きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2020年03月

今回の伊豆旅行では、主に伊豆急行を利用したことを、昨日の記事で触れました。
そして、「伊豆急全線ウォーク」参加のついでに、乗り降りした各駅で入場券を購入しました。

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JR管轄の伊東駅を除き、各有人駅の窓口では、出札端末で入場券が発行可能です。

伊豆急の入場券で最も特徴的なのは、駅名欄に「駅」の文字がないことでしょうか。
A型硬券サイズ相当のきっぷでは、もはや国内最大級かと思えるような、駅名の文字の大きさも目を引きます。

発売額は、大人・小児とも同額で、170円です。
金額に「¥」マークを使う鉄道乗車券類は、他ではJRのマルスタイプの乗車券類くらいですかね?

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富戸・城ヶ崎海岸・伊豆高原の各駅の入場券。
まぁ、駅名と発行駅名以外は、南伊東駅のものと同じですが。

ところで、ここら辺であることに気付かないでしょうか?
とりあえず、この先の駅に進みます。

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今井浜海岸・河津・蓮台寺の各駅の入場券。

ここで私が注目したのは、駅の並び順と発行駅名欄の数字。
「端末番号でしょ?」と思えそうですが、どうやら駅順になっているようで…。

IZ02 南伊東≪01≫
IZ03 (川奈)
IZ04 富戸≪03≫
IZ05 城ヶ崎海岸≪04≫
IZ06 伊豆高原≪05≫
IZ07 (伊豆大川)
IZ08 (伊豆北川)
IZ09 (伊豆熱川)
IZ10 (片瀬白田)
IZ11 (伊豆稲取)
IZ12 今井浜海岸≪12≫
IZ13 河津≪13≫
IZ14 (稲梓)
IZ15 蓮台寺≪15≫

IZ01の駅ナンバリングが振られているのは、言うまでもなく伊東駅。
伊豆高原までは「マイナス1」で進んでいますが、今井浜海岸に着くまでに「駅ナンバリング=発行駅名欄の数字」に変わっています。
ここら辺については、伊豆熱川・片瀬白田・伊豆稲取の各駅の端末券から、検証する必要がありそうですね。
(注:伊豆大川・伊豆北川・稲梓は無人駅)

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続いては、券売機で発行された入場券です。

基本的なフォーマットは、端末券と同じです。
日付や券番号の文字の大きさ、駅名の文字間隔、注意事項・発行駅名の文字種などが異なります。

また、パッと見た目で違いが分かるのが…

★券番号が4桁であること(端末券は5桁)
★金額の単位に漢字を用いていること(端末券は「¥」マーク)
★窓口端末と異なる番号

といったところでしょうか。

では、ここで問題です!(ズチャッ!)

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この伊豆急下田駅の入場券、「窓口端末券」「券売機券」のどちらでしょうか?!
Thinking Timeは…ありません(爆)。

姿はまるで「券売機券」そのものですが、こちらは窓口で購入したものです。
今回、入場券を購入した8駅では、何故か伊豆急下田駅だけが、このようなことになっていました。

今回は、先日の伊豆旅行で“メイン”として使った、「南伊豆フリー乗車券」です。

▼「南伊豆フリー乗車券」とは?
東京近郊の東海道線沿線から、主に南伊豆への旅行に便利な企画乗車券。
「東京都区内」「横浜市内」「小田原」の3駅を発駅として、伊東までの往復に加え、伊豆急行全線及び東海バス一部区間が乗り降り自由。
発売期間・利用期間とも制限がなく、通年発売商品ではあるが、乗車開始当日の発売は行われていない。

002_minamiizu

乗車券は、ご覧のように2枚組。
発駅からフリーエリア最初の駅までの「ゆき」券、フリー乗車と発駅へ戻るまでの「かえり」券です。
かつて発売されていた「周遊きっぷ」は、フリーエリアが「ゾーン券」による利用でしたから、これとは異なるセット内容です。
最近使った乗車券でいくと、京急の「三浦半島1DAYきっぷ」がこれと同じ方式の2枚組でした。

往路の入鋏は、小田原駅の自動改札で、無効印は伊豆急の富戸駅。
復路は最後の旅程となった伊豆急下田駅で、ようやく入鋏を受けて、小田原では乗車記念印を押してもらいました。
フリーエリアの地図は、利用可能なバス路線数が極端に多くはないので、非常に見やすく作られています。

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乗車券に付随するのは、「案内券」が2枚と、「アンケートのお願い」の1枚で、すべて120mm券。
案内券の1枚目は、主に利用上の注意点を記し、2枚目はレンタカーの案内でした。

今更思い出しましたが…。
アンケート、答えてないや(^^;

あとでやろーっと!

