きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: JR東海

先月末、用事があったため、名古屋近郊の親戚宅近くへ。
当日の家族の予定がバラバラだったため、私だけ小田原から東海道新幹線へ乗りました。

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乗車券はタイトルの通り、藤沢から枇杷島まで。
名古屋までしか使う予定がありませんが、確実に記念に持ち帰りたかったので(笑)、同運賃区間の最遠駅である枇杷島までとしました。
関西線方面にすると、枇杷島と同じ距離でも「名古屋市内」となるため、着駅は選択肢は枇杷島のみです。

藤沢駅では自動改札機を通過し、左上に改札済みの穴が開きました。
その後、途中下車印は小田原・名古屋の2駅で、このうち小田原については、時間調整のために喫茶店へ入ったためでした。

左側の赤い印字は、新幹線改札機に通した証で、小田原での入場のみが記録。
名古屋では、新幹線特急券も記念に残したかったので、有人改札口から途中下車したため、赤い印字はありません。

藤沢から名古屋までが、約310kmあるため、有効期間は3日間(201~400km)です。

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乗車した新幹線は、小田原駅停車の〔ひかり〕号です。
〔ひかり〕は毎時2本運転され、

●静岡・浜松に停車し、熱海または三島にも停車する便
●新横浜~名古屋間で、小田原または豊橋のみに停車する便

…が、基本的に交互に運転されています。
そのうち、「熱海または三島」「小田原または豊橋」の停車も、交互になっているケースが多いです。

小田原から名古屋まで、ノンストップで69分ですから、新横浜から〔のぞみ〕に乗るのがバカバカしくなりそうです(笑)。

ちなみに、今回乗った11号車には、「多目的室」という部屋が東京方の富士山側にあります。
体調不良時の一時休憩や、授乳などのために利用されるケースが多いのですが、今回は着替えのために使わせて頂きました。
車掌に「○時ごろに使いたい」と申し出たところ、その時刻ちょっと前に巡回して声を掛けてくれました。
(※鎖錠してある部屋なので、利用時には車掌に申し出る必要があります)

11月、予定を詰め込み過ぎ、身内にいろいろありまして…。
長野旅行の切符紹介が進まぬまま、12月になりました。
ネタは続々仕入れていますが、今後は不定期更新になるかと思いますが、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願いします。

ということで、先月の長野旅行は、2日目午後の部へ。

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最初の目的地である飯田から、宿泊地の長野へと向かいます。
乗車券は事前に、相模線の海老名駅で購入しておきました。

飯田駅でもクレジット決済はできますが…。
「ビューカード」利用による、《JREポイント》が付かなくなりますので…(笑)。

乗車券の区間は、飯田から長野まで。
経由線区は、飯田線・中央東線・篠ノ井線・信越本線です。
このうち、飯田線と中央東線に挟まれた「川岸」は、中央本線のいわゆる“旧線”にある駅です。
塩尻・岡谷・辰野を結ぶ中央本線の三角ルートでは、旧線経由の場合、乗車方向により「川岸」または「小野」経由という表記になります。

実はこの乗車券、指定席券売機で購入しようとしたところ、何故か発券できず…。
経路のせいなのかと思い、みどりの窓口で申し出たところ、普通に買えました。
というのも、購入した日は台風19号が過ぎた直後で、篠ノ井線の一部区間が不通になっていたんですね。
なので、乗車日などを確実に確認したうえで、発売を行えるようになっていたようです。

入鋏印は、JR東海の飯田駅。
入場したのが午後1時前でしたので、時間帯識別のアルファベットは「D」です。

岡谷駅で出場した際は、有人通路で途中下車印を押してもらい、自動改札機から入場。
この時に初めて、この切符に入場データが入ったことになります。

下車駅の長野では、善光寺山門を描いた乗車記念印を押してもらい、手元に残しました。
自動改札がある駅なら、改札窓口端末で出場処理できるはずなので、手動の穴あけは勘弁願いたいなぁ…。

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途中の塩尻から長野までは、特急〔しなの17号〕に乗りました。
特急〔しなの〕には初乗車、専用車両の383系にも初乗車でした。

今日から少しの間、先日行ってきた長野旅行で使った切符などを、紹介していこうと思います。
前回の立川バスの回数券も、その日に購入したものですが、旅とは別枠なので…。

というわけで今回は、往路で利用した高速バスの乗車券…

…と言いたいところなのですが、何故か画像がアップロードできず…。
予定を変更しまして、2日目の移動開始前に購入した乗車券です。

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1日目は、立川から飯田へ高速バスで移動。
2日目の午後、飯田から長野へ向かう前に、資料用に購入した小児用往復乗車券です。

かつては、このフォーマットの往復乗車券は、わりとよく使われていたと思います。
近年、ICカードの普及や指定席券売機の増加に伴い、なかなか見かけなくなりました。
以前、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の往復乗車券を紹介しましたが、JRのこのフォーマットを流用したものでした。

券面を詳しく見てみましょう。

券種名は「往復乗車券」ですが、よく見ると「往復」と「乗車券」で、フォントのサイズが違います。
往復を強調するには、ちょっと物足りない気もしますが…。

「往復」の文字と発着駅名は、およそ同じサイズの文字です。
発着駅名は、どちらも同じ側(左:飯田=発行駅、右:伊那上郷)の印字。
往路・復路の区別は、区間表示の矢印の向きで変化を付け、「□ゆき」「□かえり」の表示を付けています。
「□ゆき」「□かえり」の文字が、券面では一番大きな文字で目立ちますね。

