きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年09月

昨日、TWR 新木場駅の入場券を紹介しましたが、同日は千葉市内でブラブラしていました。
京葉線 千葉みなと駅からのスタートだったので、ついでにモノレールの駅へ立ち寄って、硬券入場券を購入しました。

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デザイン・フォーマットともに、とてもシンプルです。

券紙は無地白色のB型硬券、駅名を上段中央に大きく配置。
ちょっと変わっているのは社名の表記方法で、括弧書きする会社が多いですが、こちらは社名のみの表記です。

日付はダッチングマシン風ゴム印です。
画像を検索してみたところ、改元後も和暦で日付印字をしているようですね。
(※実物を見ていないので…実情は現地でご確認を→下部へ!)

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小児専用券もありまして、料金は大人の半額、100円です。
なお、裏面については、どちらも券番号のみの印刷でしたので、画像は省略とします。

千葉都市モノレールの硬券入場券は、千葉みなと以外にも、千葉・都賀・千城台の各駅定期券窓口で発売しています。
各駅の大人・小児券を全部集めても、(200+100)*4=1,200円ですから、手軽でいいかと思います。

【追記 10/10 8:40】

8日に千葉都市モノレールの乗り降りに出かけた際、残りの3駅分の硬券入場券を購入しました。

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これで、全有人4駅の入場券をコンプ。

千葉駅で購入する際、よそ見をしていたら、窓口のほうから「ストン♪」と軽やかな音が…。
昭和の鉄道遺産ともいえるであろう、「ダッチングマシン」が現役で稼働しており、令和の時を刻んでいました!

千葉近辺の鉄道ファン・切符コレクターの皆さん!
今年から毎年のようにやってくる「ゾロ目日付」、硬券入場券で買えるチャンスですよ!
(特に、千葉駅は人気出るだろうな~><)

余談ですが、千葉駅の大人券の券番号は、現在1000番を少し過ぎたあたり。
運が良ければ、「1.11.-1」の日付で、1111番が回ってくる可能性があるかもしれません。
(当然ながら、保証はできませんw)

東京臨海高速鉄道(りんかい線・TWR)では、各駅の改札窓口で、硬券入場券を発売しています。
券売機で入場券を発売していないので、「TWRの入場券」=「硬券入場券」ということになるでしょう。

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B型硬券で、地紋は「TWR」のロゴ。
以前紹介している往復乗車券(つまりは券売機の券紙)と、色共々、同じものです。

「入場券」の券種は、静岡鉄道・会津鉄道と同じく、駅名の下に印刷。
入場料金210円は、初乗り運賃と同額です。
(10/1の入場料金改定は、行わない模様です。)

注意事項なども、他社の硬券と概ね同じ。
小児券として発売できるように、小児断線はあるのですが…

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小児専用券も用意されています(笑)。
こちらの地紋は、小児券の判別のためか、うす赤色で印刷されています。

この「小」の文字、懐かしい感じがしますねぇ…。
私が子供のころの券売機の乗車券って、このタイプの「小」が赤で印刷されていましたからねぇ。

こちらは当然、断線はありませんから、駅名下の下線が長く、他の記載事項にも余裕があります。
分かりやすいところで言うと、大人券の券種名「入場券」が、小児専用券では「入 場 券」となっています。

なお、日付に関しては、ダッチングマシン風ゴム印で押印。
改元前の購入ですが、「平成31年」の和暦を使っていました。
改元後はどうやら、同じゴム印を用いて、2桁西暦で日付表示を行っているようです。

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裏側は、社名と自動改札利用不可の旨を印刷。

TWRの硬券入場券は、だいぶ昔から発売していますが、たびたびモデルチェンジが行われています。
「収集家泣かせ」とも言われているみたいで、2~3年ごとにデザインが変わったかと思えば、買う時期によっては先々代の入場券の在庫があったりするみたいです。

2014年秋、福島の旅3日目。
大内宿の観光のあとは、ひたすら帰路を進みます。

湯野上温泉駅から会津田島駅までは、企画乗車券の残りの区間を使います。
会津田島駅では乗り換えに時間があったので、一旦改札の外へ出て、入場券とその先の乗車券を買いました。

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出札窓口で、東武線と接続する新藤原駅までの乗車券を購入。
窓口端末の入場券とはサイズが異なり、縦が約45mmになっています。

