きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

昨日の記事でも軽く触れましたが、相鉄は全駅において、硬券入場券を発売しています。

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フォーマットについて、特筆すべき点はほぼ皆無ですね。
「ゆめきぼ切符」ではなかった、小児断線部分の裏側にも、ちゃんとロット番号が入っています。

…とは言っても、記念目的で購入されることが大半であろう硬券入場券には、集計用にロット番号がなくても、大きな支障はないと思うのですが。
「ゆめきぼ切符」に至っては、小児専用券も用意されていますから、ロット番号がなくてもいいのでしょうね。

相鉄で硬券入場券を購入すると、台紙の代わり(?)として、ポストカードがもらえることがあります。

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海老名駅でもらったポストカードは、11000系のラッピング列車「そうにゃんトレイン」のものでした。
四代目の車両までが描かれているので、2017年3月以降に印刷されたものと思われます。
(※現在の五代目「そうにゃんトレイン」は、2018年3月から運行されています)

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海老名駅では何故か、そうにゃんの絆創膏もくれました(笑)。

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「ゆめきぼ切符」ついでに、希望ヶ丘駅でも硬券入場券を購入。

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こちらでもらった台紙は少々古く、入場券をセットする切れ込み入り。
デザインは、現在は退役した6000系車両のうち、1両しか存在しなかったアルミ製試作車でした。
ロゴが昔のものですから、かなり古いものかもしれません。

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ゆめが丘駅と湘南台駅では、台紙の配布はありませんでした。

そして、日付の印字については、ご覧の通り2種類あるようです。
希望ヶ丘駅とゆめが丘駅はダッチングマシン、海老名駅と湘南台駅はダッチング風ゴム日付印です。
(湘南台の「年」部分が、2031年になっているのはご愛敬。笑)

大手私鉄で硬券を常時販売している会社は、数少なくなりました。
現在、相鉄の場合は、同社Webサイト「入場券」のページでも、硬券を販売している旨が記載されています。
この他、常時販売している大手私鉄は、私が知る限りだと、名鉄・近鉄くらいでしょうか。

▽(参考)過去の記事より

毎年、受験シーズンでは恒例になっている、相鉄の「ゆめきぼ切符キャンペーン」が、年末から始まりました。

▼ゆめきぼ切符とは?
相鉄のうち、本線・希望ヶ丘駅といずみ野線・ゆめが丘駅とを結ぶ硬券乗車券で、通年で発売されている。
「希望」「ゆめ」にちなみ、願い事を叶えるお守りとしても、人気が高い。
特に、大学受験のシーズンになると、前述のキャンペーンとして、先着で「オリジナル絵馬」「そうにゃんピンズ」をセットして販売される。
また、ゆめきぼ切符が販売される両駅では、オリジナル絵馬の記入台と絵馬掛けも設置される。

というわけで、2018年度の「そうにゃんピンズ」を目当てに(笑)、両駅に出向きました。

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こちらが、希望ヶ丘駅で発売されるもの。
揚げ足取りになりそうですが、この駅名配置だと、「きぼゆめ」なんですが(笑)。

記載内容に変わったところはないですが、大人券に小児断線があるものの、小児券も発売されています。
また、明日以降に掲載予定の硬券入場券の記事でも触れる予定ですが、大人券の小児断線部分には、ロット番号の丸数字が書かれていません。

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こちらが、ゆめが丘駅発売分。裏面の様子は省略します。

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通常時から、発売時にセットされている台紙。
切符をセットするための切れ込みが、ちゃんと入っています。
現在の台紙には、昨年2月にデビューした20000系車両が描かれていますが、2016年度時点では9000系のYOKOHAMA NAVYBLUE塗装編成が描かれていました。

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「オリジナル絵馬」の表側と、「そうにゃんピンズ」(上:希望ヶ丘駅、下:ゆめが丘駅)のデザイン。
「そうにゃんピンズ」には、各年の干支(年度ではなく、年度内に迎える新年のもの)とともに、相鉄広報担当のそうにゃんが描かれています。
列車の画像も、その時点の最新型車両が描かれているケースが多いので、来年度は12000系(3月デビュー予定)かもしれません。

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「オリジナル絵馬」の裏側下部にも、20000系の側面が描かれています。
ここの文字記入欄に願い事を書き、両駅の絵馬掛けに掛けて願い事をする…というのが、(相鉄が意図する)正しい使い方です(笑)。

なお、両駅にかけられた絵馬は、キャンペーン終了後の4月に、寒川神社(神奈川県高座郡寒川町)で焚き上げられるそうです。

▽(参考)2016年度の「ゆめきぼ切符キャンペーン」に付属した絵馬・ピンズ

株式会社の株を所有すると、株主への優待制度がある会社がほとんど。
鉄道会社も例に漏れず、優待制度で最も有名なのが、優待乗車証の配布ではないでしょうか。

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▼相模鉄道の株主優待制度とは?
基準日により、100株または200株以上の株を保有していた場合に、株主優待乗車証(回数券式)が発行される。
これに加え、5000株以上の保有で定期券式の株主優待乗車証が、9000株以上の保有で定期券式(電車・バス全線)の株主優待乗車証が発行される。
この他、相鉄グループ内の優待内容として、スーパーマーケット「相鉄ローゼン」や、ホテルなどでも優待が受けられる。

