新装オープン記念、第1号の記事では、表題の通り、小田急電鉄で発売されている「丹沢・大山フリーパス」を紹介します。

▼丹沢・大山フリーパスとは?
小田急電鉄が発売している企画乗車券のひとつで、主なターゲットは丹沢・大山方面のハイキング客。
発駅~本厚木(または渋沢)の往復に加え、本厚木~渋沢と神奈川中央交通(神奈中バス)の指定路線が乗り降り自由。
A券・B券の2種類があり、A券については大山観光電鉄(大山ケーブルカー)も乗り降り自由となる。
有効期間はいずれも2日間で、発駅からの往復においては、後戻りしない限り、途中下車が可能です。

というわけで、今回は、大山中腹にある「阿夫利神社 下社」への初詣に際し、このフリーパスを利用しました。

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こちらは券売機で購入したものですが、各駅の窓口でも購入することができます。
右上には、大山をイメージしたイラスト(大山・神社・こま・ケーブルカー)が描かれていますが、B券の場合に、ケーブルカーが消えるのかどうかが疑問です(笑)。

墨塗りしたところは、いずれも4桁の券番号が入ります。
また、右下の数字のうち、「63」という数字が2回現れていますが、どちらか(または両方)が発駅コード(南林間:63)と思われます。

券面全体に、入鋏された箇所が3つあります。
左上の ○ は、南林間駅の自動改札機を通した際のもの。
可変の2箇所は大山ケーブルカー乗車時のもので、 П が大山ケーブル駅(山麓)、 M が阿夫利神社駅(中腹)の入鋏です。
(※中間駅の大山寺駅では、改札を行っていないと思われる)

どうでもいいですが、何回もケーブルカーを乗り降りすると、どうなるか気になります(笑)。

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フリーパス購入時に、自動券売機で発券した領収書。
取引内容は「乗車券」となっていますが、東急電鉄などで企画乗車券類を購入すると、この欄は「フリーパス」と書かれていた気がします。

余談ですが、墨塗りの伝票番号は5桁、終夜運転中の午前3時台にクレジット購入しました。

◆今回の利用明細(通常運賃・IC運賃との比較)

 【小田急】南林間→伊勢原 308円
 【神奈中】伊勢原駅北口→大山ケーブル 309円
 【大山観光】大山ケーブル~阿夫利神社(通常期往復) 1,100円
 【神奈中】大山ケーブル→伊勢原駅北口 309円
 【小田急】伊勢原→海老名 216円

通常運賃合計 2,242円
フリーパス発売額 2,080円   差額 ▲162円

使用済み切符で定番の「無効」「乗車記念」の印が押していない点、疑問に思われた方もいるかもしれません。
上記の明細の通り、復路は海老名で[途中下車]を申告し、次の目的地に向かったため、復路の海老名→南林間については、前途放棄ということになりました。
(※小田急電鉄では、「無効」「乗車記念/使用済」のどちらの印も使っているようです)

○せっかくなので、阿夫利神社 下社からの、初日の出の様子でも。

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