きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

小田急・相鉄相互間の乗継割引乗車券に関する研究、最終編です。
昨日までの研究で、乗継割引乗車券の着駅名表示方法は…

(1) 乗り継ぎ先の同一運賃で乗車できる区間全てが、乗継割引適用となる場合は、「金額表示式」
(2) 乗り継ぎ先の同一運賃で乗車できる区間内に、乗継割引適用範囲外が含まれる場合は、「駅名表示式」

であることが、ほぼ明らかになりました。
今回、ゆめが丘駅発の乗継割引乗車券を確認したうえで、前述の法則通りであれば、(絶対的なものかどうかは別にして)私なりの結論としようと思います。

まずは、再三登場している、乗継割引適用範囲の運賃表です。

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前述の法則が正しければ、

ゆめが丘から 小田急線 湘南台→130円区間
ゆめが丘から 小田急線 高座渋谷←湘南台→善行

という表示になるはずです。
結果は…

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まぁ、表示内容的には予定通り…でした(笑)。

ただ、ひとつだけ、気になる点があるんですよね。

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こちらは、大和駅接続の研究として、以前にも掲載した乗車券。

南林間(小田急線 上り方向)←[大和]→(同 下り方向)高座渋谷

となっているのに対して、今回の湘南台接続では、

善行(小田急線 下り方向)←[湘南台]→(同 上り方向)高座渋谷

と、下り/上り方向の左右が逆転しているんですよね。
「着駅が高座渋谷だから、右側」というのも、(ないとは言いきれませんが)ちょっと違う気もしますし…。

ここら辺は、他社線の乗継割引乗車券などでも、検証してみると、何か見出せるかもしれませんね。

そんなわけで、この乗継割引乗車券の区間表示に関する研究の私なりの結論。

乗り継ぎ先の同一運賃で乗車できる区間全てが乗継割引適用となる場合は、「金額表示式」。その他の場合は、「駅名表示式」。

【お知らせ】
明日3/25(月)はお休みを頂きます。
以前のブログの時で何度か記事を書いたのですが、PASMO加盟社(一部)の全駅下車にチャレンジ中なのです。
そんな明日は、早朝出発・深夜帰宅で、行先は…

またの機会に(笑)。

先日、ゆめが丘駅で記念入場券を購入した際に、“ついで”の仕事(?)をしてきました。
同駅から小田急線への乗継割引乗車券と、長後駅へ立ち寄って相鉄線への乗継割引乗車券を購入してきました。

以前の記事で、乗継割引乗車券の区間表示に関する研究をしましたが、小田急・相鉄の乗り継ぎ駅のうち、湘南台だけが取り上げられずにいました。

▽参考:小田急線・相鉄線相互の乗継割引乗車券
 【大和接続】小田急→相鉄相鉄→小田急
 【海老名接続】小田急→相鉄相鉄→小田急

4回にわたる研究から、下記のような仮説を導き出しました。

(1) 乗り継ぎ先の同一運賃で乗車できる区間全てが、乗継割引適用となる場合は、「金額表示式」
(2) 乗り継ぎ先の同一運賃で乗車できる区間内に、乗継割引適用範囲外が含まれる場合は、「駅名表示式」

今回(今日・明日の記事)の研究で、上記の仮説に合った表示があれば、結論として位置付けられるかと思います。

では早速、今回は小田急線長後駅発→湘南台接続→相鉄線ゆきの研究。
まず先に、湘南台接続の乗継割引範囲と運賃表です。

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前述の仮説の通りであれば、

 長後から 湘南台→相鉄線180円区間
 長後から 湘南台→相鉄線210円区間

となるはずです。
結果は…

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見事に、ドンピシャでした\(^o^)/

それにしても、昨日も言いましたが、いずみ野線…高い(^^;
明日は、ゆめが丘発小田急線ゆきの画像です。

先日10日、相鉄いずみ野線の湘南台駅(神奈川県藤沢市)・ゆめが丘駅(神奈川県横浜市泉区)が、開業20周年を迎えました。
これを記念して、同日から両駅では、記念入場券が発売されました。

1,000部のみの発行で、湘南台駅では700部、ゆめが丘駅では300部の発売。

自転車でゆめが丘駅まで50分かけて、買いに行きました(笑)。

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表紙のデザインは、ゆめが丘駅の構造をモチーフにし、開業当時に活躍していた6000系車両と、9000系車両をデビュー当時の塗装で描いています。