かつての往復乗車券は、もう少し太めの文字を使っていた記憶があります。
技術の進化なのでしょうか、スッキリとした見やすい券面と感じました。

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往復乗車券の領収書です。
取引内容には、単純に「乗車券」と印字されました。

昨日は、廃止された急行〔かすが〕の急行券などを紹介しましたので、その流れで廃止された列車シリーズ。
〔かすが〕の翌年、平成19年春に廃止された、特急〔東海〕の関連です。

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特急〔東海〕と言っておきながら、自由席特急券でスミマセン(笑)。
しかし、平成19年時点でこの区間を走る特急列車は、〔東海〕だけでしたのでご容赦下さい。

乗車したのは、廃止当日の平成19年3月17日に運転された、特急〔東海4号〕です。
当時の特急〔東海〕は、東京~静岡を1日に2往復、JR東海の373系電車6両編成(3両×2編成)で運行していました。
1日4便のうち、“一番最後に発車する”列車である、4号に乗ったというわけです。

“葬式鉄”の極みですね(^^;
(指定席券、買えなかったけど><)

乗車区間は、富士駅から小田原駅まで。
富士駅を出てしばらく走ると、4号よりも少し早く東京駅を出ていた、下り最終便の3号とすれ違い。
その瞬間をカメラに収めようと、先頭車両には多くの鉄ヲタさんが乗車していました。

その様子を知っているということは、つまりは、、、私も…そういうことです(笑)。

特急券としては、たいして特徴もないので、多くは触れませんが…。

昨日も触れたように、当時の指定席券売機はまだ、現在はあまり見かけなくなった熱転写印刷方式。
また、2016年春に自由席特急券の有効期間短縮(2日間→当日限り)が行われた関係で、この自由席特急券は以前の有効期間である「2日間有効」と表記されています。

ちなみに、検札印が押されていませんが、自由席混雑(※鉄ヲタ増殖w)の影響で、車掌が回れなかったみたいです。

乗車中に気が変わって、小田原ではなく平塚で降りることにしました。

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元々持っていた乗車券は、富士から大磯(平塚の1つ手前)まで。
まぁ、あのぉ、、、この車内券目当て(列車番号が入る!)であって、元から平塚下車の予定でした(笑)。

この乗車券も、昔から変わらないスタイルですね。
車発機でも、どこだかの車掌は、磁気券を発行できるタイプを持っていた記憶がありますが、今はどうなっているのでしょう。

富士から大磯までが1,280円で、近距離乗車券の圏内。
従って、区間変更(乗り越し精算)は差額精算です。

子供の頃は、静岡県内にいる親戚を訪ねるのに、よく急行〔東海〕(165系)に乗ったものです。
中学生の頃に特急へ格上げされ、学生時代を経て、特急としても廃止されました。
臨時快速〔ムーンライトながら〕も、東京~静岡直通の普通列車もなくなりました。
(ってか、島田発東京ゆき、2階建てグリーン車連結の211系11両編成とかいうのもありましたよね?!)

切符は変わらなくても、時代は流れるものですねぇ…。

管理者の体調不良につき、3日間お休みをさせて頂きました。
まぁ、定期購読されている方は皆無でしょうけど…、形だけ。スミマセン。

さて、今日は、ちょっと懐かしい列車の切符です。

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平成18年3月のダイヤ改正まで、名古屋~奈良を関西本線経由で結んでいた、急行〔かすが〕号の急行券・指定席券です。

この時乗車したのが平成18年3月1日ですから、列車の廃止直前のことですね。
当時はまだ、「○○鉄」という言葉はあまり使われませんでしたが、今でいう“葬式鉄”みたいな感じの乗車でしょうか。

購入したのは、乗車の1ヶ月前、2/1でした。
八王子駅の指定席券売機で購入(発券)し、「東e」の文字が印字されていますから、おそらく、何らかのインターネット予約を使ったのだと思います。

券種は3つ併記され、「乗車券・急行券・指定席券」です。
今月中旬に投稿した、急行〔はまなす〕の指定席に乗った時のものと、同じ表記ですね。
定期急行列車が消滅した現在、あまりお目にかかれない表記方ではないでしょうか。

列車は、キハ75の2両編成で、奈良方の車両が1号車の指定席、名古屋方の車両が2号車の自由席でした。
D席なので窓側でしたが、この日は天候が悪く、あまり風景とかを覚えていないんですよね…。
(にもかかわらず、奈良市内をレンタサイクルで走ったバカw)

入鋏は名古屋駅、検札は亀山運輸区でした。
名古屋駅、当時から自動改札があったはずだけど、何で有人通路を通っていたのかも、全くの謎です(笑)。

でも、こうしてみると、当時からあまり物価水準は変わっていないものですねぇ。
当時の消費税率は5%でしたが、(今日時点で)1度の値上げを経てきているだけですからね。

ただ、切符に関して言うと、この切符のように熱転写式の印刷をするものは、今ではなかなか目にしなくなりましたね。

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