きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年06月

一畑電車の“ちょい乗り”で訪れた大津町駅では、入場券以外にも券売機で片道乗車券を購入してみました。

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入場券の姿から察することの出来そうな、“いかにも食券”な乗車券です。
電鉄出雲市駅での片道乗車券、大津町駅での往復乗車券を購入していないので、何とも言い難いところですが、おそらく同じ機種の券売機なのかなぁ? と思います。
(違ったとしても、保証はできません。笑)

「通用発売当日限」と、送り仮名の「り」がない表記。
どこかで見たことあるはず…と思い、振り返ってみると、くま川鉄道の一部の乗車券が、(文言は異なるものの)「限り」の送り仮名なしでした。

▽参考:過去のブログより、「くま川鉄道」の検索結果

旅の3日目の朝、電鉄出雲市駅から大津町駅まで、僅か2駅間往復のショート・トリップ。
一畑電車初乗車。大津町駅で単純に折り返すだけじゃあ、勿体ない。

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「とりあえず」で、入場券を買いました。
電鉄出雲市駅で買った乗車券とは、地紋は同じデザインですが、色違いでした。

しかしやはり、“いかにも食券!”な感じは、乗車券と同じですね。
往復乗車券のフォーマットと比較すると、券種名(普通入場券)の文字が大きめかと思います。

また、一畑電車では、券売機の入場券だけではなく、硬券の入場券も発売しています。

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自社紋を薄水色で印刷し、中央に赤帯を印刷した、A型硬券です。
券種名・駅名・料金にゴシック系のフォントを、その他に明朝系のフォントを用いています。

3年前の時点で、和暦・ゴシック系フォントの日付印を使用(注:駅によって書体・仕様が異なるようです)していました。
今年3月時点では、同様の方法での日付印字を行っていたようですが、その後の画像は、検索しても見つかりませんでした。。。

和暦表示が生き残ってくれていることを願いたいです。
情報をお持ちの方、ぜひご教示下さいませm(_ _)m

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硬券入場券の裏面です。
券番号は4桁ではなく、「No.」付き・小さい文字の6桁表示でした。

一畑電車の入場券は、Webサイトによりますと、6駅で発売しているようです。
終日有人駅の5駅のほか、平日朝に約3時間のみ駅員配置となる大津町駅が該当します。
平日朝に1時間のみ駅員配置となる、出雲科学館パークタウン前・朝日ヶ丘の各駅では、入場券の発売を行っていません。

個人的に関心があるのは、≪無人駅で券売機がある駅≫では、券売機による入場券の発売が行われているのか否か、です。
一畑口・津ノ森・秋鹿町の3駅が該当しますが、果たして…?

3年前の日本“約”半周の旅、3日目。
出雲市駅前で宿泊し、JRの行程を進める前に、朝は時間に余裕を持っていたので、一畑電車へ乗ってみることにしました。

乗車区間は、時間の都合もあるので、電鉄出雲市から2駅目の大津町まで。
出発時点での計画表にはない、思い付きの行動です(笑)。

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電鉄出雲市駅の券売機で、往復乗車券を購入しました。
食券っぽい乗車券ですが、客の手で往路券・復路券を切り離すタイプではなく、初めから2枚で発券されました。

区間表示欄を眺めてみると、着駅の文字が大きめに印字されているのがわかります。
無人駅が多く、ワンマン運行を行うためか、運転士が判別しやすいようにしているのでしょう。

往路券・復路券の番号は、それぞれ別の続き番号が振られています。
JRなどのように、枝番の表示ではありませんでした。
日付が2桁西暦というのは、地方私鉄では珍しいような…。

入鋏にパンチ(改札鋏)を用いているのもいいですね。
関東の大手私鉄など、どこもチケッターにその座を奪われているので、パンチを用いていること自体が珍しく感じました。

一畑電車では、他にいくつか収穫があったので、今後、順次紹介していきます。

日本“約”半周の旅、2日目。
前夜の宿泊地である広島から、山口県の海寄りを回りながら、出雲市までの行程です。

広島駅を10時ごろに出発して…。
普通列車をひたすら乗り継ぎ…。

夕食時に島根県の益田駅に辿り着きました。
改めて考えると、山口県の大きさに驚かされます。

益田駅付近で夕食後、(いきなりですが)この日最後の旅程へ。

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新山口発米子ゆき、特急〔スーパーおき6号〕へ乗りました。