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裏表紙は、ゆめが丘駅のホームの写真。
湘南台よりの端近くから、夕焼けに浮かぶ富士山のシルエット。

券番号は753番ですので、ゆめが丘駅発売分としては53番目。
うん、そんなに急ぐことはなかったようで。

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台紙の内側は、上段にゆめが丘駅のホームに止まる7000系車両、中段に両駅の開業記念イベントの様子などが配置され、下段背景を両駅付近の空撮写真とし、そこへD型硬券の入場券を4枚セット。

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入場券を外し、空撮写真を観察してみると、写真上の両駅の位置に、両駅の入場券がそれぞれセットされていることが分かります。

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入場券デザインのアップ。

4枚とも記念名称は入りますが、券種としては普通入場券。
日付はダッチングマシン風文字の印刷です。

湘南台駅分のデザインは、上が同駅での開業式典の様子、下段は…二俣川駅での行き違う様子ですね。
ゆめが丘駅分のほうは、工事中・開業直後の様子のようです。

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裏面は駅名・開業日といった記念要素の他に、利用上の注意事項が記載されています。

いずみ野線も湘南台へ延伸して20年。
先日、相鉄からも公表されたように、いずみ野線の加算運賃の回収は、思うように進んでいないようです。
当分の間は、割高感のあるままの路線であり続けるでしょうね。

以前のブログでも紹介していますが、相模線厚木駅の乗車券です。

▽参考:JR東日本・小田急電鉄 厚木駅 乗車券・入場券(平成29年8月現在)

上記の記事に記載の通り、厚木駅はJR部分を含めて、小田急の管理となっています。
そのため、券売機は小田急仕様のもののみが設置され、タッチパネルの中からJR線を選んで購入します。

近年、JRも近距離券・マルス券を含め、発売日の西暦表示が進みました。
平成29年夏に和暦表示だった(JR)厚木駅の乗車券も、西暦表示に変わっていました。

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「えっ?」と思った方、鋭い! 何とまぁ、西暦が下2桁の省略表示になっているのです。

「平成19年」時点では、厚木駅にもJRの券売機があったはずなので、それと間違えることはないでしょう。
しかし、「新元号19年」(約18年後)だと、この表示が継続する可能性もあります。
(もっとも、その頃まで「140円区間」が残るかは不明ですが…)

もちろん、磁気情報が入っていますから、誤使用の可能性はないでしょう。
しかし、収集する側から見ると、「購入日」の記録としては、難があるように思えてしまいました。

せっかくなので、入場券も買っておけばよかったなぁ…。

福島交通で飯坂温泉駅を往復したあとは、郡山乗り換えでこの旅のゴール・三春駅へ向かいました。

この記事でも書いた理由もあって、磐越東線は郡山16:50発の小野新町ゆきに乗ることにしました。
「奈良(なら)」から「三春(みはる)」…に合わせたかどうかは別として、「738D」という列車番号です。

三春着は17:03ごろ。
折り返しに1時間20分用意していましたが、雪がかなり降ってきてしまったため、予定していた駅周辺の散策は取りやめに…。
(738Dは三春で行き違いがあるので、駅での目的を達するため、すぐに乗り換えできないのです)

三春18:26発、郡山18:39着。
この次の東北本線上り列車は矢吹ゆきで、その先に行く列車(新白河ゆき→黒磯ゆき接続)は1時間以上ありません。
その乗り継ぎを使うと、大宮23:11着、赤羽23:28着、上野23:38着となり、自宅最寄り駅への終電がなくなります。

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そんなわけで、新幹線〔やまびこ218号〕(郡山18:59発)へ乗車。
三春からは18きっぷを使っていたので、郡山の乗換口窓口で18きっぷを提示し、乗車券・特急券を買い求めます。

特急券の券種は「新幹線特定特急券」。
濃い青帯の部分にも記述がありますが、これは自由席用の特急券です。

では、なぜ「新幹線自由席特急券」ではないのか?

通常の自由席特急券の料金は、基準となる通常期指定席特急料金から、指定料金(原則として520円)を差し引きます。
この特定特急券は、時刻表の運賃・料金表のページでは、斜体や網掛けで表記されている、新幹線1~2駅間利用のために設けられた、割安な特急料金になっています。

E2系車両での12分弱の小旅行、快適…を味わう暇もなく終わりました(笑)。

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