きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2020年01月

昨日、うっかり「1月2日」に使った切符を紹介してしまいましたが…。

まだありました!
「1月1日」に買ったヤツが!

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毎年恒例になっていますが、元日付けの「ゆめきぼ乗車券」を購入してきました。
大山へ行った帰りに、海老名から相鉄線へ乗り、希望ヶ丘・ゆめが丘と立ち寄ったのも、概ね例年通りです(笑)。

昨年の元日時点の台紙は、当時の最新車両だった20000系がデザインされていました。
その前が9000系の改良車(「YOKOHAMA NAVY BLUE」塗装車)だったので、今回の12000系が登場するのは、予想通りでした。

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台紙の裏面は、相鉄のロゴマークのみのデザインで白色。

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中面は、これも例年通りですが、メッセージ欄が設けてあります。
ここのデザインも、毎年少しずつ違いますね。

「ゆめきぼ乗車券」にはこの他、「絵馬」「そうにゃんピンズ」が限定数の特典として付いてきます。

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絵馬の基本デザインは毎年一緒ですが、こちらの車両もやはり、12000系になっていました。

そうにゃんピンズは、2cmほどの正方形。
干支の動物とそうにゃんを中心とした、可愛らしいデザインです。
ゆめが丘駅のものには「ゆめが叶いますように」、希望ヶ丘駅のものには「希望が叶いますように」のメッセージ付き。

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絵馬の裏に夢・希望を書いて、希望ヶ丘・ゆめが丘の両駅に設置されている、絵馬掛けに掛けられるようになっています。
もちろん、この下にある車両も12000系です。

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メインとなる乗車券ですが、10月の増税に絡んだ値上げがなかった区間(IC運賃は値上げ)なので、券面自体は昨年のものと同じです。
ただし、相鉄では5月から、「ダッチング風西暦日付印」が併用されているので、今回は大人券を和暦(ダッチングマシン)で、小児券を西暦で印字して頂きました。

先日、初めて購入した「Suicaカード」の記事を書きましたが、その目的がこれを使うためでした。

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JR東日本で昨年9/1から発売を開始した、「のんびりホリデーSuicaパス」です。
東京駅から概ね80km圏内のJR在来線と、東京モノレール・りんかい線が1日乗り降り自由となる、企画乗車券です。

●参考/東京からの営業キロ程●
 小田原 83.9km
 大月 87.8km
 神保原 90.0km
 自治医大 90.7km
 土浦 69.6km
 成東 76.9km
 成田空港 79.2km
 茂原 73.5km
 君津 81.3km


距離のことを考えると、常磐線は石岡まで(東京から85.8km)、外房線は上総一ノ宮まで(同82.2km)使えてもいいような気がしますが、いろいろ事情があるのでしょう。

今回、この切符を買ったのは、群馬遠征が目的でした。
正月休み、一日空けてボケーッとしているのも嫌だったので、高崎の友人氏が上信電鉄沿線を案内してくれることになったので、往復の乗車券として使ったのです。
集合場所の高崎駅までは、神保原駅からの乗り越し精算になるので、その額を見越して、新規購入時のチャージをしておきました。

購入日は前年の12/28で、海老名駅の指定席券売機を利用。
緑・黒の券売機では、当日利用分のみが購入可能です。

また、Suicaカード購入後、記名式(My Suica)に変更したので、この乗車券も名前入りです。
流石にそこまでは出せませんので、今回は「キ様」です(笑)。(…キサーマ?!)

