で購入した入場券。
購入から3年余り経過し、保管方法があまり良くなかったのか、若干印字が掠れ気味でスミマセン。

入場券全体を眺めてみると、JRタイプと食券タイプの間のようなフォーマットです。
文字は基本的に明朝系のフォントを用いて、券紙はやや濃い青の「PJRてつどう」地紋の非磁気券でした。
日付・券番号・発売時刻が、小さい文字である点が特徴かもしれません。

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また、京都丹後鉄道の有人駅では、硬券入場券(A型硬券)も発売しています。
券紙といい、フォーマットといい、非常に特徴的な構成です。

まず券紙ですが、自社のロゴマークなどをピンクで印刷した地紋です。
これは、正式社名「WILLER TRAINS株式会社」から想像できると思いますが、グループ会社である旧ツアーバス会社の「WILLER EXPRESS株式会社」のコーポレートカラーが採用されています。

そして何より、おそらく国内では唯一無二の存在であろう、この入場券のフォーマット。
明日、乗車券を紹介した時点で、さらによく理解できると思いますが、フォーマット自体は乗車券のものを流用しています。
採用しているフォントも、自社ロゴのフォントに近いものを使う徹底ぶり。
注意事項も英語を併記するなど、人気観光地の天橋立を抱える鉄道会社だけあると感じさせられます。

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硬券入場券の裏面です。
発行駅名と券番号だけという構成ですが、こちらはしっかりと活字印刷でした。

特急〔スーパーまつかぜ〕は、山陰本線の益田・米子~鳥取を結ぶ列車です。
〔スーパーおき〕が山口線新山口駅発着である点が、この列車と異なる点です。

〔スーパーまつかぜ〕は、全列車が鳥取駅へ乗り入れますが、西側の始発・終着駅は特徴的。
基本的には益田駅発着ですが、一部の便は鳥取県内のみを横断する米子発着の短距離便。

今回乗車したのは、米子発鳥取ゆきの〔スーパーまつかぜ8号〕でした。

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鳥取県西部の米子を出発すると、県中部の倉吉に停まったあと、県東部の鳥取大学前・鳥取に停まります。

米子から鳥取まで、営業距離は92.7km。
この列車の所要時間が70分ですから、表定速度は80km/h弱です。
気動車特急としては、だいぶ速いほうではないでしょうか。
(※所要時間は、これより早かったり遅かったりする列車があります)

特急券のことについては、先日の〔スーパーおき〕のものと基本的に内容が同じなので、省略します。
米子駅の改札印、鳥取鉄道部の検札印、(鳥取駅の)乗車記念・使用済み印と、3つのスタンプが券面に残りました。

ところで、この〔スーパーまつかぜ8号〕ですが…。

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前日、〔スーパーおき6号〕で乗ったのと同じ、「いわみキャラクタートレイン」での運行でした。
車両運用は毎日変わりますが、〔スーパーおき〕で鳥取に到着後、翌朝(この日)〔スーパーまつかぜ〕で米子まで運転し、その折り返しの鳥取ゆきとなったようでした。

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車内では、米子駅で買った駅弁を昼食にしました。
「鳥取牛めし弁当」、食べて終えてちょっと景色を見ていたら、あっという間に鳥取に到着しました。
こんな短距離区間の特急ですが、わりと乗車率は高かったです。

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