きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

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3/18の午後、郵便局めぐりで埼玉県三郷市・八潮市へ。
JR金町駅から東武バスへ乗り、三郷市南部から八潮駅までの間を、歩いて回りました。

さて、八潮駅まで来たところで、久しぶりのつくばエクスプレス乗車です。
ダメもとで補充券発行の可否を訊ねてみたら、あっさりとOKを頂けました。

昨日の記事の通り、地下鉄の一日乗車券を使っていましたので、実際に乗る予定の区間は北千住まで。
月初めの相鉄のようなことがあるといけないので、使用後に持ち帰れるかも確認したうえで、発売して頂きました。

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「手書きの券ではないですけど?」と、駅係員氏から言われましたが、そこらへんはリサーチ済みなので大丈夫です(笑)。

券種の表示は、上のほうに大きく「特別補充券(片道券)」と表示。
「片道でよろしいですね?」と駅係員氏に問われたように、往復でも発売可能なようですね。

有効期間は西暦表示で、有効開始日/有効終了日を並列で記載。
西暦の数字が月日と大きさが異なるので、以前は和暦の表示だったのではないかと推測します。

次のブロックは、人数の内訳。
複数名分をまとめて発売できる点が、補充券らしいところではありますね。

ひとつ、フォーマットで気になったのは、発行駅名欄です。
「八 潮」と「駅発行」の文字サイズが、明らかに違います。
長い駅名を表示させるスペースを取っているのでしょうけど、スペース(空白)で文字数を調整するのではなく、文字サイズで調整するのは珍しい気がします。

ちなみに、券面の表示はありませんが、磁気券ながら自動改札の利用は不可。
このため、この券で乗車する場合は、有人改札で入鋏印を押してもらうことになります。
青いスタンプに、上段:八潮駅、中段:入鋏済、下段:つくば/エクスプレスの表示で、東急と同じく、日付の表示はなし。

青いスタンプ、青いスタンプ…。

青井駅の入鋏印も、やっぱり青でしょうか(笑)?
(余談ですが、JR西日本 大阪環状線 桃谷駅の途中下車印が、ピンク色なんですよ^^)

最後には、北千住駅の無効印も、問題なく押して頂き、手元に残りました。
終始丁寧な対応をして下さった、TX係員の皆さま、ありがとうございました。

▽参考:過去のブログより、似たフォーマットの補充券は北総鉄道でも発売

いきなり話がずれますが、先日18日、趣味の郵便局めぐりで、東京・千葉・埼玉を行ったり来たりしていました。
最近、大都市圏を中心に、郵便局の再配置や局名変更が頻繁に行われており、それの対応として出かけたものです。

目的地は、板橋区(高島平)・墨田区(錦糸町)・浦安市、そして埼玉へ渡って三郷市と八潮市。
「さぁ、どうやって移動するか」と考えた結果、今回の切符を利用することにしました。

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「都営地下鉄・東京メトロ 一日乗車券」です。
券面には『共通』の文字が入っていますが、東京都交通局のWebサイトを閲覧しますと、表題通りの表記になっています。
ちなみに、東京メトロの場合は、前売り用の券面・Webサイトの商品紹介には『共通』とありますが、当日券(券売機発行)やPASMO仕様のものには『共通』とありません。

結局のところ、正式な名称はどうなっているのでしょう(爆)。

それはともかく、『共通』とあってもなくても効力は同じで、都営地下鉄・東京メトロの全線が、始発から終電まで乗り降り自由になります。
都営地下鉄の1日乗車券は、期間限定の「都営地下鉄ワンデーパス」が500円、都バスなどを含めた「都営まるごときっぷ」が700円。
一方の東京メトロは、「東京メトロ24時間券」が600円ですから、地下鉄のみを利用するのであれば、バラバラで買うよりは安くなります。
都バスや日暮里・舎人ライナーを利用する場合や、私鉄で都営・東京メトロとセットになる企画乗車券を発売している場合は、乗車区間の運賃を計算しておいたほうが無難でしょう。

