きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 長野電鉄

長野駅からA特急〔スノーモンキー〕へ乗って、約45分。
終点の湯田中駅に到着します。

ここでは、湯田中郵便局へ行った後、町営(?)の駅前温泉「楓の湯」を訪れます。
全部で約1時間20分の滞在です。

郵便局へ向かう前に、まずは駅の窓口へ。
メインは硬券入場券の購入ですが、せっかく長野まで来ていますから、切符収集活動のために、駅の方にいろいろ聞いてみました。

入場券のほかに、発売している硬券は2種類。
長野までの乗車券(大人1,190円)と、同じく長野までの特急乗車券(乗車券+特急券、大人1,290円)があるとのことでした。
いずれも高額になってしまう(しかも使う必要がない)ので、今回の購入は断念しました。

補充券についても尋ねてみると、「発券OK」とのこと。
「少々お時間を頂きますが…」ということだったので、駅へ戻る時刻を伝えて、発券しておいて頂くことにしました。

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というわけで、長野電鉄の特別補充券です。
券面右下にある「○出」の記入の通り、出札補充券の扱いです。

昨日紹介した「第2種車内乗車券」、ツッコミどころ満載でしたが、こちらもなかなか…。

まず、券紙については、あまりに古い券のためか、地紋が非常に見づらいです。
で、よくよく見てみると、「JNR こくてつ」の文字が…。

しかし、左上の発行社名は、当然ながら「長野電鉄」になっており…。

いったい、何があったのでしょう(笑)?!

そして、印刷されたのは(少なくとも)30年以上前のようで、日付欄の元号はまさかの「昭和」です。
平成の時期には印刷されず、しかも昭和時代の在庫が未だに残っていることには、驚きを隠せません。
また、長野電鉄では今年5月から、乗車券の日付が西暦表示に変わったため、「昭和」を二重線で抹消し、西暦の日付を記入しています。
個人的に言わせてもらうと、抹消線の上に「駅名小印」が押されていなかったのは、ちょっと残念ですね。
(相鉄・東葉高速・埼玉高速などは、「平成」を二重線で抹消、駅名小印を押しています)

そのほかについては、他社の補充券と大きな変わりはありません。
「領収額」は5桁目までの対応、「収受又は変更区間」の英字なし、「事由」欄の高さが低いタイプです。

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補充券の裏面です。
これも、昭和の香りがプンプンしますね。

第1項の「通行税」については、相鉄の補充券にも記載があります。
しかし、この税の廃止(*)は、1989年(平成元年)ですから、「昭和」の券としては正当な記述です。

第3項の途中下車については、現行と(国鉄・JRの)制度が違う表記です。
現在、JRの乗車券では、100km超の営業距離となるものに対して、原則として途中下車が認められます。
この制度に変わった(*)のは1980年(昭和55年)4月ですから、もしかしたらこの券も、間もなく40歳を迎える可能性がありますね。

郵便局を訪れ、温泉へ入ったあと駅へ戻り、この券を受け取った際、駅の方は…

「何分にも古い券ですので、現状と合わない点も多々ありますが…」

などと、恐縮しておられました。
いやいや、発券頂け、入手できただけでも、こちらとしては嬉しい限りです(^^)d

(*) Wikipedia参照

長野電鉄の特急車内では、「車内特急券」のほかに、この「第2種車内乗車券」も購入しました。

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いわゆる車内補充券ですが、その様式たるや、なんと個性的なことか!

まず、券紙についてですが、地紋なし・無地の藁半紙のようなものを使っています。
真っ白なコピー用紙のようなものならまだ理解はできるのですが、昔からこのようなものを使っていたのでしょうか?!

2つ目に、どれだけ昔の切符と使い続けているんだ、と(笑)。
縦の駅名を見てみると、須坂駅から上の行(屋代~井上間)は、2012年4月に廃止された屋代線の駅です。

そして3つ目、需要の高い駅を中心に、縦横で運賃表になっているのですが…。
さすが廃止された路線を掲載しているだけあって、もはや運賃表は役立っていません(笑)。
屋代線の廃止から2度の増税がありましたから、最高額運賃は1,130円から1,190円に変わりました。

しかも…、ご丁寧に「運賃変更」のゴム印が押してあるという…(^^;

さらに、「月日」の入鋏欄の下には、「大小」の人数内訳があり、人数と月日の数字を共有しているという…。
こんな様式は、絶対他にはないように思います。

さて、この車内乗車券ですが、割とマルチに使われている(いた)様子が伺えます。
少なくとも8年近くは、この乗車券は改版されていないわけですから、当時は普通列車にも車掌が乗務していたのでしょう。
無人駅が続く、長野線の信州中野~湯田中の中間4駅は、「主な駅」として横列の駅名として印刷されています。
その無人駅から乗車した際には、この乗車券が一番活躍したのではないかと思われます。
また、縦列の駅名配置についても、過去の長野電鉄の歴史を知ると、「なるほど!」と思えます。

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表面に主な注意事項が記載してあるので、裏面は「精算」の記入欄のみを印刷。
概算収受などが発生した時には、乗車券回収後、この欄が必要になるのでしょう。

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長野電鉄 長野線 長野駅にて。
特急〔スノーモンキー〕の2100系(左)と、普通列車用8500系(右)。
少し前までは、この両形式は、錦糸町駅で交差するように走っていましたね。

昨日は、特急も乗車可能なフリー乗車券を紹介しました。
長野駅からは、特急〔スノーモンキー〕へ乗りましたが、「車内特急券」という存在が気になり、買ってみました。

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「車内特急券」とは、読んで字の如く、車内で乗務員(車掌)が発売する特急券です。
長野電鉄の特急は、〔スノーモンキー〕の個室指定席を除き、全列車・全席が自由席ですので、列車・区間の表記はありません。

券面の中身を見ていきましょう。

地紋は長野電鉄オリジナルの「ながの ERC」で、刷色はうす水色。
券種名「車内特急券」の下に、乗車日(発行日)はボールペンの手書き。
金額を中央に印刷し、その下に注意事項を簡単に記載しています。

この列車長野電鉄電内のみ1回限り有効です」

↑赤字部分の記述があるわりには、「これ」を指すもの(列車番号等)が券面にないのは、どうなんですかね?