あと、要らぬツッコミかもしれませんが…。
「のんびりホリデーSuicaパス」の文字の下には、(普通乗車券)の文字があります。
普通乗車券っていうのは、あくまで片道・往復・連続のいずれかに該当するものだけのはずですから、ここは「乗車券」「企画乗車券」が正当のような気がします。

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今回の旅を終えたあとの、Suicaの乗車履歴です。
往復とも同じ行程で、

さがみ野~(相鉄線)~羽沢横浜国大~(JR直通線)~武蔵小杉~(湘南新宿ライン)~高崎

でした。
さがみ野と高崎の間、見事にノーラッチ移動です(笑)。

この利用履歴が、「どんな印字になるのかなー?」と興味があったのですが、「企」の文字が入るんですね!
モバイルSuica定期券を使っている私ですが、このように区間外へ乗り越すことがないので、とても新鮮な表現に感じました。
(この法則からすると、定期券区間外の関連は「定」となるんでしょうね。違いますかね?!)

入 さがみ野 企 相鉄羽沢 で、相鉄線の運賃292円を精算。
企 神保原  出 高崎   で、JR線の運賃242円を精算。(注:この区間は、切符を購入しておけば、片道240円)

一発精算が出来たことに、驚きを隠せない私でした(笑)。

※追記 2/5 14:20※

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指定席券売機で発券された、「ご案内」券です。
これを全て、さすがにSuica上に印字はできないので、他の企画乗車券と同様、磁気券に印刷して発券されました。

皆さま、新年明けまして…

って、遅すぎ(笑)。
というわけで、今回の記事からようやく、2020年に手にした切符の紹介をしていきます。

ネタが切れ次第、また昔の振り返りをしますが、その点はご容赦下さいm(_ _)m

さて、今回は新年一発目に手にした切符です。
昨年と同じく、初詣&初日の出鑑賞のために、大山・阿夫利神社 下社へ出向きました。

その際に使った、「丹沢・大山フリーパス(A)」です。

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このフリーパスの詳細については、昨年の記事を参照頂くとして…。
昨年と全く同じ使い方をしたのですが、2つの変化がありました。

まず1つ目は、券面の印字内容です。
効力・使用方法に変化はありませんが、英語の一文が追加されていました。

(ケーブルカーを含む/Incl. Cable Car

の赤字部分です。
ここ数年の間に、大山からの眺望が「ミシュラングリーンガイド」に掲載されるなどの影響もあり、このエリアのインバウンド集客も高まっているのでしょうか。
そんな時代背景を映した変化、と言えるかもしれません。

この変化がいつあったのか? …は、確認できていません。
私としては、運賃変更に伴うプログラム改定があった、10/1のタイミングではないかと推測しています。

2つ目は、大山観光電鉄(大山ケーブルカー)の入鋏方法です。
昨年までは、大山ケーブル駅・阿夫利神社駅では、改札鋏を使っていました。
(※改札鋏の形については、昨年の記事をご覧下さい)
そんな“昭和らしさ”も好きでしたが、時代の変化なのか、チケッターによる入鋏に変わっていました。

チケッターの内容は…

上段:駅名(○○駅)
中段:日付(アポストロフィ付きの年.月.日)
下段:入鋏済

の3項目。
インクの色は、大山ケーブル駅が赤、阿夫利神社駅が紫でした。

余談ですが…。

今年は、初日の出がハッキリ見られませんでした。
5時ごろに現地に着いてから、雲行きが微妙でして…。
雲間から光が漏れ出ている程度にしか、太陽光が拝めませんでした。。。

◆今回の利用明細(通常運賃・IC運賃との比較)

 【小田急】相模大野→伊勢原 283円
 【神奈中】伊勢原駅北口→大山ケーブル 315円
 【大山観光】大山ケーブル~阿夫利神社(通常期往復) 1,120円
 【神奈中】大山ケーブル→伊勢原駅北口 315円
 【小田急】伊勢原→海老名 220円

通常運賃合計 2,253円
フリーパス発売額 2,030円   差額 ▲223円

昨年は、北総鉄道(旧:北総開発鉄道)が開業した1979年から、40年を迎えた節目の年でした。
これを記念し、記念乗車券が発売されました。

第1弾は、開業記念日でもある3/9から、1000セット限定で発売され、3枚1組1000円。
こちらは、5月中旬に完売とのこと。

今回購入した第2弾は、8/10に発売し、発売数・発売額は第1弾と同じ。
駅によっては売り切れている(?)ようですが、12/30現在、まだ在庫がある駅の方が多かった様子。

