きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

2019年02月

旅はいよいよ終盤、三島駅発のバスへ乗り、裾野市山間部を攻めたあと、裾野駅まで戻ってきました。

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まぁ、何のことはない、JRではよく見かける、マルス仕様の入場券です。
昨年10月から、他のマルス券と同様、日付の表示が和暦から西暦に変わっています。

2019年にJR東海の駅で入場券を購入しましたら、下に追記していく形にしようと思います。
(追記が一切ない可能性もありますが。笑)

【ようやく追記。笑 12/12 8:49】

先日の長野旅行の際、乗車した飯田線の主な駅で、入場券を購入しました。

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飯田13:04発の茅野ゆきは、途中の伊那大島・七久保・駒ヶ根・伊那松島で、行き違いなどのため、長めの停車時間があります。
飯田駅はJR東海の直営駅ですが、七久保駅は無人駅、他の3駅が乗車券発売のみ(改札業務を行わない)の委託駅でした。

2月の裾野駅の券と比べて、変化したのは発売額です。
10月の消費税率改定に伴い、JR東海管内の入場券は、140円から150円に変わりました。

三島駅で入場券を購入する際、記念目的であることを付け加えて申し出た私。
「そういえば…」と思い出し、補充券の発券可否について尋ねてみると、あっさりとOKが出ました。

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いろいろな方のブログなどを拝見しますと、三島駅については、わりと臨機応変にやって頂けるのかな…という印象。
他の駅はなかなか…ながらも、駅によっては補充片道券・補充往復券もあるようですね。

今回は、せっかく手間をかけて下さるので、あえて初乗りではなく、運賃としては2区目になる大場までで購入しました。
先月入手した、相鉄の出補と比べてみると…

(1) 縦の長さがやや短い
(2) よって、各欄の高さも低め
(3) 領収額が5桁表示(相鉄は6桁まで)
(4) 収受又は変更区間に英語表記がある
(5) 入鋏・途中下車印欄に往路・復路の区別がない
(6) 発行日に元号の記載がない

というのが、主な相違点でしょうか。

この券を受け取って、やや違和感があったのが、領収額と人員の欄。
数字で記入するところは、空欄に横罫線などを引くのが通例かと思いますが、どうなんでしょう。
(各社で決まりは違うでしょうから、何とも言えないところですけれども…)

あと、やっぱり面白いと思うのは、元号なし(西暦表記)の点ですね。
デジタルの世界(券売機・窓口端末)は和暦、アナログの世界(補充券)が西暦というのも、何だか興味深い点です。

冊番号も小さいので、今回の改元が決まった頃から、既に使い始めているのかもしれません。
特別補充券は1冊が50枚綴りのことが多いようですから、それをそのまま当てはめれば、この版になって192枚目の発券ということになります。
(全部が全部、三島駅で使っているとも限らないので、一概には言えませんね)

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裏側のご案内は、非常にシンプルに、見やすく書かれています。
そして、内容としても、現在の伊豆箱根鉄道の実態に即したもののみが書かれています。

※ネット上では、三島での発券について(比較的)多くの情報を見掛けますが、常時購入可能なのかという点は確かではありませんので、その点はご承知おき下さい。
※また、今回の発券駅公表に関しては、当ブログをしばらく読んで頂くと、三島以外の駅での発券という可能性が皆無となるため、あえて公表した次第ですので、ご了承下さい。

先日の静岡東部ぶらり旅、三島駅で時間があったので、伊豆箱根鉄道の切符収集活動をしてきました。
昨日は、券売機で購入した乗車券を紹介しましたが、お次は出札窓口に向かいます。

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窓口端末でも乗車券は発券できるようですが、今回の端末券は入場券のみを購入。
券の用紙は何ら変わりありませんが、何とも独特なフォーマットの入場券です。

まず、駅名の表示が、結構大きいですね。
JR西日本のPOS端末発行の入場券くらい、サイズがありそうです。

その駅名ですが、「三_島」「島_駅」の間隔が、何となくアンバランスです。
アンダーラインを引くとわかりやすそうですが、駅名の表示部分に、一定の幅を設けているからだと思われます。

そして、その割には、「入場券」の文字の主張が弱いです(笑)。
まぁ、券売機で入場券を発売せず、窓口で客が頼んで発券するのだから、誤使用とかはないでしょうけど。

券の下の方に目をやると、(伊- )という部分が目を引きます。
JRのマルス券の知識が多少ある方なら、何の記号かはお分かりかと思います。
発行会社(ここでは伊豆箱根鉄道)を表す「伊」と、他社線に絡む是非(同じく空欄部分)を示しています。

し・か・し。
JRの場合、この記号が表示されるのは、乗車券や特急券などの場合だけで、入場券では表示されません。
(※絶対に自社駅、もっと言うと自駅のものだから)

伊豆箱根鉄道の端末発行乗車券について、画像を検索してみると、JR連絡の場合には、ここに「JR」と入るようですね。
入場券の基本仕様に関して、乗車券のものを流用しているせいか、こんな要らない(?)表示が付いてくるのも、特徴のひとつでしょう。

あと、有効時間が1時間というのも、珍しいかと思います。
JRの場合、北海道と本州3社各駅、JR九州の小倉・博多駅では、2時間の制限を設けています。
関東の大手私鉄でも、券面の表記はされなくとも、一定の時間制限(自動改札の入出場による制限)を設けているところも多いようです。

列車本数もそれほど多いところではないので、見送りなどで使う場合には、1時間でも支障はないでしょうけどね。
ただ、ラッピング列車を走らせている同社ですから、撮影などの目的のため、2時間でもいいんじゃ…と、鉄ヲタさんの呟き(笑)。