券面のデザインは、上段に路線マークと路線名、中段に商品名、下段に車両のイラストが描かれています。
下段のイラストは、手前に都営大江戸線の12-000系と、奥側に東京メトロ銀座線の1000系です。
基本デザインは都営・東京メトロとも同じですが、路線の並び(東京メトロ→都営)・車両の前後(1000系が手前)が変わってきます。

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裏面には、注意事項・有効期間が印刷され、初めに自動改札へ通した際には、乗車日・乗車開始駅が印字されます。
有効期間は、発売日から6ヶ月間(6ヶ月後の同じ日付の前日)ですが、発売当日に使っちゃいました(笑)。
券売機で買ってもいいんですが、こういう券面も一応残しておきたいな、と。

…思ったんですが、買うまでが大変でした。

今回の使用開始駅は、上の画像の通り、都営大江戸線の新宿西口駅です。
しかし本来は、新宿駅から都営新宿線へ乗る予定だったのですが…。

都営新宿線の新宿駅(いわゆる「新線新宿」)では、発売していないというのが1つの注意点。
そして、東京メトロのように定期券発売所では発売しておらず、駅事務所での発売というのがもう1つの注意点。

新宿駅の場合、京王線管轄の券売機・窓口では当然発売せず、その近くの都営定期券発売所でも発売はなし。
その近くにある大江戸線の改札(京王新線口)は、都営の管轄ながら、メインの事務所はここにはないという…。

新宿で“前売り券”を購入する場合は、

 (1) 都営大江戸線 新宿駅 マインズタワー方面改札(代々木寄り)付近 駅長事務室
 (2) 都営大江戸線 新宿西口駅 地下3階(改札階) 駅長事務室
 (3) 都営大江戸線 都庁前駅 駅長事務室
 ((4) 東京メトロ丸ノ内線 新宿駅 定期券うりば)

のいずれかに出向く必要がありますので、(前売り券を当日購入して)初めに新宿線を利用するようなケースは、十分注意したほうがよいでしょう。

◆今回の利用明細(IC運賃との比較)

 新宿西口→高島平 319円
 高島平→錦糸町 392円
 錦糸町→浦安 237円
 浦安→綾瀬 278円
 北千住→神保町 195円
 神保町→表参道 165円
 表参道→代々木上原 165円

通常運賃合計 1,751円
乗車券発売額 900円   差額 ▲851円

新潟交通は、新潟県下越地域で路線バス事業を主体として行っている会社です。
バス事業だけでなく、子会社では様々な事業も手掛けています。

新潟駅や万代シテイを中心とした路線バスがメインですが、県内・県外の高速バスも、多く運行しています。

そんな新潟交通の路線バスでは、2011年春から、ICカード乗車券「りゅーと」を発行しています。
また、2013年春からは、Suicaなどの交通系ICカードも利用できるなど、日本海側唯一の政令指定都市にふさわしく(?)、路線バスのICカード利用率も高いそうです。
(ちなみに今年1月、「りゅーと」の流通枚数が20万枚に到達したそうです)

首都圏同様、ICカードの普及率が高まっている新潟交通の営業区域ですが、紙の回数券もまだまだ現役です。

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今回は(ほぼ)コレクション目的で、10円券を2冊購入してみました。
割引率はちょうど10%ですから、かつての関東地区の回数券・バスカードよりも、若干割引率が高めです。

以前、神奈川県内の神奈川中央交通・相鉄バスの回数券を紹介していますが、いずれも縦5枚綴りに表紙が付く形でした。
新潟交通の回数券は、ご覧のように、縦5枚×横2枚が1枚の紙で印刷され、その上に表紙が付くタイプ。
表紙の裏側には、自社グループの広告が入っているのも、なかなか珍しいポイントかと思います。

なお、この10円券以外にも、100円券・200円券(枚数・割引率は10円券と同じ)もあり、新潟駅前・万代シテイバスセンターの案内所や、各営業所で発売されています。