◆今回の利用明細(IC運賃・きっぷ運賃のいずれか安いほうとの比較)002b_minamiizu-riyou

今月上旬、30年以上ぶりに伊豆を旅してきました。
本来であればその期間は、福岡でオープン戦を観戦する予定でしたが…。
PayPay使ってないので、ホークス戦では追い出されると思い、取りやめにしました。
(注:本当の事情は、報道でご存知の通りです。。。まぁ、行こうとしていたのは、PayPayドームではなく、「タマホームスタジアム筑後」でしたが。)

ということで、1泊2日で伊豆の旅。
急遽決まったことだったので、2月末は日程作りにばかり時間を割いていました。

今回使った企画乗車券は、JRが発売する「南伊豆フリー乗車券」。
出発駅は東京都区内・横浜市内・小田原の3駅のみで、伊豆急や主に南伊豆の東海バスが乗り降り自由というものです。

そちらの紹介は後日にするとして、まずは小田原へのIN/OUTで使った、小田急線から。

自宅最寄り駅から小田原までは、IC運賃で597円。
「株主優待乗車証」バラの金券ショップ相場並みですが、相模大野の金券ショップでは560円で発売していました。

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小田急の株主優待乗車証は、これまでに何度か紹介していますが、その時々で券紙の色が変わります。
2019年11月下旬に各株主へ送付された券は、こちらの緑色のものでした。

それにしても小田急って、無効印の「規格」は定めていないのですかね?
昔ながらの小さめの印にも逢いますが、特大サイズの南林間、ゴシック体の小田原と、まるでバラバラです。

相鉄では昨年11月末から、自動券売機で「目的地チャージ」というサービスを開始しました。
これは、相鉄の券売機において、「乗継割引適用範囲外」の連絡乗車券が購入できないことを背景として、JR線への直通運転を開始したことを機に、開始したサービスです。

自動券売機の初期画面では、「きっぷ」「チャージ」などいくつかのメニューが表示され、メニューのひとつに「目的地チャージ」があります。
そのメニューを押すと、目的駅名が表示されるのかと思いきや…

自社線内は何と、自駅発の運賃設定がある区間の金額ボタンだけ(^^;
ここではやっぱり、駅名と金額を併記してもらったほうが、利用者目線としては助かりますね。

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で、こちらが、「目的地チャージ」をしたときの領収書です。
取引内容にきっちりと「目的地チャージ」と印字するあたり、相鉄の芸の細かさに感心します。

私の知る限り、同様のサービスをしている会社は、今のところはないみたいですね。
相鉄オリジナルで生きていくか、他社が後を追うか、ちょっとだけ関心があります。

先々週の土曜日は、4年に1度の「2月29日」でした。
この日になると、私は決まって「きっぷ収集」「郵便局めぐり」を発動します。

今年は、例年より軽めに、きっぷ収集に繰り出しました。

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いつものようにお世話になっている、通勤経路上の相鉄線3駅で、硬券入場券を購入しました。

こうして入場券めぐりをするのも、この月3回目でしたが、その日の担当者が違うと、いろいろなことがあるものですね。
一番下のさがみ野駅のものは、何とダッチングマシンによる日付印字でした。
まさか、ゆめが丘・希望ヶ丘以外にも、ダッチングマシンが生き残っていたとは…。
湘南台なんかは、「うちの駅にはないです!」と掲示しているくらいですが、それが普通と思っていただけに、驚きを隠せませんでした。

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「うるう年になる法則」が分かるように、今回は西暦のものも同時に購入しました。
次のうるう年は2024年、果たしてその時まで、相鉄の硬券入場券は生き残っているでしょうか?!

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「29日」に合わせて、さがみ野駅の券売機では、290円区間(いずみ野まで)の乗車券も購入しました。
券番号が「0319」、タイミングがあと少し早ければ、「0290」に巡り合えたかもしれません。

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