〔あさぎり〕号特集でお送りした1週間、今回が最終回です。(一応)
このタイトルで特集するにあたって、やはり紹介しておかねばならないものがありますからね。
毎年2月に行っている御殿場ですが、昨年・今年ともに日付が同じなのは、単なる偶然です。
さて、まずは乗車券。
今年は、松田経由小田急線南林間駅まで買いましたが、昨年は鶴間駅まで。
特に大きな意味はありませんし、値段も有効期間も、全く同じです。
このパターンの乗車券がすんなり出てこなかった三島駅、一体何だったのでしょう(^^;
(今年の三島駅での出来事→https://blogs.yahoo.co.jp/kippuuriba_2/36396769.html)
続いては特急券(画像上)。
先日、2012年2月時点での特急券・指定券を紹介しましたが、その時のJR線内完結の特急券と、ほぼ同じフォーマットです。
1点だけ異なるのは、「お席の指定を受けていない区間は、自由席にお乗り下さい」という一文がないことです。
▽参考:2012年2月時点のJR線内完結の特急券・指定券
特筆すべき点は、最後の指定券(画像下)です。
2012年2月時点のJR線内完結の指定券と全く異なり、JRのマルス券用紙に、小田急のフォーマットで印刷されています。
〔あさぎり〕号(現在は〔ふじさん〕号)の需要が最も高いのが御殿場駅のようで、マルス割り当てだけで不足しないように、小田急のMSR端末を置いているようです。
ただし、料金授受の関係か、料金収入となる特急券は全区間をマルスで発売し、座席指定のみをMSR端末で出すようになったみたいですね。
また、小田急のフォーマットながら、「特別急行券」ではなく、「指定券」という表示になっているのも興味深い点。
このような発券方法をしているのは、おそらく御殿場駅だけで、御殿場駅だけのために用意された機能とも言えるでしょう。
ただ、可能性としては極めて低いですが、御殿場駅なら100%間違いなくこの発券方法かというと、違うかもしれません。
小田急管理分が仮に満席となった場合には、JR東海主要駅と同様に、マルス管理分の座席が空いていれば、乗車全区間に対してマルス券での発券になるかもしれません。
そういえば…。
昨年秋~冬ごろにMSR端末が更新されたので、この「指定券」もフォーマットが変わったかもしれないですね。
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ひとまず、今回の〔あさぎり〕号特集は、これにて完結。
本当ならば、もう1パターン、紹介したい事例がありまして…。
ご存じの方も多いであろう、JR松田駅(本屋口・北口)発行の硬券特急券ですね。
これは私自身、なかなか出向く機会がないので、わざわざ行かねばならないのですが…。
まぁ、機会があれば、使ってみたいと思います。