今日は、このブログでは初めて、チケットレスのきっぷを紹介します。
表題の通り、JR東日本の「モバイルSuica特急券」です。

▼「モバイルSuica特急券」とは?
JR東日本のIC乗車券である「Suica」を、携帯電話・スマートフォン向けアプリで利用可能としたのが「モバイルSuica」。
この「モバイルSuica」の機能として、JR東日本・JR北海道の新幹線停車駅相互間(北陸新幹線の全駅を含む)で新幹線乗車券類を購入できるのが、「モバイルSuica特急券」である。
紙のきっぷで自由席を利用するよりも安い値段で、新幹線の指定席が利用可能となり、新幹線回数券程度の値段で利用できる。
前日までに購入する場合、より割引率が高い「スーパーモバイル特急券」の設定があるほか、グリーン車用の「モバイルSuica特急券」も設定されている。

このモバイルSuica特急券については、以前のブログでも触れています。

▽参考:以前のブログより、スーパーモバイルSuica特急券

今回の利用区間・乗車列車・利用時期、いずれも上記のブログで掲載したものと同じ(※年違い)です(笑)。

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左(上)が、モバイルSuicaのメイン画面に表示されている、購入済みの「モバイルSuica特急券」。
右(下)が、「モバイルSuica特急券」の詳細を表示した画面です。(いずれも、Android向けアプリの画面)

「モバイルSuica特急券」は、予め複数列車分を購入しておくことは可能ですが、携帯端末内には直近に乗る列車以外の情報を受け取る(ダウンロードする)ことが出来ません。
このため、サーバーから受け取る(ダウンロード)/サーバーに預ける(アップロード)機能が用意されており、詳細画面の「□1 預ける」からアップロードする(購入済み列車に乗車しない設定)ことが出来ます。
「現在の特急券選択情報/特急券を使う」となっているのは、受け取り済み(購入済みの直近列車に乗車する設定)であることを示します。

さて、乗車列車のお話。

乗車した〔Maxとき350号〕は、E4系を2つ繋いだ16両編成で、先のダイヤ改正以降もE4系で運転されています。
以前は車内販売や売店営業をしていましたが、上越新幹線では翌々日から車内販売を休止することが影響したのか、車内販売・売店営業ともにありませんでした。

今思えば、往路の新幹線(昨日の記事参照、Maxとき315号)で、「#シンカンセンスゴイカタイアイス」を食べておいて、本当によかったと(笑)。

この列車の座席種別の配置ですが、2編成ともに、前4両が自由席、後ろ4両が指定席、そのうち最後尾2両の2階がグリーン車です。
昨日の記事で、出入口階の「フラットシート」について触れましたが、東京寄りから2,4,6両目に設置されているので、この列車では6,14号車のみが指定席の「フラットシート」があることになります。
特急券情報画面の通り、往路と同じく、フラットシートを指定して乗ったのですが、せっかくなら往路で2階に乗るべきでしたね。
(※「スーパーモバイルSuica特急券」では、割引率が高いせいか、2階の指定席は指定できません)

ちなみにこの列車も、関東地方のNGTヲタさんには馴染みの列車。
劇場公演が終わるのが平日は20:30ごろなので、新潟駅までの徒歩10分+αで、時間がいいんですよね。
実際、この日乗った列車でも、明らかにそれと分かるお客を、何名か目撃しました(笑)。

先日14日、当ブログで初めてお休みを頂いた日ですが、新潟まで行ってきました。
諸々の事情により、出来るだけ費用を抑えねばならなっかのですが、高速バスや普通列車では体に負担がかかるし…。

と、そんなわけで、今回はJR東日本の列車予約サービス「えきねっと」で、割引きっぷを申し込みました。

▼えきねっと列車限定割引「トクだ値」とは?
「えきねっと」に登録済みの会員に対し、列車・席数・区間を限定して発売される、割引の企画きっぷ。
発売の対象となるのは、JR東日本・JR北海道の新幹線(*1)と一部の特急列車。
乗車日13日前の1:40までに申し込むと、さらに割引率が高い「お先にトクだ値」の設定もある。

