先月1日から12月末まで、大手私鉄と航空会社によるコラボキャンペーンが開催されています。

タイアップしているのは、羽田空港と九州・沖縄などを結ぶ「ソラシドエア」と、京急・京成・西武・東急の各社。
機内のヘッドレストカバーを「ソラ鉄」仕様にした《ソラ鉄ジェット》が就航したり、コラボ乗車券の発売などが行われています。

今回、残念ながら、ソラシドエアへの搭乗は叶いませんでしたが、「ソラ鉄お散歩きっぷ」を2社分購入してみましたので、紹介したいと思います。

004_soratetsu-kq

まずは、京急の発売分。
発売駅は各社1駅ずつで、各駅の発売枚数は2,000枚。
京急での発売駅は、羽田空港国内線ターミナル駅が選ばれました。
ソラシドエアのカウンターがある、第2ターミナル側の改札窓口での発売です。

左側の絵の部分は、羽田空港第2ターミナルをバックに、滑走路・新1000形電車・ソラシドエアB737-800型機が描かれています。
右側の乗車券部分は、羽田空港国内線ターミナル駅から300円区間のもので、発売期間終了後1ヶ月まで(~1/31)の1回限りに有効です。

国内線からの300円区間は、横浜方面は京急川崎・京急鶴見駅など、都心方面は品川駅などまでが含まれます。
空港線の加算運賃が10月から引き下げられ、品川までの運賃が安くなったことをPRする狙いが含まれていそうです。

010_soratetsu-tk

こちらは、東急の発売分。発売駅は田園調布です。
左側の絵は、左半分が田園調布駅の旧駅舎、右半分に渋谷の街(スクランブル交差点のやや西から109方向を望む)を描いています。
もちろん、ソラシドエア機と車両も描かれ、車両は東横線用の5050系が採用されています。

右側の乗車券部分は、京急のものとは若干異なり、有効期間も発売期間内までになっています。
田園調布駅からの200円区間は、渋谷までの利用を想定したものと思われますが、他にも溝の口・菊名などが200円区間内になります。

010_soratetsu-ura

乗車券の裏側には、今回のコラボを始めた経緯や、ソラシドエアに関する説明が印刷されています。
きっぷ部分の裏には、通し番号が書かれていますが、「No.」の有無という差異(上:京急、下:東急)もありました。

さて、乗車券のことについて、ザーッと書いてきましたが、コラボの内容についてでも。

IMG_6904

羽田空港のソラシドエアカウンターで、「ソラ鉄お散歩きっぷ」または「搭乗証明書」を提示すると、このような台紙がもらえます(※枚数限定)
表紙を開いてみると…

IMG_6903

各社の乗車券をセットできる仕組みになっていて、ソラシドエアのキャラクター「ソラシドリ」の絵日記になるという仕掛けでした。
(ちなみに、京成の発売駅は京成成田駅、西武は本川越駅です。)

IMG_6905

台紙裏には、乗車券と似たフォーマットの「搭乗証明書」もセットでき、全てをコンプリートすると、記念品のオリジナルクロックがもらえるというキャンペーンです。

うーん、ANAのマイルキャンペーンで、コードシェア便乗って来ればよかったな…(笑)。
成田や川越ならば、その気になれば行ける範囲だったわけだし(^^;