きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 2016日本“約”半周の旅

日本“約”半周の旅も、いよいよ後半戦。
36歳の誕生日の朝を、福島市で迎えました。

天候は晴れ。
朝はのんびりと出発、福島10:40発の快速〔仙台シティラビット3号〕で仙台へ向かいます。

仙台での目的は2つ。

ひとつは、お昼ごはん。
せっかく仙台でちょうどいい時間なので、牛タンが食べたいなぁ、と。
(画像は略しますが、仙台駅牛タン通りのお店で、定食を食べました)

もうひとつは、前年12月に開業した地下鉄東西線の乗りつぶし。
この開業により、国内の地下鉄で乗車していない唯一の路線になっていたので、この機会に…と。

そんなわけで、昼食のあと、地下鉄東西線の仙台駅へと向かいます。

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今回の乗りつぶしに使ったのは、土・日・休日用の一日乗車券。
地下鉄だけの1日券は、平日用が840円に対して、土・日・休日用は620円と割安です。
券種名のとおり、仙台市交通局の地下鉄が1日乗り降り自由になります。

乗車券の地紋は、黄色の「SENDAISHI KOTSUKYOKU」。
10年以上前にも、何度か仙台の地下鉄には乗っていますが、券紙は変わっていません。

券種名が黒地の白抜きで表記されていますが、これは平日用との区別のためのようです。
画像を検索するとわかりますが、平日用は通常の黒字で「地下鉄一日乗車券」と印字されています。

その他、発行日は西暦表記で、発行駅名は「地)仙台駅」となってJRと区別。
「E31」が券売機番号(「E」が改札口の符号?)、「2239」が券番号…だと思います。

使用開始時には、大きな空欄に使用開始日・駅名が印字されます。
乗車券を改札機に投入する向きによって、印字位置が変わるのか、中央の空欄が大きく作られています。

さて、今回乗車したルートは、仙台→八木山動物公園→荒井→仙台でした。
どの都市の公営交通も、決して運賃は安くないですから、これだけでも十分に元が取れます。
(このルートの場合、平日用でもギリギリで安上がりになるようです)

明日は、仙台市地下鉄のネタを、もう1つ…。

旅の折り返し地点、4日目ラストの列車は、東北新幹線〔やまびこ223号〕です。
大宮から福島へ向かい、前半の乗車券もここまでです。

今回の新幹線は、当初は普通車指定席を確保していましたが、大宮駅で気が変わりまして…(笑)。

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タイトルの通りではあるのですが、奮発してグランクラスに乗車変更しました。
特急料金が520円引きになって、グリーン料金(グランクラスB)が6,180円ですから、追加料金は5,660円です。
(※クレジット決済のため、「□乗変」が表示されてはいますが、一旦指定席特急券を払い戻し、新規購入の扱いになりました)

一般的に、1列車のみの特急券とグリーン券は、1枚で発券されます。
そのため、券種は「新幹線特急券・グリーン券」と、2種類が併記されます。
また、領収額の右側に、2つの券種の料金内訳が記載されます。

現在、新幹線のグランクラスは、東北・北海道新幹線のE5系/H5系、北陸新幹線のE7系/W7系と、上越新幹線のE7系に連結されています。
(※上越新幹線については、今年3月のダイヤ改正から、E7系の運行を開始)
北陸新幹線〔つるぎ〕ではグランクラスは営業せず、東北・北海道新幹線の一部列車と上越新幹線では、各種サービスを省略しています。
この各種サービス(軽食・飲料の提供)がある場合が「グランクラスA」、ない場合が「グランクラスB」の料金を適用し、差額は2,050円です。
〔やまびこ223号〕は深夜帯にかかる列車のため、各種サービスはなく、座席営業のみの列車でした。

福島駅までの乗車時間は、たったの71分。
グランクラスにお金をかけるには、ちょっと勿体ない気もしますが、まぁ、、、誕生日前夜だったのと、下記の事情があったので、これくらいいいかな、、、と(笑)。

福島駅の新幹線改札口では、記念に特急券持ち帰りを申し出ます。
緑色の乗車記念印には、福島市西部にある吾妻小富士が描かれています。
山の中腹の白っぽい部分は、4月上旬ごろに現れる「種まきうさぎ」と言われる雪のうさぎで、春の訪れを知らせ、種まきを始める目安となったそうです。

