きっぷうりば。~3代目の新駅舎より~

旅行などで使ったきっぷ類にとどまらず、観光地の入場券、野球の観戦チケットなど、「きっぷ」全般について、やりたいように(笑)書き連ねていきます。

今回は、JR東日本の「特急券(座席未指定)」です。
5年前の春、〔成田エクスプレス〕に乗車した時に購入しました。

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券種名には、タイトルの通りに「特急券(座席未指定)」と表記。
JTB時刻表(のみならず一般的な案内)では、「座席未指定券」という表現も使われます。

この特急券は…

1. 一部の全席指定制の特急列車(〔ひたち〕〔スワローあかぎ〕など)に対して発売
2. 特急料金は「指定席利用時」と同額
3. 日付・区間(・列車系統)のみを指定して発売
4. 事前に座席指定が可能
5. 座席指定を受けなくても、空席・立席での利用が可能

という性質をもったものです。
一般的には、日付と区間は決まっているものの、時間が事前に決まらない場合など、「とりあえず買っておく」ことが多そうです。
(例えば、出張先での打ち合わせ所要時間が見込めず、直前まで列車を決められない場合とか)

この時、私が〔成田エクスプレス〕に乗ったのには、大きな理由がありまして…。
本当は、乗る予定がなかったのですが…。

飛行機に間に合わない(笑)!

当時、田園都市線ユーザーだった私は、成田からの国内LCCの出発時刻に合わせて出発。
押上駅で乗り換え時間11分ほど、京成線「アクセス特急」へ乗り換える計画でした。

ところが、都心に迫るにつれ、どんどん遅れて…。
永田町を過ぎた時点で10分遅れ。

いくらなんでも、押上駅での1分乗り換えは無理があります。
乗換案内アプリと戦ってみたら、

九段下(東西線へ3分乗り換え)→大手町(JR東京駅との間で6分乗り換え)→東京から成田エクスプレス
(注:半蔵門線も大手町を通りますが、JR東京駅との「近さ」で2回乗り換えを選択した次第)

というルートが見えたので、それに賭けることに。
大手町駅では、ドアが開いた瞬間に「ヨーイ、ドン!」でダッシュ!

東京駅の指定席券売機まで、3分半で着きましたが、今度は「指定席特急券」が買えません!
詳細な時間は分からないのですが、乗車列車の発車間際だと、指定席券売機で扱えなくなるんですね。

というわけで、この年のダイヤ改正から発売を開始した「座席未指定券」のことをふと思い出し、購入・利用という流れでした。

乗車したのは、まさに発車ベルが鳴り終わる間際、出発する15秒ほど前のこと。
助かったけど…、疲れた(笑)。

まぁ、車内はガラガラだったので、快適な50分あまりでした(^^)

ちなみにこの時以来、N'EXには乗っていません。
LCC乗るのに、N'EXやスカイライナー乗ったら、ちょっと勿体ないですからね(^^;

近鉄の有人駅では、硬券入場券が発売されています。

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手元には何故か、降りたことも立ち寄ったこともない、名古屋線・富吉駅のものがありました。
…謎すぎる(笑)。

近鉄の硬券入場券は、全面クリーム色の券ではなく、名鉄などと同様、表面が白になっています。
また、大手私鉄にしては珍しく(?)、有効時間制限がある関係で、発売時刻の記入欄があるのも特徴です。
小児断線が他社の半分弱の長さしかないのも、この券の特徴かもしれません。

入場券のフォーマットとしては、ちょっと珍しい点があります。
他社では、券種名(入場券・普通入場券)を最上段に記すところが多いですが、近鉄は駅名に続けて、しかも下線付きで印刷しています。
おそらく、券売機の入場券フォーマットを、硬券に合うように流用したのではないかと思われます。

購入時の入場料金は、大人150円でしたが、昨年の消費税率改定により、160円に変更されています。
なお、桑名・伊勢市などのJRとの共同使用駅では、JRの入場料金に合わせて、大人150円となっています。
(※JRの「大阪電車特定区間」内にある柏原駅(JR関西本線・近鉄道明寺線)は、大人130円)

日付の印字ですが、購入当時は事務用のゴム印を用いて、和暦で表示させていました。
ただし、最近の画像を検索してみると、4桁西暦の事務用ゴム印に変更されている模様です。

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裏面はクリーム色で、両サイドに券番号、中央にロット番号・発行駅名を印刷。
自動改札使用不可の旨は、最下段に赤字で印刷されていました。

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近鉄の駅には、わりとちょこちょこと訪れているので、コレクションを一堂に披露すると大変なことになります(笑)。
とりあえず、最近のコレクションの中から…

上段/伊勢中川駅・近鉄八田駅
下段/河堀口(こぼれぐち)駅・伏屋駅

いずれも、日付の印字は和暦の明朝系フォントを使った事務用日付印です。
昨日の乗車券のページでも触れましたが、「近鉄」や旧国名を冠した駅では、自動券売機の券と同様に、小さい縦書きの文字を用いています。

なお、近鉄の入場券は券売機券・硬券の他にも、出札端末設置駅では、端末発行の入場券が購入できます。
この券も多くの駅で買った経験があるので、そのうち紹介していこうと思います。

