きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 小田急電鉄

今年4月1日、小田急江ノ島線が開業90周年を迎えました。
これを記念したイベントなどが、先日5日から始まっています。

その初日となった5日には、記念乗車券の発売が始まりました。

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縦長・ハードカバータイプの表紙で、表面には江ノ島線の路線図と片瀬江ノ島駅の駅舎イラスト。

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裏面は、中心に90周年記念ロゴが配置されていました。

相模大野・中央林間・大和・湘南台・藤沢の5駅で発売し、合計2000部限定。
6:30から発売を開始し、大和駅にて7:35ごろに購入したところ、券番号は0844でした。

実はこの日、前の日からの夜勤明けで、間に合うかどうかが気がかりでしたが、どうにか間に合いました。
うん、海老名で相模線→相鉄線を、4分で乗り換えられてよかったです(笑)。

表紙を開くと…

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見開き1ページ目には、左に江ノ島線の歴史、右に各駅のかつての駅舎写真。
鶴間駅は…、周りに何もないですね。

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見開き2ページ目には、左に江ノ島線を走る車両写真など、右側に入場券型硬券。

車両写真などについては、江ノ島線内(沿線を含む)で撮られたものが多いのですが…。
左下の20000形(RSE)は、多摩線の唐木田駅ですね、これ。

入場券型硬券には、「(複製)」と書かれていますが、これもちょっと違うような。

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「復刻」のほうが近い気もしますが、各駅の開業当時(日付は開業日=昭和で印刷)にこのような入場券を発売していたのか否か…。

ちなみにこの「入場券型硬券」は、開業当時と駅名が変わった駅のものを収録。
一番新しい改称駅は六会駅で、これは現在の六会日大前駅。

東林間・中央林間・南林間・西大和・新長後は、まぁ推定できるとして、一番知られていないであろう通信学校駅。
これは現在の相模大野駅で、陸軍の何かの…施設に由来する駅名だった気がします。

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見開き3ページ目には、“主役”の硬券乗車券。
相模大野から片瀬江ノ島までの全16駅間と、新宿→藤沢/藤沢→相模大野の乗車券をセット。

発売額は、これらの乗車券の額面通りで、合計は3,000円でした。
乗車券の有効期限は11/10までですが、果たして使う人がいるのかどうか…。

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乗車券には、表側・裏側を含めて、記念名称の印刷はありませんでした。
通常発売しているものではないことを示すためにも、「江ノ島線開業90周年記念」とだけでも入れてほしかったなぁ。

今回は、小田急のチケットレス特急券システムの1つである、「ロマンスカー@クラブ」のついて。
以前、今年乗車したロマンスカーの特急券紹介で、「ロマンスカー@クラブ」で予約・決済を行い、実際に券売機で発券したものは、画像付きでお届けしました。

券売機で発券するのは、基本的には携帯電話の電池切れや故障などに対応するためのもので、通常は今回のように、チケットレスで乗車します。
画像を提示する前に、「ロマンスカー@クラブ」について解説。

▼「ロマンスカー@クラブ」とは?
小田急が提供する特急列車のチケットレス乗車サービスのうちの1つ。
事前に会員登録を行い、会員番号をもとに「特急ポイント」を積立(チャージ)し、特急券予約後の決済時に、その「特急ポイント(10ポイント=10円)」から引き落とす形で、チケットレスの特急券が発行される。

では、画像にいきましょう。

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こちらは、Androidスマホ画面の一例です。
上から順に、「乗車月日」「列車名(車種・両数)」「発駅・発時刻」「着駅・着時刻」「席種」「人員内訳」「車両・座席番号」が表記されています。
当然、紙の特急券とはフォーマットが違いますが、同じ内容の構成になっています。

その下の「購入額」は、乗車区間の特急料金で、これも紙の特急券と同じ。
次の「残額」は、今回の特急券の決済完了後、「特急ポイント」がいくら残っているかをしめしたもの。

現在、210ポイント。
大人特急料金が最低300円ですから、次に乗る前には、積み立てをしないといけません。

最近の私ですけど、「乗った記録を形に残す」ために、チケットレス特急券まで発券してしまいます。
しかし、今回、この画面だけで乗車したのは、乗車区間が影響しています。

今回乗車したのは、東京メトロ千代田線・大手町駅始発の〔メトロホームウェイ47号〕。
同線表参道駅から、町田駅まで乗車しました。

メトロ線内の特急券券売機、「ロマンスカー@クラブ」の《座席指定確認(発券)》に対応しているか、実は知らないだけなんですけどね。

小田急の株主優待乗車証。
都内・神奈川県内の金券ショップでは、バラ売りの発売額相場は600円前後です。

もっとも、株主の手元にわたった後、金券ショップへ持ち込まれないと始まりませんが…。

今回は、相模大野の金券ショップにて、560円で入手しました。
江ノ島線の北寄りに住んでいると、新宿までの運賃でも400円台なので、あまり使う機会はありません。
ほぼほぼ、「小田原までの乗車券」の代わりとして、使うケースが多いです。

