岳南電車の駅に自動券売機がないことは、昨日の記事で触れました。
入場券だけでなく、普通乗車券も硬券で発売しています。

今回は、吉原を除く有人駅3駅で、収集用に購入してみました。

005a_fare-harada

まずは、岳南原田駅で購入した、初乗り運賃の乗車券。
サイズは入場券と同じくB型硬券で、地紋は吉原駅の入場券と同じく、水色の「がくなん」でした。

乗車券のフォーマットとしては、あまり見ないタイプでしょうか。
中央に駅名を配置して、両矢印で有効区間を示しています。
以前、Yahoo!ブログ時代に掲載した、「小田急・相鉄の乗り継ぎ割引乗車券」の一部に似ている気もします。

入場券に印刷されていた社紋は、右上端に移動しています。

005_fare-fujioka

こちらは、岳南富士岡駅で購入したもの。
まぁ、同じ…なんですが、矢印の向きと路線図の方向は、関係なく作られているようですね。

あとで思ったのですが、同運賃帯の駅が片方にしかない場合は、どういう表記なのでしょうね?
片矢印とか、金額式とか、「○○から○○ゆき」などが考えられそうです。

005b_fare-honmachi

小児券は、中央に赤字の「」を印刷し、社紋も赤で印刷されています。

005c_fare-ura

裏面の一例です。
表面同様、ワンマン列車の運賃箱に入れても判読できるように、有効区間が印刷されています。
また、小児券には表面同様、赤字「小」が印刷されています。