関東地方の大手私鉄では、有効期限を5月末と11月末で区切る会社が多いですが、相鉄の場合は後ろに15日ずつずれています。
現在、相鉄の株主さんの手元にあるのは、昨年11月末に発行され、有効期限が今年6/15までのものです。

そんな私は、株主ではありません(^^;
相鉄の場合は、横浜を中心とした鉄道沿線や、神奈川・東京都心主要駅近くにある金券ショップで、よく見かける切符のひとつです。
株主さんでも使わない方が多くいるからでしょうけど、結果として我々とWin-Winになれているのかな、とも思います。

今回は、大和駅近くの金券ショップにて、240円で購入しました。
横浜の往復で使おうと思っていたものですが、昨日、海老名→湘南台の区間で使用したものです。

◆今回の利用明細(IC運賃との比較)

 【相鉄】海老名→湘南台 378円

金券ショップでの購入額 240円   差額 ▲138円

海老名→湘南台という区間は、相鉄線内のみを利用する場合、最長距離の区間(二俣川経由:25.4km)です。
ただ、この区間を行き来する場合のルートとしては、

(1) 海老名→(小田急小田原線)相模大野→(小田急江ノ島線)湘南台
(2) 海老名→(相鉄本線)大和→(小田急江ノ島線)湘南台

というルートも考えられ、いずれの場合も、所要時間では相鉄のみの経路よりも、早く到達できるケースが多いようです。
また、運賃についても、小田急線のみの (1) の経路が最安(切符・ICとも340円)ですので、相鉄のみの経路は、あまり使う人はいないでしょう。

相鉄の株主優待乗車証を使う際、他社と大きく違うのが、自動改札機による印字がないことです。
唯一の例外としては、大和駅の小田急線側改札を利用した際で、日付のみが印字されます。
(※昨春設置された連絡改札については、確認できていません。)

また、墨塗りで消した券番号は、7桁で印字されています。

なお、以前のブログでも、相鉄の株主優待乗車証について触れていますので、参考まで。

新装オープン記念、第1号の記事では、表題の通り、小田急電鉄で発売されている「丹沢・大山フリーパス」を紹介します。

▼丹沢・大山フリーパスとは?
小田急電鉄が発売している企画乗車券のひとつで、主なターゲットは丹沢・大山方面のハイキング客。
発駅~本厚木(または渋沢)の往復に加え、本厚木~渋沢と神奈川中央交通(神奈中バス)の指定路線が乗り降り自由。
A券・B券の2種類があり、A券については大山観光電鉄(大山ケーブルカー)も乗り降り自由となる。
有効期間はいずれも2日間で、発駅からの往復においては、後戻りしない限り、途中下車が可能です。

というわけで、今回は、大山中腹にある「阿夫利神社 下社」への初詣に際し、このフリーパスを利用しました。

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こちらは券売機で購入したものですが、各駅の窓口でも購入することができます。
右上には、大山をイメージしたイラスト(大山・神社・こま・ケーブルカー)が描かれていますが、B券の場合に、ケーブルカーが消えるのかどうかが疑問です(笑)。

墨塗りしたところは、いずれも4桁の券番号が入ります。
また、右下の数字のうち、「63」という数字が2回現れていますが、どちらか(または両方)が発駅コード(南林間:63)と思われます。

券面全体に、入鋏された箇所が3つあります。
左上の ○ は、南林間駅の自動改札機を通した際のもの。
可変の2箇所は大山ケーブルカー乗車時のもので、 П が大山ケーブル駅(山麓)、 M が阿夫利神社駅(中腹)の入鋏です。
(※中間駅の大山寺駅では、改札を行っていないと思われる)

どうでもいいですが、何回もケーブルカーを乗り降りすると、どうなるか気になります(笑)。

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フリーパス購入時に、自動券売機で発券した領収書。
取引内容は「乗車券」となっていますが、東急電鉄などで企画乗車券類を購入すると、この欄は「フリーパス」と書かれていた気がします。

余談ですが、墨塗りの伝票番号は5桁、終夜運転中の午前3時台にクレジット購入しました。

◆今回の利用明細(通常運賃・IC運賃との比較)

 【小田急】南林間→伊勢原 308円
 【神奈中】伊勢原駅北口→大山ケーブル 309円
 【大山観光】大山ケーブル~阿夫利神社(通常期往復) 1,100円
 【神奈中】大山ケーブル→伊勢原駅北口 309円
 【小田急】伊勢原→海老名 216円

通常運賃合計 2,242円
フリーパス発売額 2,080円   差額 ▲162円

使用済み切符で定番の「無効」「乗車記念」の印が押していない点、疑問に思われた方もいるかもしれません。
上記の明細の通り、復路は海老名で[途中下車]を申告し、次の目的地に向かったため、復路の海老名→南林間については、前途放棄ということになりました。
(※小田急電鉄では、「無効」「乗車記念/使用済」のどちらの印も使っているようです)

○せっかくなので、阿夫利神社 下社からの、初日の出の様子でも。

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テスト投稿
2019年1月1日開設予定

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