きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2020年08月

「バースデイきっぷ」最初の利用区間は、前の記事の通り伊野から須崎でした。
須崎では2時間ほどの滞在時間を設けて、郵便局を2局回り、昼食タイム。

須崎市といえば…、鍋焼きラーメン!
駅の目の前にある「すさき駅前食堂」で、「ちりめん丼」とのセットを食べました(^^)

きっぷブログですので、食べ物の詳細は略します(笑)。
(あ、須崎といえば、二ホンカワウソをモチーフにしたゆるキャラ、「しんじょう君」も有名ですね!)

お腹を満たして、次の列車は土佐くろしお鉄道へ直通する特急列車。

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特急〔あしずり5号〕へ乗り、終着駅である土佐くろしお鉄道の中村まで乗車します。

この指定券には、「改札印」「検札印」「無効印」と、3種類のスタンプが押されました。

首都圏に住んでいると、改札印にお世話になることは、なかなかありません。
もっとも、「特急に乗れる企画乗車券」の場合、自動改札がない駅でも、乗車券の提示で済む場合も多いです。
その際、0円指定券を一緒に提示しても、乗車券のみのチェックで終わることも多いです。
そうした観点から、0円指定券への入鋏というのは、微妙にレアケースではないでしょうか。
(※ちなみに、JR四国で「きっぷを通せる自動改札機」があるのは、高松・高知の2駅のみだそうです)

改札印は、須崎駅のもの。
青いスタンパーなので、この旅のものとして紹介したなかでは、鳴門・徳島の両駅と同じです。
同じ高知県の後免駅は緑のインクでしたので、支社別とか県別とか、そういう意図はないみたいです。

検札印は、高知運転所のもの。
昨日のアンパンマンイラスト入り検札印も同所のものですが、こちらがJR四国スタンダードです。

最後の無効印は、土佐くろしお鉄道 中村駅のもの。
…なのですが、この旅で中村駅では下車しておらず、宿毛ゆき普通列車に乗り換えたのみ。
しかもこの中村駅は、改札・集札業務を行っていないようなのですが…。

これ、実は、列車内で押してもらったものです。
記憶が確かならば、会社の境界である窪川で乗務員が交代したのち、中村までの間で特急券の回収があったと思います。
その際に記念持ち帰りを申し出たところ、この「○無効/中村」のスタンプが押されました。

いやいや、ワンマン列車で「無効」を手書きしてもらったことはありますが、こんなものが出てくるとは…。
しかし、特急車掌がみんな携行しているとしたら、それなりの需要があるものなのかもしれません。

ちなみに、数年前に確認したケースですが…。
愛知県を走る東海交通事業 城北線湘南モノレールでも、乗務員が携行する無効印があります。

JR四国では、8000系電車・2000系気動車の一部特急を、「アンパンマン列車」として運行しています。
アンパンマンのキャラクターたちを外装に施し、1号車の半室を指定席の「アンパンマンシート」としています。
この「アンパンマンシート」の内装も、キャラクターたちが散りばめられ、とても賑やかな雰囲気です。

今回は、岡山発中村ゆき 特急〔南風3号〕の「アンパンマンシート」を利用しました。

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乗車区間は、高知県内のごく一部区間、伊野から須崎までの28分だけです(笑)。
この列車はグリーン車が連結されているので、「バースデイきっぷ」でグリーン指定を取ることも可能でしたが、今回の旅程で「アンパンマン列車」の乗車機会がこの列車のみだったので、指定席利用に落ち着きました。

当然ながら、「指定券(0円指定券/指ノミ券)」としては、特筆することは何もありません。
JR各社で共通のフォーマットですから、当然と言えば当然です。

「アンパンマンシート」を利用する際、マルス券に現れる唯一の特徴が、列車名の表記方法です。

南風3アンパンマン

と表記され、マルスでの列車名表記限度文字数(10文字でしたっけ?)目一杯です。
(※号数が2桁の列車もありますので…)