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今回利用したのは5/7ですので、昨年11月中旬ごろに株主の手元へ送られたもので、有効期限が今月末のもの。
現在、既に、次の期間(5月中旬配布→11月末まで有効)のものが出回っているはずです。

小田急の株主優待乗車証は、社紋や自社ロゴなどが使われていません。
どういう意図でこの地紋が作られたのか、気になるところではあります。

小田原駅の無効印は、「無効」の文字がやたらとデカいですね。
駅によって、文字の大きさやインクの色などが統一されていないようなので、収集する価値もありそう(?)です。

小田急では去る5月1日、改元に伴う天皇陛下のご即位を記念して、記念乗車券が発売されました。
近年、小田急の記念乗車券は、新宿・町田・小田原・藤沢の4駅で集約発売するのが通例となっているようで、今回もその例に漏れませんでした。

というわけで、自宅を5:50ごろに出発。
自転車で町田まで走って、買ってきました。

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台紙の模様が、桐のような木目調になっていますが、単に紙に印刷したものです。
今回の天皇ご即位は、昭和から平成の時と異なり、お祝いムードも高まりましたので、豪勢(に見える)な金色を使っています。

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2つ折り台紙の中面。
台紙と乗車券が擦れ合わさらないように、間に紙を挟んでいました。(※背の部分で糊付けされている)

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乗車券がセットされている部分から、券を抜いたところ。
A型硬券(縦30mm×横88mm)が3枚、セットされていました。

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乗車券は、この3枚。
発売駅には関係なく、全てが新宿発の乗車券です。
500円区間は海老名~本厚木・桜ヶ丘・高座渋谷まで、370円区間は町田・相模大野・小田急多摩センター・唐木田まで、130円区間は代々木八幡までの初乗り区間の運賃です。

乗車券の地紋は、薄いオレンジ色の「PJRてつどう」を採用。
金色を使った絵柄に、一番合う色のように感じます。

日付はダッチングマシン風の印刷で、和暦を使った「1.-5.-1.」の表示。
有効期間は今月いっぱいと、記念乗車券類の中では短い部類でしょう。

さて、今回は早朝の町田駅で購入しましたが、昨年秋の「LSE引退記念乗車券」よりは、人出が少なかったように感じました。
駅に到着した時刻が若干遅かったこともありますが、「鉄道の記念」乗車券でなかったことが、影響しているんじゃないかと思います。
それでも、当日中には各駅とも完売したようですから、国民のお祝いムードが高まったのも納得です。

余談ですが、昼前に横浜へ向かったため、そのついでに相鉄・京急のご即位記念乗車券の在庫を確認すると、さすがに売り切れていました。
相鉄は発行部数が1,200部(※小田急は5,000部)と少なかったので、レアになるかもしれませんね(?)。

今日は少し時間が遅くなりましたが、平成最後の投稿になります。
今日は今日で多くの収穫があり、明日も収穫が見込まれますので、それは追って紹介していきます。

ということで、関東私鉄の往復乗車券シリーズ第7弾、我が地元の小田急です。

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まずこちらは、先日25日、南林間駅1号券売機で購入した往復乗車券。
ゆき券・かえり券とも、右下に「■IC」の記号があるように、Suicaの残高を使って購入しました。

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こちらは、翌26日に同じ券売機で購入したもの。
区間・小児券を合致させて、クレジットカード(■C)で購入しました。

さて、購入方法を変えた以外で、何が違うでしょうか?

はい、そうです。
26日にクレジット購入したものには、特急券と同じような識別コード(?)のような数列がありますが、前者にはありません。
購入方法を変えるだけで、こんな違いがあるとは、実は初めて知りました。
(現金は…わからん。笑)

さて、見ての通り、小田急の往復券の最大の特徴は、券の大きさ。
これまでの各社とも、いわゆるエドモンソン券のサイズ(30mm×57.5mm)でしたが、小田急は定期券サイズ(57.5mm×85mm)です。
JRを多く使う人には、特急券のサイズとして馴染みがある、あのサイズです。

有効期間は、このフォーマットが導入されて以来、略西暦(下2桁)で表示されます。
また、券番号はゆき券・かえり券とも、同じ番号が振られています。「2つで1つ」という認識なのでしょう。
運賃の表示は、JRと同様の方式で、ゆき券が0円(アスタリスク)、かえり券が合計額です。

とりあえずこれで、往復乗車券シリーズは一旦終わりです。
今日は、湘南モノレールの往復券が捕獲できましたが、別枠で紹介していきます。

【参考データ】
 関東の私鉄で「往復乗車券」が券売機で売られていない社局(※京王など、未確認多数w)
  ↓ ↓ ↓
 京成・相鉄・箱根登山・新京成・東京メトロ・都営地下鉄・横浜市営・伊豆箱根・東葉高速

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