きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

カテゴリ: 伊豆急行

3月に行った、伊豆旅行の2日目。
宿泊地の沼津から、「南伊豆フリー乗車券」区間内の伊東へ戻り、この日も「伊豆急全線ウォーク」などを楽しみます。

全線ウォークの1区間目は、始発駅の伊東から次の南伊東まで。
2kmほどの平坦な道なので、楽々クリアです。

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伊豆急はJRとの連絡運輸を行っていますが、伊東の隣なので、連絡乗車券のコレクション購入には一番いいかな、と。
そんなわけで、最短区間(宇佐美まで)の連絡乗車券を、自動券売機で購入しました。

券紙は当然ながら、他の乗車券と同じく、「PJRてつどう」オレンジ色地紋のもので、JR線自動改札対応の磁気券。
発売時刻の印字はないものの、フォーマットは伊豆急オリジナルではなく、関東の大手私鉄でもよく目にするタイプでした。
(少なくとも、小田急・東急・相鉄などはこのタイプですね)

この1ヶ月ほど、ちょっとバタバタしていました(^^;
その間に世界の状況はどんどん悪化していますが、その影響があったわけではありません。

お陰様で、先月の伊豆旅行の記事が、途中で止まったままでした。。。

というわけで、運転再開。
まずは、こちらから。

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伊東駅の自動券売機で購入した、伊豆急の乗車券です。

伊東駅はJR東日本の管理駅のため、伊豆急専用の券売機・窓口などはありません。
伊豆急の乗車券については、JRのタッチパネル式自動券売機の中から、伊豆急のタブをタッチして購入します。

さて、券売機から出てきた乗車券は、伊豆急の標準フォーマットでもなく、JRのそれでもありませんでした。
(伊豆急の乗車券はこちら、JRの乗車券はこちら
私の手持ちのコレクションでは、富士急行の券売機乗車券に近いイメージです。

A社の券売機で、B社の乗車券を買ったら、タイプCの乗車券フォーマットだった…。
他にこんな例があるようだったら、是非とも知りたいものです。

伊豆旅行1日目、蓮台寺から伊東へ戻る列車内で、車内発売用の乗車券を買い求めました。
伊豆急は終日無人駅こそ少ない(伊豆大川・伊豆北川・稲梓)ですが、日中のみ窓口営業を行う駅が多いです。
このため、日中以外の車掌乗務列車では、車掌の車内巡回も頻繁に行われています。

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川奈駅を出たところで、車掌が回ってきたので頼んでみました。
初めは「う~んと…」という感じでしたが、最終的にはOKを出して頂くことが出来ました。ありがとうございます!
(…という状況ですので、必ずしも発券して頂けるとは限らないかもしれません。)

車掌用端末から出てきた乗車券は、JRのものにそっくりです。
JRは各社でフォーマットが異なりますが、JR西日本・JR四国のものとはほとんど同じなようです。
もっとも、券紙はJRではないので、券売機などと同じ「PJRてつどう」のオレンジ色の地紋。
発行社名は「□西」などの表記ではなく、「伊豆急」の略称が用いられていました。

昨日に引き続き、普通乗車券です。

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今回は、券売機で購入した往復乗車券。

昨日の片道券の記事と見比べてみると、基本フォーマット自体は同じです。
片道券の有効区間表示が駅名式なので、流用しても問題ないのでしょう。

往路・復路の区別は、ひらがなの「ゆき」「かえり」のみで、文字の囲いなどの装飾はなし。
駅名は往路券・復路券で反転しているので、矢印の向きは右向き固定です。

また、往復券は有効2日間となるので、有効日数の記述が変わります。

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伊豆急の普通乗車券、今回は片道乗車券です。

まずこちらは、券売機で購入した片道券。
入場券は駅名表示の大きさが際立っていましたが、乗車券の文字はかなり控えめです。

乗車区間の表示方法は、金額式ではなく駅名式。
1駅間の距離がやや長め、かつ運賃が小刻みな距離で上がることから、こういう方式なのかもしれません。
(つまり、1駅目、2駅目、3駅目、、、で運賃がどんどん上がっていくということ)

駅名の文字サイズが小さめの割には、駅名を繋ぐ三角マークは少し大きいですね。
また、運賃を印字する場所も、なかなか変わっているように感じます。
ただ、入場券の料金表示位置と同じですから、伊豆急スタイルということになろうかと思います。

左下に「●小」のマークが入るのは、さすがに初めて見たパターンです。

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続いては、窓口端末で発行された片道券。

券売機のものよりは、乗車区間の文字が見やすい大きさです。
1駅名の幅は5文字分を確保しているので、伊豆急線内の駅名は縮小表示をすることなく済みます。
(参考:駅名文字数が最大となる「5文字」の各駅…城ヶ崎海岸、今井浜海岸、伊豆急下田)

運賃の表示は、入場券や券売機の乗車券と概ね同じ位置。
券売機のものとは異なり、小児運賃は印字されていません。
また、日付・券番号については、券売機・窓口端末のいずれも、入場券と同じ文字サイズ・表示方式でした。

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