きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: JR東日本

素材の行方不明につき、前出カテゴリ「2010沖縄旅行」は、急遽、昨日で一旦終了としました。
今後、載せたかった素材が発見されたら、改めて記事を作ろうと思います。

さて、某第3波の勢いが止まらない昨今ですが、昨年末にJRの“音録り”メインの小旅行に出掛けました。
北陸新幹線W7系の車内メロディ「北陸ロマン」や、海浜幕張・舞浜の発メロなどが目的です。

小山駅立ち食いそばの新作、我孫子駅の名作そば、そして年末の買い出しに、〔湘南ライナー〕の生前葬(笑)等々、「この際だから!」と詰め込みまくりました。

そんな小旅行に使ったのが、「休日おでかけパス」です。

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発売額は、大人2,720円。
昨年1月に利用した「のんびりホリデーSuicaパス」より50円高いですが、東京から概ね80km圏内のJR・りんかい線・東京モノレールに乗り降り自由となるのは同じです。

単純に「Suicaだから安く設定している」のではありません。
「のんびり~」では利用不可となっている、新幹線(東京~小山・本庄早稲田)と久留里線にも乗車できるのです。
今回は前述のとおり、新幹線を目的としていることもあったので、この「休日おでかけパス」を使うことにしました。

券面の印字内容としては、「のんびりホリデーSuicaパス」とほぼ同じです。
企画乗車券のくせに、「普通乗車券」という印字をしてしまっている、お間抜けな点も同じです。
券面にもあるとおり、詳細の利用方法・注意点については…

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120mm券で発行される「ご案内」券を確認することになります。
JR東日本の企画乗車券ですから、当然、東海道新幹線(JR東海)には乗れません。

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「のんびり~」と同様、「アンケートのお願い」券も発券されました。
今回は、スマートフォンの「JR東日本アプリ」を使って回答してみました。
「下車した駅」について、「乗り換えだけの駅を含むか否か?!」などと、要らぬことも多々考えましたが(笑)。

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クレジットカードの利用控えと、領収書です。
カード控えには詳細の商品名が印字されますが、領収書には「JR乗車券類」とだけ印字されています。

▼当日の旅程・企画券利用状況(いずれもタップ・クリックで拡大)
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一昨日、私用で東海道線の真鶴まで行って来ました。
小田原駅近くの金券自販機で回数券のバラを購入し、真鶴までは19分の乗車。
(※根府川で臨時〔踊り子〕待避するダイヤのため、少し時間がかかりました)

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「使用済」印の存在を知らずに、持ち帰り希望を申し出たところ、このスタンプが押されて(無言で)返ってきました。

イラストの雰囲気としては、「ツルの駅員さん」という感じでしょうか。
当地はツルの飛来地ではありませんが、町域の形がツルに似ていることから、「真鶴」という町名になったそうです。

厳密には「ご当地デザイン」な使用済み印ではないですが、町名から連想するデザインも、悪くはないですね。

このブログでは今年2月に、JR東日本と東京メトロ千代田線の間で行われている「通過連絡運輸」について、JRの券売機で購入した乗車券を紹介しました。

JR東日本・東京メトロの通過連絡運輸は、千代田線以外にも東西線で取り扱われています。
乗車券のフォーマットとしては、千代田線のものと同じですので、詳細は割愛します。

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今回は、荻窪駅の券売機で購入してみました。
運賃の内訳は…

JR(中央線側) 荻窪~中野 4.0km
JR(総武線側) 西船橋~船橋/東船橋 2.6km/4.4km
JR線合計 船橋まで6.6km、東船橋まで8.4km いずれも170円(小児80円)

東京メトロ 中野~西船橋 30.8km 320円(小児160円)

全区間合計 490円(小児240円)

です。
この区間、JRで乗り通した場合には650円となり、2社に跨った方が安くなるという、逆転現象が生じます。
中野乗り換えで東西線経由津田沼ゆきの列車へ乗り継ぎ、船橋方面へ向かう場合には、(高いのが嫌ならば)事前の乗車券購入が必須です。

また、この間をノーラッチ移動する(改札を通過しない)場合で、交通系ICカードを利用する場合も、注意が必要です。
発駅・着駅ともにJRの駅ですから、運賃はJR線のみの649円が精算されてしまいます。
この場合にもやはり、乗車券の購入は必須でしょう。

ちょっと気になるのは、交通系ICカードを利用し、西船橋駅の中間改札口を通過する場合。
「乗換案内」アプリでは、その点は考慮されていない(?)結果が出てきますが、どうなるんですかね?
西船橋で一旦打ち切って、そこから先は新たな運賃が必要…とかも考えられますが。
東西線を使ったのが明らかなのに、JRのみ利用の運賃が引かれるというのは、ちょっと考えにくいですよね?