これはつまり、「〔南風3号〕の一般指定席」とは、別の列車扱いになっているということですね。
現在でも、JR東海の特急〔伊那路〕〔ふじかわ〕の一部指定席(セミコンパートメント)などでも、このようなケースがあるかと思います。

なお、乗車当時の〔南風〕は、岡山から高知を抜けて中村まで運行していましたが、現在では運行系統が変更になっています。

●岡山~高知 〔南風〕
●高知~中村 〔あしずり〕
●高松~高知・中村 〔しまんと〕

高知を境に乗客の流れが変わるためなのか、基本的には高知で系統が分割される形になっています。
しかし現在でも、この時に乗った〔南風3号〕は、〔あしずり3号〕のアンパンマン列車として運行しています。
(文字数が飛び出る分、どのような列車名表記になるのか、気になるところですね!)

【8/20 9:00追記】

ついうっかり、検札印について触れるのを忘れていました(^^;

券面の右上には、青いイラスト入りの検札印が押されています。
アンパンマンのイラストを中心に、「ありがとうございます」「高知運転所」の文字入り。
この旅行では何度も特急に乗りましたが、イラスト入り検札印はこの1回のみ。
おそらく、アンパンマン列車限定(アンパンマンシート限定?)の検札印なのでしょう。

2013年の四国旅行、3日目。
この日から3日間は、「バースデイきっぷ」を使って、JR四国・土佐くろしお鉄道の乗りつぶしがメインです。

3日目は、高知から宿毛へ向かい路線バスで宇和島へ。
夕食後に、宿泊地の松山に向かいます。

4日目は、松山を半日観光後、八幡浜で昼食。
今度は宇和島から、予土線経由で高知へ戻り、さらに特急で高松へ。

最終日である5日目は、高徳線・徳島線へ乗って、JR四国を全線制覇。
琴平・児島を廻って、高松から空路で帰宅となります。

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今回、5月に旅行をしたのは、この「バースデイきっぷ」を使うためでした。
誕生月を有効開始日として、JR四国・土佐くろしお鉄道の特急グリーン車などが3日間乗り放題になります。

当時の発売額は10,000円でした。
現在の運賃・料金で、松山~高松を特急の指定席で移動すると、合計で6,290円(通常期)ですから、お得感が分かると思います。

券面はご覧のように、マルス発行の85mm券でした。
特筆すべき点としては、「誕生月を迎えた本人のみ有効」であることから、記名欄と誕生月の記入欄があることです。
現在、JR四国のWebサイトにある企画乗車券のページを見ると、記名は駅係員が行うことになっているようです。

…私は自分で書かされましたが。
(注:もしかしたら当時は、そういうルールだったのかもしれない)

記名欄の下には、主な注意事項を印刷。
乗車前に指定を受けるように案内していますが、もちろん指定を受けずに、特急・普通列車の自由席を利用することは可能です。

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こちらは「ご案内」券とアンケート。

この「ご案内」券は、乗車券本体よりも詳細な利用方法・注意事項が書かれています。
寝台特急〔サンライズ瀬戸〕へ乗車できない旨が書かれていますが、乗車券部分だけでも不可なのか、判断に迷います。

2枚目のアンケートは、今回の利用状況をJR四国に知らせるためのもの。
企画乗車券の内容や、今後の新商品開発などの参考になるものなのでしょう。
「青春18きっぷ」でも、このアンケートがあったりなかったりしますね。

今回は…、提出どころか記入し損ねました(笑)。

他の企画券にもアンケートがあるためなのか、最上段の中央付近に、「バ」と印字されています。

さて、この「バースデイきっぷ」ですが、私の旅行後である平成29年(2017年)4月にリニューアルされました。
当時は「グリーン車に乗れて1万円」でしたが、「グリーン車用」「普通車自由席用」に分けられました。
現在の発売額は、グリーン車用が13,240円、普通車自由席用が9,680円(小児4,840円)です。
また、このリニューアルにより、阿佐海岸鉄道への乗車も可能となりました。

