ゆりかもめ(新交通ゆりかもめ・東京臨海新交通臨海線)は、東京都内の新橋からお台場地区などを経て、豊洲に至る新交通システムの路線です。
開業当初は「東京臨海新交通」という社名でしたが、現在は愛称などとしても知られる「ゆりかもめ」が正式な社名です。

初めに開業したのは、新橋から有明の間。
途中でレインボーブリッジを渡り、お台場海浜公園・フジテレビ・船の科学館・東京ビッグサイトなどの名所付近と経由して、終点の有明へ。
その後、約13年前に、豊洲までの全線が開業しました。

13年は経過しましたが、その延伸区間にある市場前駅は、長らく“都心の秘境駅”のような存在でした。
豊洲市場が諸々の問題により、築地からの移転・開業が大幅に遅れたのは、記憶に新しいところです。

そんな豊洲市場も、昨年10月11日に、ようやくオープンしました。
ゆりかもめの「市場前」駅も、晴れて“市場前”となったわけです。

それを記念して、切符を買いに…

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行ったわけではありません(笑)。
同日、管理棟の一角に「豊洲市場郵便局」がオープンしたので、ついでに(ネタとして)市場前駅に立ち寄った次第です。

市場前駅の乗降人員ですが…

~2011年 乗降合計20名程度
~2013年 乗降合計50名程度
~2017年 乗降合計900名程度

で推移していたようです。(※Wikipedia参照)
豊洲市場の開業が昨年10月ですから、1年(または1年度)を通した、市場開業後の乗降人員というのは、現在計上が進行中です。
果たしてどのくらいまで増えたのか、気になるところですね。

さて、切符の中身へ。

券紙はもちろん磁気券で、表側の地紋は自社のロゴマークがメイン。
やや濃いめの水色が背景になっていますが、おそらく海を飛んでいるユリカモメをイメージしているのだと思います。

印字内容は、至って普通です。
字体や矢印の形など、細かな違いは各社で見られますが、首都圏で広く使われる多機能券売機発見の乗車券としては、ノーマルなフォーマットです。

そういえば、ゆりかもめといえば…。
今年3月に、国際展示場正門駅が「東京ビッグサイト」駅に、船の科学館駅が「東京国際クルーズターミナル」駅に、駅名が変わりました。
特に後者ですが、乗車券の印字がどのようになっているのかが、非常に興味があります。
ゆりかもめの券売機、10円単位でICカードのチャージもできますから、そのうち行ってみようと思います。