静岡東部ぶらり旅、バスで三島駅へ戻り、さらにバスへ乗り継ぎです。
ここで30分ほど時間があったので、食事の買い出しと伊豆箱根鉄道の切符収集活動。

まずは券売機で、ポチリ…と。

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何のことはない、普通乗車券です。
近年普及しているタッチパネル式の券売機での発売ですが、よく見ると小さな個性がいくつか…。

まず、最近は発行日が西暦表示に切り替わっている会社が多いなかで、今なお和暦を使っています。
新元号施行まで3ヶ月を切りましたが、それまでに西暦に切り替わるのか、それとも「1年」表記になるのか、気になるところです。
(もちろん、他社についてですけれども…)

2つ目に、駅名と金額を繋ぐ記号。
横向きの「▲」が主流ですが、太めの黒矢印で表記されています。
関東大手私鉄ですと、京急が矢印表記ですが、もう少し細めの矢印です。

3つ目に注目したのが、金額の文字。字体というよりは、文字間が広いように感じます。
分かりやすく言うと、他社での4文字分に3文字の金額が表記されているような感じ。

最後に、券売機番号。
2~3桁の数字で表記しているケースが多いですが、まさかのアルファベット。
三島駅には2台の券売機があり、そのうちの向かって左で購入し、「○B」の表記でした。
ということは、もう一方の券売機で買うと、「○A」という表記なのでしょうか。
ともかく、アルファベットは珍しいケースだと思います。

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乗車券の購入と同時に、領収書を発券しておきました。
ここでも乗車券と同様に、券売機番号「○B」が入っています。
また、よく見てみると、「伝票番号(※関東大手私鉄では5桁で表記が多い)」の表記がなく、これも伊豆箱根鉄道の特徴かもしれません。

6日に行った静岡東部のぶらり旅、最初に降りたのは三島駅。
最終的には御殿場を目指しますが、まずは“郵便局めぐり”をすることにします。

最初のターゲットは、三島市と沼津市に挟まれた、駿東郡清水町です。
駅から離れた場所を回ったので、私史上初めて、東海バスを利用しました。

現在、「東海バス(東海自動車)」という社名での路線バスは運行しておらず、以下の5社に分社化されています。

(1) 伊豆東海バス
(2) 南伊豆東海バス
(3) 西伊豆東海バス
(4) 新東海バス
(5) 東海バスオレンジシャトル

このうち、三島・沼津周辺を受け持っているのが、東海バスオレンジシャトルです。

東海バス公式サイトを見ますと、「乗車券類のご案内」の項目の中に、「回数券類」というページがあります。
一部の回数券を除き、グループ各社の路線に対して、共通で利用できるようです。

そのうちのひとつが、今回利用した「時間指定回数券」です。

▼「時間指定回数券」とは?
東海バスグループ全路線において、降車時間が9時~16時となる場合に限り、利用可能となる回数券。
東海バス各窓口で発売され、13枚綴りで10枚分の金額。10円単位で券種を選ぶことができる。

今回の旅では、310円区間と390円区間を1回ずつ乗ることになっていたので、以下の券種を三島駅前案内所で購入しました。

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まずは50円券。
使用後の画像ですが、この50円券が縦に13枚連なっています。

回数券の地紋は、昭和62年ごろまで使用されていた、当時の社紋のようです。(※断定できませんが…)
これを黄色で印刷し、表・裏とも中央よりやや右側には、オレンジの太い縦線があります。
バスの色に似せた…のかどうかは、分かりませんけれども。

そして、青の縦線ですが、これは表側にマジックで記したもののようです。
いろいろ調べてみたところ、これは「東海バスオレンジシャトル」で発売した印のようでした。
ということは、他の4社の窓口で購入した場合には、違う色のマジックで線が引かれるのでしょうか。

あと、回数券の種類が「特殊回数乗車券」となっているのも、何となく気になります。

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こちらは10円券。
50円券のように印刷済みのものではなく、窓口にあるカラーレーザープリンタで印刷されたものです。
窓口の方が、何やら端末を操作していたので、回数券の種別や金額を入力していた様子。
ある程度需要がある金額は印刷済みのものを使い、需要が低いものは汎用タイプの用紙に印刷するということでしょう。

回数券の地紋は、50円のものと同じですが、関東の私鉄各社の乗車券のようなピンクです。
50円券のものと違い、発行日や発行個所も印字されています。
偽造防止策なのか、★や◆などの記号も印刷されています。

共通点としては、右端の水色ですね。
これはプリンタで印刷されたものではなく、地紋と共に、元々の券面に印刷されているようです。

要するに、パッと見ただけで、発行会社を分かるようにしているんですね。
会社間の精算などで、必要な情報なのかもしれません。

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10円券の全体像、購入直後のものです。(※スマホで撮影したものです)
縦5枚×横3枚で、一番右下の余白となる部分(?)は、切り取って渡されました。
「35枚綴り回数券」というのも発売しているので、縦12枚×横3枚で発行できるようにしているからかもしれません。
(左上の表紙が1券片分なので、ピッタリ収まるので)

注意事項をよく読んでみると、少しずつ違いがあります。
表現方法などの違いを除くと、

10円券だけに記載 → 「折り曲げずに、運賃箱へお入れ下さい」
50円券だけに記載 → 「表紙から切離した券片は、払戻しを致しません」

となっています。
「○○円券だから」というわけではないと思いますけど、ここら辺は統一の必要がありそうですね。

◆今回の利用明細(通常運賃との比較)

 三島駅→沼津卸商社センター 310円
 中徳倉→三島駅 390円

通常運賃合計 700円
回数券発売額 600円   差額 ▲100円(そして、80円残った♪)

●追記 5/8 13:46●

東海バスグループのうち、「伊豆東海バス」の時間指定回数券です。
熱海駅前案内所で購入しました。

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