長野電鉄では、2車種の特急列車が運行されています。

1000系「ゆけむり」は、元・小田急電鉄10000形(特急ロマンスカー HiSE車両)。
2100系「スノーモンキー」は、元・JR東日本253系(特急〔成田エクスプレス〕初代車両)。

どちらの車両も、ちょっと前まで関東平野を走り回っていた車両たちです。
特急列車だけあって、しっかりと特急らしさを備えた車両を、リサイクルのために購入したんですね。

そんな長野電鉄の特急列車ですが、特急料金は全区間均一で大人100円(小児50円)です。

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券売機で特急券を購入すると、昨日紹介した入場券と、およそ同じフォーマットの券が出てきます。
注意事項を書き換えただけ…ですね。

「同一列車1回限り」。
うーん、表現が重複しているようにも思えます。。。

窓口では、硬券の特急券も発売しています。

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こちらは、券種を「特別急行券」と表記しています。
全区間均一料金、かつ原則として自由席なので、乗車駅名・料金とも、あまり目立たないフォントを使っています。
また、区間を表示する必要がないので、小児券発行用の控え部分には、「券種:特急 乗車駅:長野」のみの表示です。

地紋は、券売機・硬券乗車券と同じく、「ながの ERC」ですが、色は黄色です。

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発行駅名が表側に表示されているので、裏側は券番号のみが印刷されていました。