前2回の時とは、同じ年の別の日に利用した乗車券です。

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近鉄の券売機で発売される、自社線内完結の乗車券です。
乗車区間は大阪難波から鶴橋までの210円区間ですが、同区間は当時の市営地下鉄(現:Osaka Metro)のほうが運賃が割安です。

乗車券の券紙は、前々回の「沿線招待乗車券」と同じものです。
印刷方向が異なるので、ちょっと違う雰囲気がありますね。
特急券の青緑の券紙とは、デザイン自体は同じですが、用紙を使う方向が異なっています。

大阪難波駅の駅名は、「大阪」を小さめの縦書きにしています。
「近鉄」や旧国名などを冠する駅(例:近鉄富田・河内永和・大和西大寺など)は、おそらくこれに準じた表記方でしょう。

関東の私鉄の場合でも、「路線名」を券面に示す会社も多いです。
その多くは「→」に相当するマークの近くですが、近鉄では金額の真上、しかも右端寄りに現れました。

そして、最大の特徴と言えそうなのが、「円区間」の表記方。
円/区間の2行に分ける意味、とても謎です。。。

余談ですが、関西圏の私鉄では、駅名がない「無効印」が多く使われています。
その姿は様々ですが、個人的には駅名が入った方が、後々記念になるなぁ、、、と。

前回に引き続き、平成27年(2015年)11月に利用した、近鉄のネタです。
名阪間を「沿線招待乗車券」で移動した際、伊勢中川~大阪上本町では特急列車を利用しました。

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券紙は乗車券用のものとは異なり、JRと同じような青緑系統の色のものを使っています。
真ん中に濃い色の線(模様)があるのも、JRと似ている印象です。

他社の特急券などでは、乗車区間に一番大きな文字を当てることが多いですが、近鉄は違いました。
乗車月日・乗車駅発時刻・車両番号・座席番号が全て同じ大きめの文字で、乗車区間の文字はそれより少し小さめです。
これはおそらく、乗車区間にローマ字を併記しているために、印字スペースを取られているように感じました。

そして、近鉄の特急列車には、「列車名・号数」が設定されていないため、当然、その項目は券面にありません。
〔ひのとり〕〔青の交響曲〕など、特別な愛称がある車両で運行する列車には、席番号の横に当該車両を示すマークが印字されます。
(※この券は約4年半前のものですが、現在は車両番号の前に、小さい文字で「列車番号」が印字されるようです)

左下隅にある発行情報は、2桁西暦…はよくあることとしても、何故か発行時分に加えて、「秒」まで印字されます。
こうしたケースは、さすがに他社では見ないのではないでしょうか。

さて、今回の特急の乗車区間を伊勢中川からにしたのは、ちゃんとした理由があります。
勿論、近鉄名古屋14:30発の名阪特急にも間に合いましたし、14:50発の鳥羽ゆき特急からこの特急へ乗り継ぐこともできましたが…。

節約です(笑)。
大阪での目的を果たすためには、そんなに急がなくても、間に合えばいいかな、と(^^;

さて…。
やや久しぶりに、最近のネタが切れました(笑)。

ということで、ネタのストックはたくさんあるので、これからしばらくは何年か前のネタを出していきます。

まずは、平成27年(2015年)11月に使った、近鉄の「沿線招待乗車券」です。

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発行社は、鉄道事業を行う「近畿日本鉄道」ではなく、グループの持ち株会社である「近鉄グループホールディングス」。
平成27年3月に「近畿日本鉄道」から商号変更をしているので、この社名表記で初の「沿線招待乗車券」かと思われます。

「沿線招待乗車券」というと、ちょっと聞きなれない名前ですが、一般的な「株主優待乗車証(券)」と同等の効力があります。
近鉄全線、片道1回に限り、乗車することが出来ます。

近鉄グループHDのWebサイトにある「株主優待のご案内」を見ると、「ん?」と思うところがあります。

「沿線招待乗車券」は、100株以上(2020/5/13時点で、100株あたり523,000円)保有する株主に対して、一律4枚ずつ発行されます。
これに対して「株主優待乗車券」は、1,000株以上5,100株未満を保有する株主に対して、段階的に4~16枚が発行されます。

こうしてみてみると、発行基準だけで名称を使い分けている印象で、事実上の“同じもの”と言えそうです。

券面を見てみると、有効期間がいちばん目立つように印字されています。
また、券紙の地紋は近鉄の社紋で、券売機・窓口で発行される乗車券と、同じ券紙を使っているようです。

「沿線招待乗車券」は磁気券ですので、自動改札機が利用できます。
自動改札機投入時には、入鋏を印す穴だけが開き、乗車駅名・利用日の印字はなされません。

ちなみに、この時に乗車したのは、近鉄名古屋から大阪難波まで。
当時の同区間の運賃(消費税8%)は2,360円でしたが、名古屋駅周辺の金券ショップで、「沿線招待乗車券」を1,500円程度で入手しました。

途中の伊勢中川~大阪上本町は、特急列車も使ったりしましたので、特急券などは追って紹介していきます。

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