さて。(←いきなりww)
最近のきっぷ・チケット収集活動の報告が一通り終わりましたので、昨年以前の旅の記録をぼちぼちと。
まずは、当ブログで初となる、飛行機の搭乗券関連。
今回紹介しますのは、全日本空輸の「保安検査証」と「ご搭乗案内」。
昨年3月上旬、福岡へ行った際の帰りに、羽田ではなく、中部国際空港から帰った時のものです。
「ちょっと待って? 搭乗券は?」
って思われた方も、いるかと思います。
現在、ANA国内線では、「搭乗券」という名称のチケットはないようで、旅行会社などで購入した場合などでも、「eチケットお客様控え」という券を受け取ることになるようです。
また、パソコンなどからインターネット予約をした場合も、「eチケットお客様控え」を自分で印刷して持参するか、スマホアプリなどで取得することになります。
その「eチケットお客様控え」の二次元バーコード(QRコード)を、自動チェックイン機や搭乗手続きカウンターの端末にかざすことで、搭乗手続きが完了となる仕組みです。
ちなみに私は今回、「eチケットお客様控え」はありません。
JALは全く乗らないので分かりませんが、ANAの場合、「予約・購入・座席指定」の全てが完了している場合は、搭乗手続きをせずに保安検査場へ向かうことができる、「Skipサービス」が利用できます。
もっと言ってしまうと、今回はANAアプリ(おさいふケータイと紐付け済み)内で「予約・購入・座席指定」の全てを済ませたので、チケットレスで空港へ向かいました。
さらに突っ込むと…。
ANAカードで貯めたマイルを使って搭乗したので、今回は無賃搭乗です(笑)。
さ、前置きが長くなったので、本題に入りましょ。
飛行機に乗る前には、まず保安検査を受けますね。
手荷物検査とか、金属探知ゲートを通ったりするわけですが、この検査場を通る前に、入口の端末にQRコードやICカードをかざして発行されるのが、この「保安検査証」です。
券面には、搭乗者氏名や予約に関する情報が書き込まれ、搭乗区間・搭乗口・座席番号まで記載があります。
座席番号のところに「窓側」と表示されているのが、なかなか親切だと思います。
区間名のうち、到着地が「名古屋/中部」と表示されています。
これは、旧名古屋空港(現在の県営名古屋空港、「名古屋/小牧」と表示)と区別するためですが、搭乗当時から現在に至るまで、ANAの名古屋/小牧便は設定されていません。
(余談ですが、中部国際空港も県営名古屋空港も、名古屋市にはありません。中部国際空港は常滑市、県営名古屋空港は豊山町〈イチロー氏の出身地〉です。後者、小牧市でもない。笑)
(さらに余談ですが、旧名古屋空港は一度だけ利用したことがあり、大学生の時に宮崎発名古屋ゆきで降りました。当時は中部国際空港がなかったので、到着地表記も「名古屋」でした)
保安検査場を通過したら、出発ロビーでの時間待ちを経て、いよいよ搭乗です。
搭乗口の改札機には、QRコード・ICカードの兼用リーダーがあり、それにかざすとこの「ご搭乗案内」が発行され、搭乗口係員から手渡されます。
記載内容としては、「保安検査証」とほぼ同じですが、搭乗口通過後ですのでその記載はなく、座席番号が目立つように配慮されています。
今回搭乗した「ANA432便」は、一昨年~昨年の冬ダイヤまで、ボーイング737-500型機で運航されていました。
B737型機の中でも、ひときわ小さな機体でしたが、今回の搭乗は「この機種に乗りたくて!」というのもありました。
▽B737-500型機(JA305K、中部国際空港にて)
エンジンにイルカの絵が描かれているように、「スーパードルフィン」の愛称で親しまれています。
沖縄の離島路線(宮古島・石垣島)をメインに使われたことから、この愛称がついたのだと思います。
そんなB737-500型機も、今年度だか来年度には退役するようです。