このケースの具体的な通過連絡運輸の範囲は…

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こちらの範囲内。
三鷹~津田沼の間では、東西線経由の列車が走っている関係で、このようなエリアになったと思われます。

しかし、三鷹から(東西線経由で)千葉へまっすぐ向かうルートだけでなく、下総中山・南船橋の2駅も通過連絡運輸の範囲に入っているのが、凄く謎ですね。
さらに、そんな2駅が入っているのに、武蔵野線の船橋法典は範囲外というのも、もっと謎に感じます。

高輪ゲートウェイ駅、最終編です。
これ、出来るとは知らなかったのですが、「多機能券売機」(黒の券売機)でクレジットカードによるICカードチャージをしてみました。

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こちらが、その際に発行された領収書です。
基本的には、通常のICカードチャージをした時のものと同じですが、金額の下に (クレジット扱い) と印字されており、現金によるチャージと区別されています。
発行駅名については、省略なしのフル駅名全角文字で印字されています。

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カードの利用控えがこちら。
商品名「チャージ」で、当該商品の商品コードは「475」に設定されています。

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Suicaの利用履歴(ICカード残額ご利用明細)を発行してみると、クレジットチャージを行った際の「(取り扱い)種別」(印内)は「VIEW」と印字されました。(※下方参照)
なお、発行駅名・乗下車駅名は全角4文字の制限があるので、「高輪ゲート」という省略形が採用されています。
個人的には、「高輪GW」とかでも良かったと感じています。

なお、今回のチャージにあたっては、Suicaを搭載したJR東日本系列の「VIEW CARD」を利用しました。
一体型カードだからこの方式のチャージができたのか、他のカードやICカードに対応しているのか、気になるところです。

そして、JR東日本系列のカードであるが故…

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他社(今回は小田急)の券売機で履歴を印字したところ、「カード」(印内)という種別になっていました。
同じJRグループでも、TOICA圏内などで履歴を印字すると、同様の内容で印字されると思われます。

昨日に引き続き、高輪ゲートウェイ駅での収穫物です。

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まず最初は、入場券です。

この駅にはみどりの窓口はなく、指定席券売機での入場券購入もできません。
よって、この駅の入場券はご覧のように、3台ある近距離券売機で発券されたものしか買えません。

駅名が長いため、2段に分割して駅名を印字しています。
「駅」の文字サイズは決まっていて、それと同じサイズで3文字分くらいが駅名に割り当てられています。
言葉同士の区切りがいい(高輪+ゲート+ウェイ)ので、文字サイズはアンバランスながら、見栄えはそこそこでしょうか。

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続いては、JR線内のみの乗車券。

こちらの駅名も、縦1行だと文字がつぶれることから、2行に分けた印字です。
しかし、駅名の先頭にある「高輪」が右の行にあり、縦書き日本語の記述方式と逆になっている点が、私個人としては、かなり違和感があります。
それでもデザイン上、こちらのほうが見栄えはいいのかなぁ…とは思いますが、うん、やっぱり微妙な感じは否めない。

高輪ゲートウェイ駅から初乗りで行けるのは、山手線の品川・大崎・田町・浜松町の4駅のみ。
品川の隣となる大井町・西大井までは、初乗りの距離では移動できず、2区目の160円になります。

ローマ字の部分は、駅名標と同じ表記の「TAKANAWA GATEWAY」。
ちなみに、英和辞典で「gateway」を調べてみると…

(塀・生け垣の木戸についた)出入り口、入り口、道

と出てきます。
これからの数年で、高輪エリアの玄関口となるのでしょうか。

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3つ目は、私鉄との連絡乗車券。
今回は、品川接続京急線のものを購入しました。

フォーマットに関しては、JRまたは私鉄の券売機で購入する連絡乗車券と、大きくは変わりません。
ただ、やっぱり出発駅名については、文字数が多いので若干見づらいですね。
(まぁ、南町田グランベリーパークよりは、ずっとマシですが…^^;)

品川接続京急線では、最低運賃区間同士で乗り継ぎ割引の設定があるようです。
京急線の設定区間は、下り・横浜方面の鮫洲までの各駅と、上り・都心方面の泉岳寺。

Google mapで「高輪ゲートウェイ駅~泉岳寺駅」をルート検索すると、「350m 徒歩5分」と出てきます。
この乗車券を使って、2駅間を移動する人は、まず現れないでしょうね(笑)。

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最後に、西日暮里経由の千代田線通過連絡乗車券です。
この乗車券については、以前に上野発のもので紹介していますから、詳細は略します。

前述の京急連絡の乗車券と同じく、駅名のサイズはやはり小さいです。
しかし、その下の経由駅・線区名の印字よりは、文字が大きくなりました。

なお、後者2つの連絡乗車券については、緑色の券売機(1台)では購入できないようになっていました。
運賃表の掲載はありませんが、黒の券売機(2台共に購入可能かは不明)での購入になりますので、参考まで。

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