2両編成のうち、前の2号車が自由席、後ろの1号車が指定席です。
今回は乗車時間も長めなので、海側の指定席を確保しました。
まぁ、夜ですし、景色はあまり見えませんでしたが…(^^;

ご存知の方も多いでしょうが、JR在来線の特急料金は、大きく分けて「A特急料金」「B特急料金」があります。
「B特急料金」は、主に大都市圏やJR九州で設定されている、割ひょうじされます。安な特急料金です。

今回の山陰本線は、「B特急料金」の設定区間ではないので、「A特急料金」で利用することになります。
「B特急料金」適用区間の特急券には、「B特急券」という券種が表示されますが、基本となる「A特急料金」適用区間では、単純に「特急券」という券種が表示されます。

今回は車内検札での検札印はなく、益田駅の入鋏印と、出雲市駅で押してもらった「乗車記念 使用済」印が券面に残りました。

さて、特急券の話から少しずれますが…。

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この列車は、(当記事の投稿時点で)約5年前から運行されている、「いわみキャラクタートレイン」での運行でした。
〔スーパーおき〕〔スーパーまつかぜ〕用のキハ187系のうち1編成に、このラッピングが施されています。

島根県の観光キャラクターである「しまねっこ」のほか、島根県石見地域のキャラクターが、車両の全面・側面にあしらわれています。
ただし、特殊なのは外装のみで、JR四国のアンパンマン列車などと異なり、客室内は通常のキハ187系と同じようです。

この車両の紹介や運行予定表は、島根県のWebサイトに掲載されています。

▽参考:「いわみキャラクタートレイン」詳細・運行予定表

倉敷で水島臨海鉄道へ乗ったあとは、普通列車で福山まで移動。
さらに、この日の宿泊地である広島まで、新幹線を利用しました。

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福山から広島までは、距離にすると100kmあまりですが、新幹線に乗れば〔のぞみ〕で25分弱です。
短時間なので指定席は確保せず、自由席での移動です。

券種名は、「新幹線自由席特急券/特定特急券」として発券されました。

▼「特定特急券」とは?
新幹線自由席の近距離駅間(1~2駅)や、主に特急の近距離区間を乗車する際に発売される、「特殊な料金を設定した区間の特急券」のこと。
新幹線の全席指定席列車を「立席利用」できる区間でも、「特定特急券」として発売される(はず)。
通常の料金形体よりも、安い料金で乗車できるようになっている。

福山から広島までは4駅間なので、自由席特急料金を割安に設定している区間ではありません。
しかし、指定席に乗れば〔ひかり〕〔さくら〕〔こだま〕より割高になる〔のぞみ〕に乗る場合でも、自由席は〔ひかり〕などと同額になる特例があります。
(※現行ダイヤでは、〔のぞみ〕と料金形体が同じ〔みずほ〕は、福山駅には停車しない)
このため、〔のぞみ〕停車駅間の自由席特急券には、券種名に「特定特急券」を併記するようです。
こうした例は、新横浜~名古屋や、東京・品川~岡山といった、長距離の場合でも同じようです。

しかし、この記事を書きながら、今更気付きましたが…。

【自由席特急券】福山→広島 2,480円

【特定特急券】福山→三原(2駅間) 860円
【特定特急券】三原→広島(2駅間) 970円  合計 1,830円

三原を境に特急券を買い分けたほうが、650円も安くなるんですね…。

さて、今回乗ったのは、N700Aで運行されていた〔のぞみ39号〕です。

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自由席1~3号車のうち、一番東京寄りの3号車へ乗車。
車内は真っ赤な人(笑)で混雑気味…。

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この日は、広島東洋カープのホームゲーム開催日でした。
新幹線からもよく見える、MAZDA ZOOM-ZOOMスタジアム広島。
広島駅から徒歩10分ほどと、交通の便が非常に良い場所にあります。
広島県の東端・福山からでも、新幹線で気軽に観戦に行ける環境、いいですね。

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