一番上の行が券種(左)と料金種別(右)、3行目が金額。
一番下の方に、社名・発行駅名・端末番号(?)・発行年月日(和暦)・券番号(?)。

ここらへんは、入場券と同じ表記方です。

乗車券区間は大きめの文字を使用。
金額も同じ文字の大きさです。

そのわりには、通用開始日の文字サイズが控えめですね。
3行の注意事項は、無理やり8文字に抑えた感もあります。

入鋏は当然ながら会津田島駅。
一番上に駅名、真ん中は年月日(和暦)、一番下の欄に社名と「入鋏済」という構成の入鋏印でした。

さて、無効印は何と、一気に中央林間駅まで飛んでいます。

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右から順に使用順で…

右:東武鉄道 電車全線 株主優待乗車証(平成26年度上半期)
中:東京メトロ 普通回数券 240円区間
左:東京急行電鉄 電車・バス全線 株主優待乗車証(平成26年度上半期)

です。
いずれも、都内だか神奈川県内だかの金券ショップで、予め準備しておいたものです。

そんなわけで、会津田島駅から東急田園都市線 中央林間駅まで、ノーラッチ移動しました。
さすがに東急の駅員さんも、ちょっと驚いているようでした(笑)。

(1) 会津鉄道 会津田島→会津高原尾瀬口 15.4km 620円
(2) 野岩鉄道 会津高原尾瀬口→新藤原 30.7km 1,070円
(3) 東武 新藤原→押上 143.5km 1,550円
(4) 東京メトロ 押上→渋谷 16.8km 240円
(5) 東急 渋谷→中央林間 31.5km 330円

以上5社線・7路線、通算距離237.9km(※東海道線:川崎~浜松に相当する距離)、きっぷ運賃合計3,810円という長旅でした。
通過した都県は、福島・栃木・群馬(板倉東洋大前駅の前後合計2kmほど)・埼玉・東京・神奈川の1都5県でした。

ちなみに、鬼怒川温泉から北千住まで、今のところ私の人生で唯一の「スペーシア」乗車でした。
とうきょうスカイツリー駅まで特急券を買っていましたが、ノーラッチ乗車が途切れちゃうので(笑)、北千住で乗り換えました。

2014年福島の旅(?)は2日目、会津若松で宿泊し、翌日は大内宿へ行ってみました。
JR区間を支払わないために、会津若松駅から西若松駅までは、郵便局めぐりをしたり、鶴ヶ城の外だけ見てきたりして、徒歩で移動しました。

会津鉄道では、大内宿の観光に便利な乗車券が発売されています。
それが…見つからないので(笑)、今回は会津鉄道の入場券を紹介します。

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大内宿への最寄り駅(バス乗り換え駅)、湯野上温泉駅で購入した入場券です。

窓口端末で発行されたものです。
券紙の地紋は緑色の「AIZU あいづ」のロゴで、大きさは縦約35mm×横約77mmです。

どのようなプリンタを使っているか判りませんが、わりと簡素なイメージが沸きます。
駅名と券種を同列で併記して、その下には発売額を印字。
他の文字は控えめな大きさで、地方私鉄の入場券としては、ちょっと変わった雰囲気です。

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また、会津鉄道では、硬券入場券も発売しています(…ました?)。
今回は、湯野上温泉駅と企画乗車券終着駅の会津田島駅で購入。

B型硬券を使い、駅名の下に券種名「普通入場券」と料金を印刷。
駅名の下に券種名が入るのは、最近紹介した静岡鉄道の硬券入場券と同じです。

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硬券の裏側には、発行駅名と券番号が印刷されています。

ところで、この2種類の入場券。
何か変わったことにお気付きではないですか?

ご存知だった方も多いかもしれませんが、料金が違うのです。
端末発行の入場券は140円、硬券入場券は200円と、何故か入場料金が2通りあるのです。

現在、会津鉄道のWebサイトには、入場券に関する記述がありません。
また、画像を検索してみても、平成30年以降の入場券が見つかりませんでした。
現在の入場券発売に関する情報、お持ちの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけますと幸いですm(_ _)m

今回からしばらくは、まとまったネタが用意できていないので、取り込み済みの画像の中から、いろいろ紹介していこうと思います。

まず今回は、5年前に郡山へ行った時のもの。
この年の10月、郡山市中心部で開催された「B-1グランプリ」へ出向き、2日目の宿泊地である会津若松へ向かった時に使った乗車券です。

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乗車区間は、磐越西線の郡山駅から会津若松駅まで。
JRグループの「郡山駅」は国内に2つあり、こちらの郡山は東北本線の駅であることから、駅名の頭に「(北)」と付されています。
(もう一方の郡山は、関西本線にあります。奈良県大和郡山市の代表駅。)

同区間は、交通系ICカードの利用が可能です。
しかし、IC運賃1,144円に対して、きっぷ運賃1,140円となることから、乗車券を事前に購入しました。
ビューカード決済するならば、わざわざ代々木で買わなくても良かったんじゃないかと…(笑)。

会津若松駅では、記念の持ち帰り希望を申し出たところ、このような乗車記念印を押してくれました。
会津地方のキャラクターである「あかべぇ」をデザインしたもので、これに合わせたインク色で押されています。

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