きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年03月

一昨昨日の日付は、平成31年3月1日。
神奈川の県立高校も、卒業式ラッシュがやってきました。

…っていうのはどうでもよくて。

平成初期、「日並びきっぷ」が毎年のように盛り上がり、各鉄道会社では、記念入場券や硬券が飛ぶように売れました。
一番のピークだったのは、1が6個並ぶ「平成11年11月11日」だったと思います。

その後、「平成12年12月12日」を最後に、こうした切符が企画されることもなくなりました。

そんなわけで今回は、「同じ数列だけが複数回繰り返される日付」が同日、平成では最後になるので、切符収集&郵便局めぐりに繰り出しました。

まず向かったのは、小田急線の相模大野駅です。
駅で配布している「特急ロマンスカー時刻表」を見ても分かるように、ここの駅コードは「0031」なのです。

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初めに、駅の窓口にて、MSR端末で発券された乗車券を購入。

MSRの乗車券って、今でも金額表示式で発券されるんですね。
てっきり駅名表示式だと思っていたので、ちょっと意外でした。
(ちなみに15年以上前は、券売機と同じサイズの乗車券だった…ような記憶があります)

小田急では、残念ながら和暦表示の乗車券がありません。
まぁ、とりあえず、駅名コード「0031」、日付「19.-3.-1」、金額「310円」と、トリプル・サーティーワンを達成です。

山田哲人さん、超えましたね。←それは違う

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そのノリで入場券も購入。
先日、座間駅の券で紹介したMSR入場券ですが、上の駅コードが複数回表示されるので、これもいいかな…と。

▽参考:座間駅の入場券(券売機・MSR)

どちらもチケッターを押してもらいまして、相模大野でのミッションクリアです。
そんなわけで明日は、JRのMV(指定席券売機)券と入鋏印、そして無効・乗車記念印です。

ちなみに、チケッターのインクの色ですが…

赤/新宿
緑/相模大野
青/南林間・鶴間

というのが、手元にある切符たち。
何か決まり事をもとに色が選ばれているのかとか、ちょっと気になっています。

昨年4月初め、草加への用事で立ち寄った北千住駅で、この記念乗車券に関する掲示を見かけました。

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その名の通りですが、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の浅草~とうきょうスカイツリー間に架かる、隅田川橋梁のライトアップを開始することを記念した乗車券です。
発売情報について調べてもおらず、たまたま見かけて、在庫を確認してもらっただけなので、本当に詳細が分かりません。
まぁ、普通に考えれば、乗車券に印刷されている日付(平成30年3月29日)が発売開始日でしょう。

デザインは、ライトアップされた隅田川橋梁と、夜のスカイツリー。
地図で見る限りでは、浅草駅北端付近の東側、隅田公園の敷地内から撮影しているものと思われます。
ただ、高速道路の手前にスカイツリーがあるわけないし、その距離も近すぎる感があるので、合成ではないかとも思えます。

発売額は500円で、浅草・とうきょうスカイツリーの各駅から250円区間の切り取り式乗車券がセットされています。
両駅からの運賃で調べると、主な着駅は西新井となるようです。

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裏面には、ライトアップや橋梁に関する解説が、細かく書かれています。
前述のとおり、発売に関する情報を調べていないので、詳細は上の画像をご覧下さい(笑)。

乗車券部分の裏側には、有効期限の記載があります。
発売開始日から1ヶ月間限りって、記念乗車券では短い部類かと思います。
(まぁ、使う人は、そうそういないでしょうけどね)

昨年秋、小田急の特急車両として38年弱運転されてきた、7000形(LSE)が引退しました。
7/10に定期列車としての運行を終了し、新型車両の70000形(GSE)にその座を譲ったあとは、臨時列車・団体列車として、数回運行されました。

完全引退を記念して、今回の記念切符が発売されたのは、10/6のこと。
日比谷での鉄道イベントに合わせて発売を開始し、その後海老名での鉄道展、10/27の駅発売と、小出しで発売されてきました。

今回は、駅発売(新宿・町田・小田原・藤沢のみ)を狙って購入しました。
数が多くはないと読んで、始発から2本目の列車で町田へ向かい、列に並んだのは100人目あたりだったようでした。

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券番号は2220番。
おそらく町田駅では、2001番から発売していたものと思われます。

表紙には、LSEの1編成の姿がドーンと配置されていました。
そして、特急として運行した区間の路線図も、裏表紙に描かれています。

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見開きページには、車両の生い立ちというか簡単な解説と、走行シーンの風景写真。
一時期は10000形(HiSE)と同じような、白をベースにした塗装の時期もありました。

