鹿児島上陸2日目は、郵便局を回ったあと、県立鴨池球場でのプロ野球観戦。
昨シーズンの観戦では、初勝利となったワタシでした。
さて、旅程は3日目。
この日も夜は野球観戦ですが、昼間は指宿へ行くことにしました。
JR指宿枕崎線は、鹿児島中央から指宿・山川までの間は、毎時おおむね1便の運行です。
この他に1日3往復ですが、観光特急〔指宿のたまて箱〕が運転されています。
5/16の〔指宿のたまて箱1号〕に乗車しました。
新大阪駅始発の新幹線〔みずほ〕から、接続を受けるダイヤで運行されています。
実は、指宿へは旅程の2日目に行く計画でした。
ところが、4/19時点で、5/15の1号は満席で、計画を変更した次第です。
実際、列車に乗ってみて分かりましたが、外国人観光客の利用もかなり多い列車のようです。
鹿児島中央駅発車前の〔指宿のたまて箱1号〕。
白黒に塗り分けられた、特徴的なカラーリングが目立ちます。
ちなみに、車両のデザインを手がけたのは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏。
一部、海岸に近接した区間を走ります。
鹿児島中央から指宿までの所要時間は、列車によって異なるものの、およそ50分程度。
車内のスタンプコーナーには、「記念乗車証」と「スタンプ台紙」を兼ねた、ポストカードが設置されています。
「記念乗車証」だと、客室乗務員からの手渡しとかもいいかと思いますが、車内販売・観光案内放送など、とても忙しい列車ですからね。
(※〔指宿のたまて箱〕は、原則としてワンマン運転(注:客室乗務員≠車掌)です)
指宿に到着すると、乗降口上部から、玉手箱の煙をイメージしたミストが噴射されます。
車両のカラーリングは、玉手箱を開ける前後の浦島太郎の髪の色を表現しています。
「D&S(デザイン&ストーリー)」のコンセプトに、とてもよく合う観光列車ですね。
余談ですが、この写真で乗降口から降りてきた男性は、乗車した時から御歳を召されていたようです。