旅の始まりは小田原駅。
まぁ、、、そこまでの小田急線も、もちろん旅の一部ですけど。
今回の旅、最初の目的地は、岡山県倉敷市です。
市内の散策と、水島臨海鉄道の乗車が目的でした。
小田原から岡山へは、乗り換えなしで行ける便が、ほとんどありません。
そこで今回は、新大阪駅で〔ひかり〕と〔さくら〕を乗り継ぐルートにしました。
名古屋や新大阪で〔のぞみ〕へ乗り換えれば、岡山到着はもっと早いですが、急ぐ旅でもなかったので、〔のぞみ〕の追加料金を払いたくなかったんですよね(笑)。
ということで、新幹線同一方向2列車乗り継ぎの特急券です。
券種名は「新幹線特急券」で、単一列車の新幹線指定席を利用する場合と同じです。
全区間を通じた特急券の区間表記となり、その下に乗換駅表示を挟んだ、各駅の発着時刻。
さらにその下に、各列車の列車・座席情報が表記される形式になります。
当然ながら、特急料金は表記された区間そのものです。
(※この取り扱いは、乗換駅で改札を出ない場合に限ります。乗り換え時間が長くても、改札外には出られません。改札を出る場合は、各列車ごとに料金が打ち切られます。)
ちなみに、同一方向3列車以上の新幹線を乗り継ぐ場合は、全区間の「新幹線特急券」と、各列車の「指定券(0円指定券、指ノミ券)」が別々に発券されます。
私の過去の経験では…
新横浜─(のぞみ)─新大阪─(さくら)─新大牟田─(つばめ)─熊本─(さくら)─新八代
という乗り継ぎをしたことがあります。
さて、この特急券のゴールである岡山駅では、「乗車記念 使用済」のゴム印を押してもらいました。
JR西日本の場合、「無効」の印ではなく、この「乗車記念 使用済」が押されるケースが多いですが、スタンプ自体の大きさや、文字の大きさ、字間の幅など、いろいろなバリエーションがあります。
ばい・ざ・うぇい。
今回の旅行は、3年前の4月に発生した熊本地震から、1ヶ月余りが経った時期でした。
九州新幹線の熊本県内区間では、まだ徐行運転が行われていたこともあり、山陽新幹線からの直通列車も、一部で運転変更があった頃です。
今回乗った〔さくら551号〕は、所定の鹿児島中央ゆきでしたが、他の大半の下り〔さくら〕は、熊本止まりになっていました。