長野電鉄では、長野・小布施の両駅で、「日本一大きい入場券」を謳う入場券が発売されています。

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大きさは、縦105mm×横148mmのA6サイズ。
葉書より若干大きめの、厚口上質紙を使用しています。

デザインは、硬券入場券では時々目にする、赤帯入り入場券を模したもの。
駅名と入場料金が非常に大きな文字で印刷され、日付印字は専用の事務用ゴム印を使っています。

注意事項については、券売機のものと少し違う表現。
硬券と比べても、微妙な違いがあります。

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裏面には、長野電鉄の在籍車両を、写真付きで紹介。
特急車両は全線(長野~湯田中)で運行されていますが、8500系は車両の構造上、信州中野~湯田中で運行できません。

さて、冒頭で記した「日本一大きな入場券」ですが、他の規格のきっぷと、面積を比べてみましょう。

ジャンボ入場券
 縦10.5cm×横14.8cm=155.4cm2

JRマルス券
 縦5.75cm×横8.5cm=48.875cm2

A型硬券(一般的な券売機乗車券=エドモンソン券も同サイズ)
 縦3.0cm×横5.75cm=17.25cm2

B型硬券
 縦2.5cm×横5.75cm=14.375cm2

C型硬券
 縦6.0cm×横5.75cm=34.5cm2

D型硬券
 縦3.0cm×横8.8cm=26.4cm2

「ジャンボ入場券」は、マルス券の3倍以上の面積があります。

ちなみに、過去の初代きっぷブログでは、「日本一大きな入場券」を上回るサイズの記念入場券を紹介しています。
A4サイズですから、面積はこちらの4倍ということになりますが、カンレダー表紙の一部に入場券を印刷しているので、何とも言い難いところではありますが。

▽参考:相模鉄道「そうにゃんバースデーフェスタ2017 記念入場券付カレンダー」
http://ticket-station.hatenablog.com/entry/2017/03/27/053010

まぁ、基本的に常時販売している「日本一大きな入場券」は、こちらで間違いないですね。
ちなみに小布施駅の「ジャンボ入場券」は、こちらとはデザインが異なり、名産品の栗の写真を入れた、ポストカード風のようです。
(※本日現在、「売り切れ中」とのこと。長野電鉄Webサイト参照。)