なお、今回は一人旅でしたが、複数人数での旅行の場合、全行程が誕生月本人と同じ場合に限り、同額の「お連れ様用」きっぷが購入できることを付記しておきます。

参考。

【1日目】
 伊野→(特)須崎→(特)中村→宿毛=バス(別料金)=宇和島→(特)松山

【2日目】
 松山→(特)八幡浜→(特)宇和島→窪川→(特)高知→(特)高松

【3日目】
 栗林→(特)徳島→(特)阿波池田→(特)琴平→坂出→児島→高松

2013年の四国旅行、ようやく3日目。
この日は、高知の路面電車(土佐電気鉄道/当時)・土佐くろしお鉄道 中村・宿毛線の乗りつぶしがメイン。
宿毛から宇和島をバス(宇和島自動車)で結び、松山へと向かう旅程です。

まずは、路面電車の乗りつぶし。

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高知駅前電停から乗車する際に、「電車一日乗車券」を購入しました。
高知の市街地中心部のみ有効なものと、路面電車全線有効なものの2タイプが発売されています。

今回は、全線の乗りつぶしが目的ですので、後者を選択。
当時の発売額は800円でした。

乗車券の規格は、定期券より一回りくらい大きいサイズを、2面組み合わせた2つ折り。
表紙面には低床車両の写真と券種名を配し、裏面は路線図が印刷されていました。

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乗車券の中面は、スクラッチ式の有効日表示がメインです。
会社側も日付の記入という手間が省けますし、乗客側も何年か先でも使えるメリットがあります。

列車を利用する際は、降車時にこの面を運転士に提示します。
首都圏でも、都営交通や神奈中バスの1日乗車券などでこのタイプが見られましたが、地方都市ではまだまだ現役のスクラッチ式ですね。

平成25年当時、高知の路面電車は上述の通り、「土佐電気鉄道」が運行していました。
翌年10月、「高知県交通(バス)」「土佐電ドリームサービス(バス)」と統合し、「とさでん交通」としての運行に変わりました。

また、昨年2月に一日乗車券のリニューアルが行われました。
このリニューアルでは、電車へ乗るだけだったものから、沿線観光地の割引特典が付加されるようになりました。
これに伴い、発売額も改訂され、全線有効なタイプについては、発売額が1,000円になりました。

余談。
とさでん交通の後免町~伊野は、路面電車としては非常に長い距離があります。
この区間を直通する列車は、土休日ダイヤ・早朝の伊野ゆき1便のみしかありません。
日中の主な運転系統としては…

伊野=====はりまや橋=文殊通
   鏡川橋=はりまや橋=====後免町

となっており、東海道線の静岡地区…

浜松=====静岡=興津
    島田=静岡=====熱海

のような運行形態に似ていると感じました。

一昨日に続いて、土佐くろしお鉄道の乗車券です。
後免駅で列車へ乗る前に、利用するための片道乗車券のほかにも、往復乗車券を買ってみました。

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フォーマットとしては、片道券のものに近い雰囲気です。
ただし、往復乗車券である旨を印字するため、

●片道乗車券の発駅を印字する箇所に券種名を印字
●その直下に乗車区間を印字

という相違点があります。
駅名は大きい文字を基準にし、各駅2.5文字分しかスペースがありません。
このため、3文字の駅名となる「のいち」駅は、中間の「い」の字が半分の幅に縮められています。

券番号ですが、往路券が後の番号、復路券が前の番号になっています。
この点は、各鉄道会社で考え方があって、要観察のポイントでしょう。
(往路券が前だったり、両方が同じ番号、あるいは枝番付きだったりしますね)

前回の片道乗車券は、かつてJRで見られた「印刷発行機」タイプとも記しましたが…。
よく考えてみたら、近距離券売機で特急券を買ったりすると、こんな雰囲気の切符が出てきますね。

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