▽参考:「種まきうさぎ」について(「エコナビ > 国立公園Walker」より)

ちなみに、この〔やまびこ223号〕ですが…

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JR北海道所属のH5系で運転される、数少ない列車のうちのひとつです。
北海道新幹線開業以来、現在も7列車の運用に入っていますが、そのうち青函トンネルを通るのは4列車のみです。

▽参考:Yahoo!検索「H5系 運用」

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グランクラスは定員18名ですが、見事に貸切状態でした(笑)。
料金はかなり高いですが、座席周りの設備などもかなり整っていますから、経験として一度は乗ってみてもいいかな、と思います。

でも、どうせ乗るなら、長距離乗りたいですね(^^;

金沢での観光などを終え、旅行4日目の行程は、あと2つ。
まずは北陸新幹線〔はくたか〕に乗り、大宮へ向かいます。

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券面の内容に関しては、同じことの繰り返しになるので、詳しくは書きません。
ただひとつ、大宮駅着時刻の「乗継」という文字が、【新幹線の前後に同時購入した在来線特急券】が存在することを示しています。

夕方の〔はくたか576号〕は、途中の軽井沢までは各駅に停車。
途中の上越妙高で、JR西日本区間からJR東日本区間へ入りますが、長野で乗務員が交代します。
金沢で買った駅弁を食べてたり、ちょっとゆっくりしていたら、あっという間の2時間44分でした。

大宮駅では、もちろん特急券の持ち帰り希望の旨を、改札係員に伝えます。
すると、以前のようなテキストのみの無効印ではなく、イラスト入りの乗車記念印を押してもらえました。
題材は、武蔵一ノ宮氷川神社の鳥居と、新幹線〔こまち〕のE6系(だと思います)でした。

ちなみに…

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車両は、残念ながら(?)、JR東日本所属のE7系でした。
西日本のW7系に乗りたかったなぁ…。(E7と大差ないけどw)

北陸鉄道 石川線は、今回の金沢滞在では、ほぼ乗りつぶしだけがメインでした。
昨日紹介した硬券入場券のほか、野町駅では自動券売機で乗車券を購入しました。

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券紙は無地・白色で、地紋などはありません。
また、当然(?)ながら非磁気券ですが、バスの乗車券のように、裏側にも同じ内容が印刷されています。

パッと見た感じ、「よく見るタイプの切符だなぁ」と思いそうですが…

☆会社名に括弧書きがない
☆小児券の表示が「●」ではなく「■」がベースの白抜き
☆「円区間」ではなく「円」のみの印字

といった特徴が見られます。

1週間にわたってお届けした金沢シリーズは、今回で終了です。
明日はいよいよ、旅の前半戦最終夜、大宮経由で福島へ向かいます。

北陸鉄道 石川線の乗りつぶしでは、両端の有人駅で、硬券入場券を購入しました。

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まずは、野町駅で購入したもの。
駅名・金額とも補充式で、表側は白色の券紙を用いていました。
全体のフォーマットとしては、特に北陸鉄道独自の…という雰囲気はなく、よく見かける硬券入場券のタイプです。

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裏面はベージュ色で、硬券といえばこの色をイメージする方も多いでしょうか。
この面の記載事項は、社名・駅名(補充式)と券番号だけで、野町駅は表側・裏側の駅名とも、同じゴム印を使っているようです。

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こちらは、鶴来駅で購入したもの。
野町駅で購入したものとは、補充式の欄がまるで異なる雰囲気です。

表側の駅名表示は、やや大きめの駅名印。
金額も手書きではなく、ピッタリサイズの数字ゴム印を使っていました。
そして日付印も、事務用の日付スタンプではなく、ダッチング風ゴム印です。

また、裏側の発行駅名には、駅名小印が使われていました。

ところで…。
北陸鉄道(鉄道2線)では今年4月から、乗車券類の年表示を、和暦から西暦に切り替えたようです。
ただ、「一部を除く」とあるのが気になりまして、硬券についてはどうなっているのか、ちょっと気になるところではあります。
(※私としては、「硬券には和暦がいい」という考えです)

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