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乗車券類がセットされている部分には、車両の設計図(?)のようなものがデザインされていました。

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乗車券類を外すと、こんな感じ。
何だかエライ細かくて、まだちゃんと見たことがありません(笑)。

では、メインの乗車券類を細かく見ていきます。

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まずは、8駅分がセットされていた入場券。
小田急では、通常、硬券入場券は発売していませんので、「普通入場券」ではなく、ちゃんと記念名称が入っていました。

新宿・向ヶ丘遊園・町田・本厚木・新松田・小田原・藤沢・片瀬江ノ島の各駅が選ばれているのは、ロマンスカーの主な停車駅でしょう。
昔は、途中停車駅が向ヶ丘遊園・本厚木・新松田なんていう、ちょっと変わった列車もありました。

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入場券の裏側は、ごく普通の硬券ですね。

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乗車券はこの2券種。
入場券が8枚(130円×8駅=1,040円)なので、全体の発売額(2,000円)をキリのいい数字にするために、ロマンスカー停車駅相互間の中から選んだのでしょう。

こちらは入場券のほうとは異なり、記念名称が表側には印刷されていません。

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裏側にも記念名称はなし…。
これではまるで、(期間限定の)普通乗車券ですね。

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最後に、復刻版の硬券特急券。
はこね・あしがら号の下り方面、えのしま・さがみ号の上り方面が、それぞれデザインに選定されました。
日付となっている「55.12.17」は、LSEがデビューした日付でもあります。
(ちなみに、乗車券・入場券を含め、日付の印字は全て印刷です)

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裏側には、実際に使うことは出来ない旨が、ちゃんと書かれています。
復刻券なので、発行駅名を記載しないというのも、芸が細かいと感じました。

LSEが定期運用を外れて、間もなく8ヶ月。
私が最後に乗ったのは、昨年の私の誕生日でした。
同い年車両として、思い入れもある車両でしたので、引退は残念でしたね。

たまにはこの記念券を取り出して、思い出に浸りたいものです。

皆様方からの「検索ワード上位」にお応えして、昨年の北日本旅行で収集した乗車券の中から、紹介していなかったものを。

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硬券入場券・軟券往復乗車券は紹介済みでしたが、弘南鉄道コレクションのうち、何故かこれだけまだでした。

弘前の市街地にある、弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅。
ここから初乗り運賃区間(210円区間)となる、弘高下・弘前学院大前駅への片道乗車券です。
表記方法とレイアウトのせいか、「弘前学院大前」駅については、「前」が略された表記です。

レイアウト自体は、あまり珍しいものではないですね。
関東の中小私鉄でも、こういう雰囲気の乗車券は、よく見かけると思います。
発売時刻が入るのも、まさに「平成が生んだスタイル」じゃないでしょうか。

個人的に一番気になるのは、中央からやや右寄りの白い縦線(というか地紋の割れ目?)。
この割れ目を境に、しっかりと地紋が分離されている、ただの白線ではないのですが、…何ですかね?

地紋自体は「PJRてつどう」ですから、私鉄では広く使われているスタイルです。
私自身、こういう券紙は初めて目にしましたが、うん、、、やっぱり疑問。

情報をご存知の方がいましたら、ご教示いただきたいところですm(_ _)m

2019年2月分

ページビュー総数  1,420回(50.7/day、前月比92.4%)
延べ訪問者様数  420名様(15.0/day、前月比85.5%)

先月もたくさんのご訪問、ありがとうございました。
1月よりもアクセスペースが落ちてしまいましたが、先月は魅力ある記事が、個人的にも投稿できていなかったとは感じています。

さて、そんな最近ですが…。
訪問者様の属性(年代・性別)は1月と同じような傾向でしたが、「弘南鉄道」に関する検索で当ブログを発見してくれる方が多い印象です。

感謝を込めまして(?)、次の記事では、弘南鉄道の券売機券を紹介します。

また、今日午前にYahoo!様から発表があった通り、本年末にYahoo!ブログが廃止となります。
現在のところ、7月末ごろまでは当所で更新を続け、一定のメンテナンス期間を置いたのち、他社様提供のブログへ移行する計画です。

詳細が決まり次第、またお知らせしようと思います。
(とは言うものの、定期的にこちらを覗いて下さる方が、どれだけいるやらって話。笑)

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