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記念乗車券カバーの表側です。

開業当時から2007年まで活躍した、7000形車両がデザインされています。
前面の形状が凸凹していることから、「ゲンコツ電車」と呼ばれていた車両です。
運行番号が「H」で表示されていますが、現在の北総車運用は「N」が使われています。

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乗車券カバーの裏側と…

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乗車券が納められている様子。
一番上から順に…

1. 小室から570円区間【秋山・印旛日本医大まで】
2. 白井から200円区間【西白井・小室まで】
3. 西白井から450円区間(小児券:230円)【東松戸・千葉ニュータウン中央まで】

と納められていました。
この3駅は開業当初からある駅で、当時は北初富駅から新京成線へ乗り入れていました。

ちなみに、乗車券の有効期間は、今年2月いっぱい。
発売日以降、消費税率改定に伴う運賃変更がありましたが、この券(上記3. を除く=運賃変更がなかったため)を実際に使う場合は、やはり差額精算が必要になるんですかね~?

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実際に収められていた乗車券は、この3種類。

やはり、「北総線の顔」とも言える、7000形の写真を多用しています。
新旧の画像をふんだんに使っているところが、周年記念券らしいですね。

ただ、ちょっと残念(?)なのは…。

西白井からの券には、昔の駅の様子が画像として使われています。
しかし、改札機手前の運賃表を見ると、どうも白井駅のものっぽいんですよね…。

まぁ、、、大人の事情かもしれません。

乗車券部分には、切り取り線のミシン目などはありません。
写真部分と完全一体になっているので、乗車しても回収は逃れられそうな気がします。

また、乗車券部分の地紋には、北総鉄道の社紋が使われています。
券売機の乗車券は「JPRてつどう」、補充券・改札端末券は「HOK'SO」の地紋ですから、この券のためにデザインを組んだのだと思われます。

12/30に北総線へ乗りに行ったのには、大きく分けて2つの理由がありました。

まずは、郵便局めぐりです。

前回の記事に記したように、北総線の普通運賃は、大手私鉄と比べると、かなり高額です。
今回の1日乗車券の発売・有効期間と、郵便局の営業日がこの1日だけ重なったので、いい機会に…と繰り出しました。

2つ目は、北総線の全駅乗り降りです。

このブログでも何度か書いていますが、私鉄各社の全駅で乗り降りしながら、ICカードにチャージの履歴を記録している私。
北総鉄道の場合、全駅をきっぷで乗り降りしたら、社線内の運賃だけで何千円もかかります。

というわけで…

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全駅降りてみました!

今回は駅ナンバリングと逆順に、印旛日本医大駅から新柴又駅へ至るコース。
北総線の駅ナンバリングが振られていませんが、終点(始発駅)の京成高砂駅を含めた、全15駅を降りてみました。

チャージ代金の領収書ですが、取引内容が「チャージ」となるだけで、他の項目に変わりはありません。
他の項目については、乗車券のページで少し触れていますので、参考まで。

発行(取り扱い)駅名については、長い駅名もそのまま印字されています。
ただ、収容文字数の関係なのか、千葉ニュータウン中央駅については、カタカナが半角になっています。

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後半の松飛台駅以降の領収書と、ICカードの履歴です。

「ご利用明細」の駅名は、パスネット時代からの絡みもあるのか、文字数は4文字が限度です。
長い駅名や他社線と重なる駅では…

印旛日本医大 → 印旛日医
千葉ニュータウン中央 → 千葉NT中
新鎌ヶ谷(新京成・東武と乗り換え) → 北総新鎌
東松戸(JRと乗り換え) → 北総東松

という表記になっています。

領収書に関しては、一番最後(右下)の京成高砂駅のものと見比べてみると、ちょっとした違いが分かりますね。
また、北総線内では秋山駅のものだけ、何故か券紙がピンク色でした。。。

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