きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2020年09月

先週までの「2013年四国旅行」カテゴリで、うっかり紹介漏れしていたものを、3日間で4種類紹介していきます。

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今日は、ちょっと手抜き感がありますが、当時の土佐電気鉄道(現:とさでん交通)の整理券です。

土佐電気鉄道は、国内でも距離の長い路線網を持つ路面電車です。
JRの駅名で換算しても、概ね後免~伊野に相当する距離です。

それ故、全線均一運賃は採用されず、一般的なの鉄道・バスと同じように、三角運賃表で定められたの運賃を支払うことになります。
(※必ずしも、対キロ制とはなっていないようですので、悪しからず…)

整理券は全線を7区分とし、下り・上り列車でそれぞれの区間に対する番号は振られています。
当時と現在、制度が変わっていなければ、この整理券は高知市中心部区間の電停乗車時に発行されたもののはずです。

そういえば、かつての路線バスなのでは、このようなタイプの整理券はよく目にしましたね。
最近は感熱用紙のバーコード付きが主流ですが、赤い白抜き文字の数字、何だか懐かしいです。

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裏側は、その数字のみが印字される、シンプルなデザインです。

なお、表側に印刷された「土電電車」ですが…

●現地では、この路面電車路線網を「とでん」と呼ぶのが主流
 (→一日乗車券の券面にも、日付表示面に「とでん」の文字を背景に印刷してある)
●「土佐電気鉄道」は、路面電車だけではなく、バス路線も運営していた

ことから、このような社名に相当する表示をさせているようです。

※7年前の情報のため、現状については、ご自身でご確認下さい。

2013年の四国旅行、4日間の旅程もいよいよ終了です。
高松駅到着後は、バスで高松空港へ向かい、空路で羽田へ向かうのみです。

高松駅でバスへ乗る前に、みどりの窓口へ立ち寄ってみたら、こんな入場券が売っていました。

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2012年7月11日に発売された、「さぬき高松うどん駅 記念入場券」です。
讃岐うどんの代表的なメニューをイラスト化し、入場券として発売したものです。

全部で5種類あり、各々の発売額は、当時の入場料金である160円。
旅のゴール駅のいい記念になるかと思い、全種類購入しました。

まぁ、、、発売日が入らない点は、ご愛敬ですね。

こちら、1枚目の画像のメニューは…

左上/ぶっかけうどん(おろしぶっかけ?)
右上/ざるうどん
下/釜玉うどん

です。

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2枚目は…

左/釜揚げうどん
右/かけうどん

です。

全ての券面に、「このうどんは食べられません。」と記しているあたり、センスがありすぎです(笑)。

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裏側は、高松駅の駅舎の画像と、駅の紹介。
いずれも同じ画像・同じ文章です。

券番号を見ると、種類によって売れ行きがかなり違ったようですね。
ざるうどんの人気がイマイチですが、ぶっかけうどんはやはり人気が高かったです。

これで、7年前の四国旅行の紹介を終わり!

…と思ったんですが(笑)!
画像を取り込み済みなのに、何故かすっ飛ばしたものが3種類あったので、来週にでも紹介します。
あと、観光地の入場券などが出てきましたら、その都度紹介していこうと思います。

2013年の四国旅行は、JR四国でアンパンマン列車に因んだスタンプラリーの開催期間中でした。
このイベントの詳細は、後々追記する予定です。

このスタンプラリー期間中は、一部の主要駅において、アンパンマンキャラクターのイラストが描かれた、改札印を使用していました。

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この旅行中、イラスト入り改札印の使用駅を8駅訪れる予定でしたので、各駅の入場券に押してもらうことにしました。
通常の改札印と同じサイズで、駅名・日付の欄に相当する部分にイラストを描き、社名欄を駅名欄として、白抜き文字でデザインされています。

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こんな感じで、各駅で異なるデザインのものを使用していました。
松山駅の印影が分かりやすいですが、駅名の部分には、線路のイラストやコピーライトのクレジットが入っています。

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ただ、このイラスト入り改札印は、(主に子供の旅行に向けた)補助的なものであり、通常の改札印と併用するのが、正式な使い方です。
…と、某駅の改札係員さんに教えてもらったのですが、正当な取り扱いが為されていない駅、多そうですね(^^;

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最終下車駅の高松まで、3日間で8駅を収集。

高松駅の駅名として、あらゆる乗車券類には「(讃)」の文字が印字されます。(※予線の駅であることを示す)
これは、JR西日本 七尾線の高松駅(石川県かほく市)と区別するために印字されるものです。
正式な改札印にも同じ文字がありますが、イラスト入りは四国だけのものという認識からか、そちらは「高松駅」という表示です。

四国旅行3日目は、昨日記事にした特急〔宇和海〕で八幡浜へ向かったあと、さらに宇和島・窪川・高知と移動し、高松で宿泊。
翌日4日目は、栗林駅で特急〔うずしお〕のラス1指定席を確保し、徳島経由で阿波池田・琴平へ。
徳島線の特急〔剣山〕乗車中、阿波池田に着く間際、通過した佃駅でJR四国の完乗を果たしました。

夕方が近付きました。
瀬戸大橋を渡って、岡山県内へ入ります。

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高松へ戻るために、快速〔マリンライナー45号〕へ乗りました。
〔マリンライナー〕は基本的に、JR四国5000系(3両)とJR西日本223系5000番台(2両)を1編成ずつ繋いだ5両編成。
このうち、高松方の先頭車両(1号車・5000系)は2階建てで、1階が普通車指定席、2階がグリーン車指定席です。

当初、2階のグリーン席へ乗るつもりでしましたが、この指定券を発券した松山駅の窓口担当さんが…

「ん~、パノラマ席も空いているみたいですよ? 如何ですか?」

と、1列車4席限定の「パノラマグリーン席」を薦めて下さり、ついうっかり(笑)。

乗車1日半前だったのに、よく空いていたな~と思ったのですが、その理由はおそらく席番号。

2階建て列車ながら、運転席の真後ろに設けられた、出入口階のグリーン席。
1列しか配置できないから、4席だけなのですが…。

1番A席は「いちばんえぇえき」ではなく、運転士の真後ろなんですよね。
正直なところ、パノラマグリーン席では、ハズレ席です(^^;

まぁ、レア席に追加料金なしで乗れたので、良しとします。

このグリーン席も、マルスでは〔マリンライナー〕と別列車扱いで、券面には「マリン・パノラマ」と印字されます。
システム上では、「マリンライナー(パノラマグリーン)」という列車名で収容されているみたいですね。

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