(*1) 新幹線〔かがやき〕はJR西日本区間の富山~金沢発着限定、新幹線〔はくたか〕もJR西日本区間の糸魚川~金沢発着の設定あり

それでは、今回使った「トクだ値」の実際の券です。

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え~っと…。非常に文字が多いですね(笑)。
個人的には、券種名(乗車券・新幹線特急券)の上にある、「えきねっと列車限定割引」の文字は不要じゃないかと思います。
だって、それはつまり、「トクだ値」の“説明”じゃないですか。

まぁ、それはともかく、今回乗ったのは、上野10:22発の〔Maxとき315号〕で長岡まで。
この列車は先のダイヤ改正から、E7系〔とき315号〕として運転されています。

さて、問題です。
今回私は、何故この列車を選んだのでしょうか?

1. 私が“渦中”の某アイドルヲタだから
2. 予定に合わせやすい時刻だから
3. 単純にE4系に乗りたかったから
4. この列車しか空いてなかったから

わっかるかな~? わかんね~だろ~な~…(ぉぃ)。

答えは、1. と2. です。

1. は、彼女たちの初のオリジナル曲の曲名が、「Maxとき315号」ってタイトルなんですね。
新潟の劇場へ行く関東のヲタさんたちは、この列車の乗車経験が多いとも聞きます。

私は…、今回が4回目くらいですかね?
ある種の“馴染みの列車”でしたので、乗り納めも兼ねまして。

2. は、7ヶ月ぶりにその劇場公演(新潟市、18:30~)に当たりまして…。
その前に郵便局を回ったり、いろいろ出来るかと思ったんですね。

そして、新潟市へ行くのに、何故長岡で降りちゃったかといいますと、その方が安く行けるんです。

◆トクだ値15(通常期)の料金
 上野→長岡 7,420円
 上野→新潟 8,790円

「トクだ値」の料金としては、上野発の長岡・新潟着では、1,370円も差が出るんですね。
では、長岡から新潟までって、いったいいくらかかるのでしょう?

◆長岡~新潟の移動手段と運賃
 JR/長岡駅→新潟駅(きっぷ) 1,140円
 JR/長岡駅→新潟駅(ICカード) 1,144円
 高速バス/長岡駅前→新潟駅前(現金) 980円
 高速バス/長岡駅前→新潟駅前(ICカード) 830円

まぁ、公共交通機関としては、JR(信越本線)と高速バス(県内高速バス)の2通りでしょうか。
所要時間はJRが約1時間15分、高速バスが約1時間30分で、昼間はいずれも毎時1本程度の運行です。

新潟県内を走る高速バスは、新潟交通が主体となって運行しており、長岡線は越後交通との共同運行です。
県内高速バスの全路線において、昨年12月からICカード(*2)が利用可能となり、しかも運賃が15%割り引かれます。

これはもう、長岡からの高速バスに決まっちゃいますよ、必然的に。

(*) 新潟交通の「りゅーと」のほか、Suicaと相互利用できるPASMO・TOICA・ICOCAなどが利用可能

って、話が大きく脱線しました。
きっぷの券面に話を戻しましょう。

今回の座席は、12号車1階席の15番A席。
〔Maxとき・たにがわ〕は、1階と2階が別列車扱い(?)になっているのでしょうか。
こうした例は、かつての373系〔ムーンライトながら〕コンパートメント席や、JR四国のアンパンマンシート(一部特急に連結)などでもあるようです。

そして、見慣れない表示が、号車番号の前にある「FL」の文字。
これは、E4系の東京よりから2,4,6両目にある、出入口階の座席(15~17番の1車両15席)です。
〔Maxとき315号〕の指定席としては、12,14号車が該当していました。

最後に、長岡駅の乗車記念印。
2年前の夏に長岡駅を利用した際は、普通の無効印でしたが、いつから使っているのでしょう。
肝心の柄の部分のインクが薄めで、ハッキリとしたことが言えませんが、花火を描いているようにも見えますね。

▽参考:以前のブログより、割引率が高い「トクだ値35」

▽参考:以前のブログより、長岡駅の無効印

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