往復乗車券シリーズ第5弾は、都心と羽田・三浦半島などを結ぶ、京浜急行。
この券も古い券で、現況が確認できていないので、近いうちに横浜あたりで確認しようと思います。

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京急の往復乗車券は、かなり個性的ですね。
もっとも、片道乗車券や券売機発行の領収書なども、京急独自のフォーマットなのですが…。

まず、他社と異なる点としては…

●「往復乗車券」の文字が入る
●「ゆき」「かえり」券の区別がない(=どちらを往路用・復路用にしても構わない)

それ故に…

●券番号(ここでは右下の「1102」下段中央の「1332」)が2枚とも同じ
●運賃表示がそれぞれ片道分の表示

になっています。
あと、日付が「月日のみ」の表示で、これだけでは何年に購入したものなのか分かりません。
(利用可能なのは2日間だけですし、自動改札で磁気情報の判断がなされるので、不要な情報といえばそれまでですが…)

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この往復乗車券の領収書。

オリジナリティのあるフォーマットで、ご丁寧に宛名欄が印字されます。
但し書きも「往復券代金」となるなど、いろいろと細かいなぁ…と思うのであります。

●補足 4/30●
往復乗車券の区間は、発駅=発行駅として、自社線内各駅を着駅として指定可能。
往復券初期画面では、日ノ出町など数駅(※横浜駅にて調査)だが、「他の駅」選択画面がある。

【追記 6/12】
5/1に現況を確認しましたので、画像を掲載します。

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基本フォーマットは変わっていませんが、券売機の機種の違いか、字体・文字の大きさなどが、若干変わっていました。
右下の番号は、券番号ではなく、券売機番号の可能性もありますねです。
片道乗車券を同時に買えば、ハッキリしたことが判りそうです。

※グレー文字・抹消線の部分は、12/12 8:58に訂正。

【追記 12/12 8:58】

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羽田空港国内線ターミナル駅でも、往復乗車券を買ってみました。
隣の国際線駅までの1駅間ですが、国内線・国際線間には無料の連絡バスが多数運行されています。
需要はゼロではないかもしれませんが、限りなくゼロに近いのではないかと思われます。