もう1点、疑問なのは赤の斜線。
かつて、小田急が使っていた硬券特急券は、斜線の有無で上り列車・下り列車を区別していたようです。
「もしや?」と思い、画像を検索してみましたが、どの車内特急券にもこの斜線がありました。

今回は特急列車に乗車中、車掌の巡回時に趣味発券の可否を問うて、OKを頂けました。
必ずしもOKが出るとも限らないかもしれませんので、ご了承願います。

先月の長野旅行は、早くも3日目の行程へ。
まぁ、1,2日目については、郵便局関係の趣味が主体で、鉄道ネタもほぼありませんでしたので。。。

3日目は、長野電鉄沿線をブラブラします。
このために使ったのが、「長電フリー乗車券」です。

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長野電鉄のフリー乗車券は、1日用と2日用があり、いずれの表紙にも特急車両の写真が採用されています。
この1日用は2100系(元・JR東日本〔成田エクスプレス〕用253系)、2日用は1000系(元・小田急10000形 HiSE)です。

1日用の発売額は2,070円で、特急列車も特急券を買わずに乗車できます。
普通乗車券での往復で計算すると、長野~信濃竹原(1,050円区間)以遠で元が取れることになります。
特急で信州中野を往復(乗車券930円区間+特急券100円)するだけでは、微妙に足りません。

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折り畳み式の中面は、一面に「ながの ERC」の地紋が薄いピンク色で印刷されています。
中央の車両イラストは、表側の特急車両に対し、こちらは普通列車用の8500系(元・東急8500系)です。

電車に乗り降りする際には、駅係員または乗務員に中面を提示します。
一部の有人駅(時間帯?)では、改札を省略しているので、そのまま乗車することもあります。

中面には、上段に券種名と有効日数。
続いて有効期限、この2行が大きく印刷・印字されています。

有効期限の右にある「○特」は、特急列車が利用可能であることを表示したものでしょうか。
長野電鉄のWebサイトに掲示してあるこの乗車券の画像は、消費税改定前の古い券で、「○特」表示がありません。
消費税改定時に発売額・効力を変更し、現在の形になったようです。
(※改定前の発売額は1,860円で、特急券は別途必要だった)

券面自体は、大人用・小児用の区別はなく、右下の小児断線を切る形で、発売・判別を行うようです。

余計なお世話かもしれませんが…。
表面・中面を眺めてみて、「有効期限」に関する記述が、どうも曖昧というか、分かりづらく感じます。
中面の中段にある「有効期限」は、1日用にあっては《乗車日》良いのではないでしょうか?
また、「一定期間内に使ってくれ」という旨については、こちらを《有効期限》とした方がいい気もします。

◆今回の利用明細(通常運賃・料金との比較)

 長野→湯田中【特急利用】 1,290円
 湯田中→信州中野【特急利用】 430円
 中野松川→小布施 420円
 小布施→長野 680円

通常運賃・料金合計 2,070円
乗車券発売額 2,820円   差額 ▲750円

長野電鉄では、長野・小布施の両駅で、「日本一大きい入場券」を謳う入場券が発売されています。

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大きさは、縦105mm×横148mmのA6サイズ。
葉書より若干大きめの、厚口上質紙を使用しています。

デザインは、硬券入場券では時々目にする、赤帯入り入場券を模したもの。
駅名と入場料金が非常に大きな文字で印刷され、日付印字は専用の事務用ゴム印を使っています。

注意事項については、券売機のものと少し違う表現。
硬券と比べても、微妙な違いがあります。

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裏面には、長野電鉄の在籍車両を、写真付きで紹介。
特急車両は全線(長野~湯田中)で運行されていますが、8500系は車両の構造上、信州中野~湯田中で運行できません。

さて、冒頭で記した「日本一大きな入場券」ですが、他の規格のきっぷと、面積を比べてみましょう。

ジャンボ入場券
 縦10.5cm×横14.8cm=155.4cm2

JRマルス券
 縦5.75cm×横8.5cm=48.875cm2

A型硬券(一般的な券売機乗車券=エドモンソン券も同サイズ)
 縦3.0cm×横5.75cm=17.25cm2

B型硬券
 縦2.5cm×横5.75cm=14.375cm2

C型硬券
 縦6.0cm×横5.75cm=34.5cm2

D型硬券
 縦3.0cm×横8.8cm=26.4cm2

「ジャンボ入場券」は、マルス券の3倍以上の面積があります。

ちなみに、過去の初代きっぷブログでは、「日本一大きな入場券」を上回るサイズの記念入場券を紹介しています。
A4サイズですから、面積はこちらの4倍ということになりますが、カンレダー表紙の一部に入場券を印刷しているので、何とも言い難いところではありますが。

▽参考:相模鉄道「そうにゃんバースデーフェスタ2017 記念入場券付カレンダー」
http://ticket-station.hatenablog.com/entry/2017/03/27/053010

まぁ、基本的に常時販売している「日本一大きな入場券」は、こちらで間違いないですね。
ちなみに小布施駅の「ジャンボ入場券」は、こちらとはデザインが異なり、名産品の栗の写真を入れた、ポストカード風のようです。
(※本日現在、「売り切れ中」とのこと。長野電鉄Webサイト参照。)

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