相鉄線・小田急線の接続駅は、全部で3駅あり、そのいずれでも「乗継割引」が設定されています。
近距離の駅間同士を乗り継ぐ場合に、普通乗車券に限り、一定額を割り引く制度です。
相鉄線・小田急線の3接続駅での乗り継ぎの場合、大人20円・小児10円引きになります。

今回の研究(?)の発端となったのが、自宅整理中に出てきたこの切符。

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2011年度、相鉄線からの乗継割引乗車券です。
大和駅から、相模大塚駅(上段乗車駅)までは初乗り区間、希望ヶ丘駅(同下段)までは2区目の運賃です。
また、着駅の小田急線においては、南林間駅・高座渋谷駅ともに2区目の運賃です。

大和駅での乗継割引の適用範囲は…

[小田急線]南林間駅~高座渋谷駅(大和駅を除く計4駅)
[相鉄線]かしわ台駅~二俣川駅(同7駅)

の各社相互間となっています。

券面を見てみると、あまり見かけることがない、着駅表示式の乗車券です。
2018年度現在、この表記が生きているのか、またはどのようなケースがこの表記になるのか、調べてみることにしました。

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最初に、二俣川駅(大和駅から180円区間=2区目)から、小田急線初乗り区間(130円区間)への乗車券です。
小田急線の初乗り区間は、大和駅の両隣の駅(鶴間・桜ヶ丘)までが範囲です。

期待していた「着駅表示式」ではなく、普通の連絡乗車券と同じく、金額表示でした。

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続いて、さがみ野駅(大和駅から180円区間=2区目)から、乗継割引最遠駅(同160円区間=2区目)への乗車券です。

おぉ! 期待していた(?!)着駅表示式の乗車券は、ちゃんと生きていました。
そして、金額式とは異なるフォーマットながら、乗り継ぎ先の社線名が、全く同じ場所に印字されています。

…けれど、なぜ「大和駅→160円区間」にならないのでしょうかね?

…と、研究を続けてみることにしました。

ちなみにその研究結果は、既に出ているのですが、同じ内容であと3日間、ここで紹介していこうと思います。